拝啓、世界の路上から

ギター片手に世界を旅するミュージシャン&映画監督のブログ(現在の訪問国:104ヶ国)

パエリア(スペイン)

2008-01-02 | 世界の食
個人的にスペインの食と言えばパエリア。
バレンシアが本場らしいのですが、スペインに行くと必ずパエリアを食べています。
生ハムとか他にも美味しいものが沢山あるのですが、日本人はやっぱり米だと思います。(笑)

カサミラ(バルセロナ/スペイン)

2008-01-02 | 旅フォト(スペイン・マルタ)
ガウディの代表建築の1つ、カサミラです。
晩御飯を近くのお店に食べに行った時、ついでに撮った写真です。
ガウディも今でこそ天才建築家ですが、当時は変人扱いされてそうで。
「変」というのは「人と違う」ということで、違うということは「とても素晴らしいこと」だと個人的に思っているのですが。

塔の中(サクラダファミリア大聖堂・バルセロナ/スペイン)

2008-01-02 | 旅フォト(スペイン・マルタ)
サクラダファミリアの塔の中です。
現在、行きはエレベータで登り、帰りはこのように鉄塔の中をぐるぐると回って降りてきます。
もし22世紀にこの世界遺産が完成した時は、ひょっとしたら重力維持装置等のハイテクを使った、まったく違う仕組みになっているかもしれません。

進化し続ける世界遺産(2006年夏サクラダファミリア大聖堂・バルセロナ/スペイン)

2008-01-02 | 旅人のひとりごと
今日は大好きな世界遺産のうちの1つ、スペインバルセロナのサクラダファミリア大聖堂の写真をアップします。
昨日のブログでの「なぜ人が生まれ、生きるのか?」というコメントの中、「人1人の人生の限りある時間では足りないからこそ、その次の人、さらにその次の人の人生という形で、経験や知識、技術や芸術、思いや心といったものをつなぎ、深めていくのだ」というフレーズを綴りましたが、この大聖堂はアントニオ・ガウディ死後も彼の弟子達にその意志が引き継がれ、建築開始から100年以上経った現在もまだ建築途中の段階という、進化し続ける世界遺産です。
ちなみに現在の現場監督は日本人建築家の方だそうで、なんだか同じ日本人として誇らしく感じます。
そしてこの世界遺産はやっぱりまだまだ当分完成しないのだそうです。
世界を旅していると、このように数世紀にわたり、多くの人の手によってバトンをつなぐようにして完成した文化遺産が沢山あります。
写真は2006年夏に仕事でスペインを訪れた際、休日を利用して訪れた際の写真です。
2000年夏に初めてこの世界遺産を訪れ2度目の訪問だったのですが、かなりのペースで建築が進んでいたような気がします。
自分も歌うたいとして、1人の人間として、先人から受け継いだバトンを、たかが100年にも満たない短い生涯の中で、なんらかの形で次の世代につなげる役割を担えたらと強く思います。

今年の抱負?

2008-01-02 | その他
2006年春から欧州で生活していますが、文化の違いのせいなのか、人間ができていない自分がいけないのか、「どうして?」とマジギレすることも少なくありません。

そこで今年の抱負。
「怒らない」

タカ&トシのギャグに、「欧米かっ!」っていうのがありますが、きっと自分ならこんな感じだと思います。

・とある電化製品屋での出来事。
自分>すいません。昨日ここで買ったドライヤーが初期不良で壊れてて動かないんですけど。
店員A>英語のできる店員を呼んできます
。。。15分待っても店員こず。しかたなく他の店員に同じことを聞いてみる
店員B>それなら○×売り場の店員に聞いてみて
。。。○×売り場に行って店員に聞いてみると
店員C>それなら△■の窓口だなあ
。。。さらに△■の窓口へ行って聞いてみると
店員D>それなら○×売り場だよ。○×売り場へ行ってみて
自分>さっき○×売り場でここって言われたんですけど!せっかくドライヤー買ったのに、シャワーの後、髪が乾かせずに困るんですけど。(たらい回しされ、ちょっと怒りモードに)
店員D>いやこれは○×売り場だよ。Eっていう店員ならわかると思うよ。
再度○×売り場へ
自分>Eさんいますか?
店員B>ああ。Eさんなら休暇中だよ。
自分>さっきのドライヤーの件ですけど、△■ではここのEさんに聞いてくれと言われたんですけど
店員B>じゃあEさんの休暇明けに聞いてみて。自分じゃわからないから。
自分>Eさんはいつ来ますか?
店員B>えーっと確か2週間後の水曜日だな。

