拝啓、世界の路上から

ギター片手に世界を旅するミュージシャン&映画監督のブログ(現在の訪問国:104ヶ国)

セッション1/シンジのパート「ドイツで初めて買ったもの、それは"電動ドリル"」

2012-01-03 | ニッポンジン!


拝啓、カズさん。シンジです。

ドイツでの家が決まりました。


こっちに来てから約1ヶ月、BAD HOTELという名前のホテル暮らし(英語だと悪いホテルですが、ドイツ語ではバド・ホテルと発音し、湖畔ホテルという意味みたいです。笑)でしたが、これでようやく日本の家族を呼べます。


最初はインターネットの賃貸サイトで物件を探してみたのですが、南ドイツの地方都市なのでドイツ語の情報しかなく、自分の会社に相談したところ、デュッセルドルフやフランクフルトと違って南ドイツの事はわからないから、常駐先のお客さんに聞いてみての一言。

でも前に話した通り、前任者が問題をおこしてクビになったばかりで、日本人のお客さんにはちょっと言い出せない雰囲気があって、同僚の東ドイツ出身のゲッツェに聞いたら、地元のローカル新聞にはイモビリゲン・コーナー(住宅物件情報)が載っていると言われ、新聞に載っている不動産屋に片っ端から電話をかけ、なんとか英語の通じる不動産屋を見つけて、お値打ちの物件を見つけることができました。


こっちは東京よりもずっと安い家賃で、広さが倍以上(3LDKで100㎡位)あってめちゃくちゃ広いんですけが、田舎で山ばかりなので、常駐先のお客さんオフィス(製造業なのでこちらも最寄駅から徒歩30分位離れています)まで山1つ超えて、通勤が徒歩1時間もかかるんです。

路線バスがあるにはあるんですが、1日2本しかないので、使い物にならず。<ガックリ


東京でも東横線で通勤片道1時間半の生活でしたが、電車と徒歩はかなり違う、、、。

いずれにせよどこへ行くにも必要なので、次は車を買わないと。


さてドイツに来て初めて大きな買い物をしました。

それは照明器具とドライバーセット、そして「電動ドリル」です。


こっちでは照明器具が賃貸物件についていないだけでなく、とりつけするのに、天井にドリルで穴をあけて、むき出しの配線を自分でつなげる必要があります。

1つ間違えば感電死しそうな危険な作業ですが、こっちじゃ当たり前で、皆1家に1台電動ドリルがあるのだとか。

本来ならキッチンの流し台やら水道の蛇口もついていないことがフツーらしく、旧ユーゴスラビア出身の不動産屋には台所がついているだけありがたいと思え位のことを言われました。


まずは生活を落ち着けることが第一ですが、なかなか道のりは険しそうです。(汗)


P.S.
電動ドリルの写真をアップします。日本では1度も触ったことが無かったのですが、この先また使うことあるんだろうか。(涙)


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