FXと四国遍路とワンコと菜園の物語 

一般大衆投資家が、時々四国遍路に出発、FX取引を行う様子をメモ。合せて、愛犬君の近況や、菜園などのことも掲載

FX 今週の言い訳

2021-07-03 09:56:31 | 日記

おはようございます。7月3日土曜日です。広島は曇り、梅雨時の梅雨らしき空模様ですから、何の不思議もありません。午後になると雨が降ってくるという予報になっています。これにも何の抵抗もなく、、、。ひょっとすると、当地での梅雨は、そろそろ終末期かもしれません。梅雨前線が中国地方にかかるような配置となってきていますので、この状態で、南海上の高気圧が強くなってくれば、この前線を北上させるようになります。こうなると、もう梅雨明け状態となってきます。来週の動向には関心をもっていこうと思っています。雷がいつ鳴り響くか、さらには、セミが鳴き始める日にも関心を持っているところです。小生の梅雨明け宣言は、雷が鳴り響いた日となります。これは、気圧配置が夏型となるために生じる現象故になります。

さて、今週の言い訳です。

今週は、金曜日の雇用統計待ちとなる中での取引となり、折々出てくる経済指標をこなしながら、ドル円相場は上昇していきました。ADP雇用統計では少しポジティブサプライスとなり、ISM製造業景況指数では、若干ネガティブサプライズになった面もありましたが、60を超えていたということで、反発し、徐々に値を切り上げていきました。

そして、昨夜の雇用統計が出て、非農業部門雇用者数が予想を上回ったことで瞬間は反発上昇しましたが、高値を更新できないまま、その後、反落開始。この動きで一時111.0円を割り込む動きとなり、引け値は、何とか111円台をキープしています。

チャートパターンを判別できるということは、非常な強みになることがわかりました。

昨日のブログで、1時間足での三尊パターンを指摘し、「独白」で、111.0円付近までの押しを想定し、結局そのような相場の動きになっていると思われます。

高値を付けた後、その高値を更新できない場合、そして、上ヒゲが付くローソク足を形成したときは、ダマシも考え、天井を強く疑います。

これも、買い方の買い疲れを考えれば、利益確定売りも出やすく、さらに、一旦売り方が動いて、相場の過熱感を解消する動きをしてくるようになるという、相場の見方そのものとなってきます。

雇用統計が出て、ひとまず、一区切りをつけた相場と思われます。

しかし、これからの動きを考えると、このまま下振れしてくるのか、それとも、これからは反発してきて、再度112円を目指す動きとなってくるか、というパターンを考える必要がありそうです。

下振れを考える場合には、6月30日安値110.418円を割り込んでくるかどうかをチェックしていくことになりそうです。

下振れを考える場合は、次の2パターンを考えることになるかもしれません。

一つは、このまま下げていき、110.75円付近まで行き、そして、この後、再度値を戻していき、112円手前を上限とする取引レンジを作るパターン。

もう一つは、ここから一旦、111.3円付近まで値を戻しますが、その後再度下降し始めて、110.6円付近まで押していくパターン。その後は、反発開始で、112円手前まで値を戻し、この付近を上限として取引レンジを作る。

昨夜出た雇用統計では、致命的なネガティブ材料はなかったと思われますので、時間経過とともにさらに改善される内容になってくると思われます。

来週には、ISM非製造業景況指数も出てきます。事前予想では、前回よりも少し悪いが、という内容のようですが、致命的なものではなく、60を超えて、活況さのある段階のものになると思われます。そうなると、一時的には、悪さ加減を嫌う投機筋の反応から、相場は押していくかもしれませんが、押し目ができれば買い方が買い拾う動きに出てくると思われ、相場は反発してくると思われます。

素直に反応して、反発上昇することも想定できます。

ISM非製造業景況指数が出てくるのは、7月6日火曜日です。このタイミング頃までは、相場は下振れしてきているのかもしれません。その場合は、110.88円付近まで来ているかもしれません。

来週のNYカットは、5日、6日、7日には、111.0円にあり、下方では、6日のものが109.65円にあるようです。111.0円へのこだわりはまだあるようです。

今朝6時の引け値が111.014円です。来週は少し様子を見ながら動いてくるのかもしれません。

独自の価格レベル指数では、まだ「居心地の良いレベル」となっています。ここからは、上にも下にも行けますから、要注意になります。

目先の短い時間軸でチャートを観ると、もう少し下ブレしてくるようなパターンとなっていますが、111.0円付近で値を維持できるようなら、目先的には、この付近が一旦、底となってくる可能性はありそうです。

日足で見ると、ローソク足では、木曜日の陽線を金曜日の陰線が包み込んでいます。これは売り時に出てくるパターンになります。

まずは、来週は上値の重い展開を想定していくことになりそうです。

現在のチャネルラインは、下辺が、6月30日安値と昨日安値を通過する、右肩上がりのラインとなり、上辺は、7月1日の欧州タイムで付けた高値を通過する、下辺に平行なラインとなっていると思われます。

この状況からは、相場はこれから上へ反発していくことを暗示しています。ただ、想定通り、上へ行けるかどうか、になりますけど。

夏相場のレンジが決まるとなれば、投機筋は、その範囲で、売買を仕掛けてきます。7月にもFOMCはありますが、これよりも、8月下旬のジャクソンホールでの中央銀行総裁たちの発言に注目が集まりそうです。テーパリング実施へ向けた発言が出てくるかどうか。

そして9月FOMCを迎えて、いよいよ動き出す準備を始め、年末相場へと突き進むようになります。

ここで少し脈絡がなくなりますが、思い出したことを書いておきます。

やはり、失業率は改善しなかったようです。これは失業給付の追加支給分がある9月までは、職場に復帰しない労働者、特に55歳以上の者が相当数存在するようで、ひょっとすると、この年代のものは、もう、職場に復帰する意思はないのかもしれないなどという説があります。もらうものをもらっておいて、手当てが切れたら、そのままリタイアする、という高齢者も存在するようです。

労働参加率は、コロナ前の段階で、63.30%でしたが、今回出てきたものは、61.60%で、これは5月結果と同じです。改善傾向が出てきていません。この傾向では、コロナ前の段階まで行くことはできないという説があり、重みを増して来そうです。

昨夜の雇用統計結果を受けて、利回りは、1.4440%から1.4540%まで反発したようですが、その後、1.4270%まで下げ、1.4310%で引けています。

利回り動向が上昇してくるのは、やはり9月以降になってからになるのかもしれません。

労働者を募集しても集めることができていないという現実。特殊な能力を必要とし、高給取りとなる職業では、募集人員はすでに充足したといいます。

米国市場には、まだまだ多くの課題はあるようです。この影響を受ける本邦経済です。今後も楽な相場対応ではないと思われます。

夏相場はレンジ取引を勉強する良い機会です。チャートへ水平線を引き、どの時間軸で動くことが多いかも勉強できます。

しんどいと思えば、勉強にも力が入りません。「なにくそ」と思う反骨芯をもって、学んでいけば、充実した夏になると思われます。

本日は、さらに気分転換のために、外出する予定です。たまにはスィーツを食べてみるか。

本日も訪問いただきありがとうございました。良い週末をお過ごしください。合掌

 

 

 

コメント
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