自分の心の声>「欧州かー!」
。。。電気屋までの往復1時間30分、電気屋でのやりとり1時間、成果:なし
結局ドライヤーを1度も使うことなく買い替えることに。しかもこの時は欧州に来たばかりの頃で、よく店とかもわからず選択肢が無いので同じ店で同じドライヤーを買う。(涙)


・とある家具屋で、組み立て式の家具を買い、車に入らないので配送してもらおうとした時の出来事
自分>すいませんこれを自宅に送りたいんですが
店員>もうレジが閉まっているので駄目だよ
自分>まだ閉店の5分前じゃないですか。さっきあっちのキャッシャーで会計の時聞いたらここから送れるって聞いたんですが
店員>いつもは送れるけど、今日は早めに閉めちゃったから無理だよ
自分>でもこの家具が大きすぎて車に入らないので、ここから送る必要があるんです
店員>じゃあ月曜日にまたここにきてよ
自分>これもう会計済ませてしまってるので、ここで荷物預かってもらえますか?
店員>ここじゃあ無理だよ。今日はそれ持って帰って、月曜日もう1回持ってきてよ
自分>自宅に持って帰れないから配送するんでしょうが
店員>そんなこと言われても自分は知らないよ。あ。もう閉店の時間だ。それじゃあここ閉まるからまた来てくれよ。

自分の心の声>「欧州かー!」
。。。組み立て式の家具をダンボールから出し、バラバラにして、パズルのように無理やり車に詰め込むこと1時間。車から左右後ろの窓がまったく見えない状態で何とか持って帰りました。(事故らなくてよかった)


・とある歯医者での出来事。中学生の頃治療した歯の詰め物がとれてしまい、痛くてしょうがないので歯医者を予約するも、予約がとれたのが2週間後。痛いのをずっと我慢し、治療日当日やっと仮詰めをしてもらった時の出来事

歯医者>それでは次回は歯がよごれているので歯の掃除をします
自分>今回歯形をとって次回正式な歯を入れてもらうんじゃないんですか?
歯医者>あなたの虫歯は大きいのでそんなに簡単にできません。次回の次回歯型をとって、さらにその次となります
自分>それっていつのことですが
歯医者>最短で1ヶ月以上先ですね
自分>じゃあできるだけ早く次の予約日を入れたいんですけど
歯医者>ご都合のよろしい時間はありますか?
自分>平日の昼間は仕事をしているので、できれば平日の5時以降か土曜日がいいんですけど
歯医者>じゃあ次回は3ヶ月後の○月×日△時となります。次回は歯の掃除をしますね。それでは次の方どうぞ。

自分の心の声>「欧州かー!」
。。。ちなみに後日談として、この日の仮詰めは1日でとれてしまい、緊急対応を頼み2日後再度つめてもらうも、2週間もたずこれもとれてしまい、歯が痛くてたまらず悶絶を打つ状態となり、痛み止めを飲むも効かず、欧州がクリスマス祝日中だった為、緊急当番の歯医者で対応してもらい今日に至る。
その緊急歯科で状況を説明し継続治療を頼んだが、縄張りがあるのか、ここでは治療ができないから、前回行ったどうしょうもない歯医者に再度行きなさいと繰り返されるだけ。
ちゃんと治療したいので英語が通じる歯医者を探すも、年末年始休暇中でどこもお休みなので、今だ見通しがたっていない状況。
「欧州かーーーーーーーーーーー!!!!!」
。。。欧州でよい歯医者をご存知でしたら紹介してください。

※注:これはフィクションではありません。

2008年の抱負。
「怒らない」
。。。できるかあなあ。頑張れオレ。

※写真はケルンの大聖堂(2006年春・ドイツ)