今週のポイント
7月14日高値110.697円、15日安値109.713円のどちらを抜いていくか。
先週出た、ミシガン大学消費者態度指数では、予想を下回り、これを受けて、ドル円相場は下降してきている。
株式市場も同様の動き。
しかし、先々週から出てきている消費者物価や生産者物価は予想を上回る上昇となっており、インフレ傾向拡大を示してきている。
先週行われたパウエル議長の議会証言では、ほぼ、従来通りの内容となり、インフレ傾向は一過性、というスタンスを堅持している。
そのような中で、インフレ傾向については、「予想を超えて長引く可能性がある」という文言を付け加えて、議会へ証言している。
最近のFRB関係者の発言では、まだ「一過性」というスタンスの方が多い様子。
最近言われ始めていることが、米国で27週を超えて長期間の失業者数の動向。
これがなかなか改善してこない状況で、労働参加率よりもこの項目が金融緩和などに対して慎重にしているのかもしれない、という。
失業給付の加算があるため、労働者が職場復帰を行わず、手厚い失業給付を受けるだけ受けたのちに、職場復帰を考えて動いてくるのではないかといわれている。
労働参加率や失業率などの項目は、この手厚い失業給付が終了しない限り改善しないだろうといわれている。
この手厚い失業給付が終わるのは、9月のこと。9月中旬からのデータの動向が注目されます。
そして、このころが、夏相場の底となり、年末相場へ向けての起点となる可能性もありそう。
話を戻します。
今週の動きとしては、110円を少し割り込んでも回復が早い場合は、まだ上へ行こうとする期待は持てそう。
しかし、110円を割りこんでさらに下落していき、長く滞留するようになると、7月27・28日のFOMC頃までは、反発は難しいのかもしれない。
今週は米国よりもEUの方が注目されるのかもしれない。22日木曜日にECB理事会が開催される。ただ、ここでの審議内容は、すでにラガルド総裁など多くの幹部が語っているので、波乱は少ないのかもしれない。
金曜日のドル円終値で、4時間足チャートで考えると、109.95円付近で強めの下値支持帯があるように見られる。この付近での売買攻防をチェック。
反発できれば、あるいは、できなければ、ということは冒頭のとおり。
チャートパターンからは今週は上へ行きそうなんだが、、、。
追伸 19時09分です。月曜日6時の寄付き値が重要になりそう。下値も堅く、上値は重いということかもしれない。月曜日は、特にこれといった材料はなさそう。
となると、テクニカルで動いてくるかもしれない。