2003年9月16日 ラサ近郊(天葬・温泉・ガンデン寺/チベット)
チャーターしたランドクルーザー(5人でシェア)で夜明け前に天葬へ。
標高4000メートル超の場所から、さらに山道を30分以上歩いて山の頂付近で天葬を見学。
亡くなった人の体をのこぎりやナタで切断し、ハンマーで粉々に砕いて、ハゲワシに餌としてやる。100匹近い巨大なハゲワシが先を争って肉をむさぼり食う。
このあまりにも異様な光景と、まだ高地に順応していないにもかかわらず、山登りで激しい運動をしたせいか高山病にかかってしまったみたいで気分がわるくなり、草むらで吐いてしまう。かなりキツイ。
一緒に天葬に行った日本人のお姉さんから車のよい止めの薬をもらう。
彼女はラサに来る前にヒマラヤでトレッキングをした際、やはり高山病にかかったらしく、この薬がかなり効いたとか。
飲んでしばらく休んでいると少し楽になった。
高山病によい止めが効くとは知らなかった。
天葬が終わって皆帰ろうとしたが、一緒に行ったメンバーの1人に香港人の青年がおり、カメラ持ち込み禁止にも関わらず、彼が写真をとったということで、ジモピー達ともめている。彼は撮ったデジカメの写真を消去したと言っているようだが、ジモピー達はデジカメを知らないらしく、フィルムを出せ、出せないならカメラごとよこせと言って怒っているらしい。
チベット人ドライバーが間に入って仲介するが、結局収まったのはこれから1時間以上後の話。他の日本人は待ちくたびれてクタクタになっていた。
午後は同じメンバーで温泉へ、そして夕方はガンデン寺(タクツェ)へ行く。
夕食は宿近くの中華料理屋で、この日の天葬日本人メンバーで食事をシェアする。安くてウマイ。特にクウシン菜が絶品。
※写真はチベットの温泉村