アトリエ夏休みこども特別教室の第三弾は『キャンバス地にアクリル絵具で描こう!』です。 普段、水彩やアクリル絵具を使って画用紙に描くことはあっても、なかなかキャンバスまでは使いません。そこでこの夏休みに挑戦してみることにしました。 はじめての画材に前半は水の量がうまく調節できず、やや流れ気味になってしまう生徒さんが多かったですが、後半はイーゼルにも慣れ、絵具をしっかり定着できるようになりました。 限られた時間の中で仕上げ、さらに簡単な額装までしたので、後半ちょっと急いでしまいましたが、なんとか完成、その作品の一部を紹介します。
夜空を飛ぶ“ノコギリクワガタ”を描いてくれたのは、K・Kくん、自分で育てている“ノコギリクワガタ”と“ハナムグリ”を持ってきて、実際に観察しながら描きました。飛んでるようすは図鑑を参考に。夜空の星は歯ブラシを使ったスパッタリングで表現しています。
こちら、“ヘラクレスオオカブト”を描いてくれたのはT・Yくん、地面の下には幼虫もいます。この土の部分は実際の砂を乳鉢で細かくして絵具に混ぜ、ザラザラ感をそのまま出すようにしてみました。水彩ではできない接着力の強いアクリル絵具ならではの表現です。 しかし男の子は昆虫がホント大好きですね。