拝啓、カズさん。シンジです。
バクーの話、かっくいーですね。
さすが持ってる男は違う。(僕もあやかりたいです)
さて夏のバケーションシーズンが終わり、ドイツではオクトーバ・フェストなどビール祭りや、感謝祭の時期になりました。
転職したばかりの僕はまだ有給がつかえない為、あまり関係がありませんが、ドイツでは夏のバケーション期間中は、ワラーブといって最低2週間、長い人で1ヶ月、有給を使って南の島等へ出かけるのだそうです。
(ドイツでは祝日が年間1桁台と少ないものの、有給が年間28日もあるので、夏に連続で1ヶ月位休む人もいるとか)
その影響で、7~8月はオフィスも人が半分位しかおらず、仕事も全然回らないみたいですが、ITエンジニアの僕にとってはむしろサポート対応が減るので、ドイツの生活に慣れるという意味ではちょうどよかったのかもしれません。
ただ9月に入って休暇明けの時期になっても、シックリーブ(病欠)でまだ会社に出てこないドイツ人もいるみたいですけど。
あ、ドイツは日本みたいに病欠時にも有給をつかったりせず、最長6ヶ月間100%給料をもらいながら病欠できる制度みたいです。
もっとも連続4日以上の病欠は、医師の病欠証明書がいるようですが、バケーション中の日焼けが酷くてという理由で、病欠証明書を出す医師もいるという話を聞きました。
(だから単身者が給料の半分位を税金でとられ、消費税も19%(日用必需品除く)とバカ高くなるのだと思いますが。)
ビールと言えば、先日仕事で打ち合わせを兼ねてビジネスランチをした際に、ドイツ人達は皆仕事中なのにビールを飲んでいました。
自分も薦められましたが、お酒は弱いからとアップル・ショーレ(りんご炭酸水)にしたのですが、日本人だったら仕事中にアルコールなんて信じられませんよね。
(カズさんならアリなのかな???)
しかもフランスやイタリア、スペインでは、仕事をしている平日のランチにワインまで飲む人がいるのだとか。
僕がお昼に酒を飲んだら、午後仕事できなくなっちゃいます。
東ドイツ出身の同僚のゲッツェに、「昼間からビール飲んで酔っ払ったりしないの?」と聞いてみると、「ビール1杯位は平気だよ。だってドイツでは、ビール1杯なら飲酒運転にはならないから」って言うんです。(本当かどうかは知りませんが。汗)
でもドイツのビールってグラス1杯の最小が500ml(ビール瓶1本)、ジョッキだと1リットルなんですよ。
しかも南ドイツではヴァイツェンといって純度の高いビールをよく飲むので、酔っ払わない訳無いと思うのですけど、、、。
昨夜はカンシュタット祭という、シュトゥットガルトのビール祭りに、同僚のゲッツェと仕事帰りに行きました。
(20代半ばでイケメン独身のゲッツェは、お客さんのドイツ人女性達に結構もてるので、ドイチェ・ガールズ達と本当は行きたかったみたいですが)
ドイツの人達は基本的に残業はせず、日本人みたいな"同僚や上司とのお付き合い"も無しに、定時でさくっと家に帰りますが、初めてのビール祭りなので心配して付いて来てくれたみたいです。
(僕達日本人は普段、ドイツでもちゃんと残業していますけどね。なおドイツの人達は夕方や夜の残業は嫌がりますが、朝早いのは全然OKみたいで、システムメンテナンスで夜7時まで残業と言うと顔をしかめるのに、朝6時30分に出社というのは、何事もなかったかのようにOK!って言ってくれます)
ビール祭りでは、ご当地ビールのヴァイツェンの1リットルジョッキに初めて挑戦してみたのですが、おかげでちょっと二日酔いです。
一杯だけならドイツでは飲酒運転じゃないって、絶対ありえないと思うのは僕だけでしょうか、、、?
P.S.
今日は家に帰ってきて迎え酒?で飲んでいる、ヴァイツェンビール500mlの写真をアップします。
ドイツではこの瓶ビール1本と同じ量が入るグラスが、お店で飲む最小サイズです。(汗)
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