[SF] 赤い星

『赤い星』 高野史緒　〈ハヤカワSFシリーズ　Jコレクション〉



なんじゃ、こりゃ。
とてつもなくへんてこりんな小説。

帯には「ギブスン meets ブルガーコフ」とあるが、それでは説明しきれない。
オタク文化、江戸吉原、ウルトラクイズ、マトリックス、ロシア革命にロシアバレエ……。
パクリとか何とかじゃなくて、これはまさしく、パンク！

着物着て長屋に住んで、携帯端末持ってコンビニへ行くし、火消しの追っ掛けはゴスロリで、仕事はパソコンサポートで、趣味はシベリヤ横断ウルトラクイズとか、もう、わけがわかりません。

タイトルの“赤い星”が“誰”かというのはすぐにわかるのですが、ペテルブルクを維持しなければいけない理由がイマイチ理解不能。オルガも、あのオルガとそのオルガとこのオルガはいったいどういう関係なんでしょう？

なんだか最後まで読んでも良くわからん小説でしたが、読んでる間は爆笑もんでした。
合言葉は、「ペテルブルクへ行きたいかー！？」
あと、月の兎萌えですよ。幸せになってね(泣)

著者の個人的理由により執筆された小説らしく、破天荒で意味不明ですが、ニール・スティーヴンスンの『スノウ・クラッシュ』に匹敵するミスマッチ・パンク。

札幌 2-3 千葉

崖っぷち対決。
とはいうものの、どちらも崖の下状態ですが。

開始早々に守備の要、箕輪が退場、PK献上。

これでもう終わりかと思いきや、救世主現る。
これまでサポータに嫌われまくったマーカスが、なんとサイドバックで大健闘。
一方、監督に嫌われまくった上里もサイド起用で絶好調。
今期、もはや出番無しと思われた二人の活躍でロスタイム直前までは2-2。

10人になったから必死にやるってどうなのよ。最初っから死ぬ気でやれよお前ら。

しかし、最後の最後にダヴィがハンドでイエローカード。前半にシミュレーションでもイエローカードを貰っていたダヴィがこれで退場。9人になったコンサドーレは残り1分を守りきれずに失点。本当に終戦。

……以上、2ch実況スレからの情報でした。

さて、主審の東城穣。
おまえ、ホームタウンデシジョンって知ってるか？
ホームチームのエースがシミュレーションとハンドでイエローカードだって、いったいどこの中東アウェイだ。
おまえ、全試合でハンドした選手全員にイエローカード出してるんだろうな。
本当に金貰ってるんじゃないのか。
今日の試合のビデオ見ながら、どこがイエローカードに値するプレイなのか、ゆっくり話を聞こうじゃないか。

Jリーグの審判レベルが低すぎるとか、今にいわれた話ではないし、家本処分とかは記憶に新しい。
（もう復活してるけどな！）
他にも、試合前の審判団紹介でサポーターから悲鳴と失笑が上がるほどの悪名高い審判員は少なくない。

主審への批判は審判団の権威を失墜させるとしてJリーグは認めていないが、J's Goalなどのファンサイトでも、選手評価のほかに審判評価も導入して欲しい。それが結果として審判団のスキルアップにつながることは間違いない。

暖かい声援だけじゃ成長しないのは選手も審判も一緒でしょ。

……いや、今日の試合は見てないので一般論なんだけどね（ワラ）