おはようございます。2月10日木曜日です。広島は曇り、というか小雨が降っています。みぞれか?とも思いましたが、その形は微塵もありません。小雨です。気温がもう少し下がると、雪になると思われます。本日は関東地方も雪の注意が怠れないようです。
買い置きしていた灯油が少なくなりましたので、近くのガソリンスタンドへ出かけました。最近の原油高傾向もありますから、価格に関心を持って出かけましたが、12月末には1リットル100円だったものが110円となっていました。必要なものなので、予定通り、18リットル缶2缶分を購入しました。昨年の同時期は、1リットル当たり79円でした。31円も単価が上昇しています。政府は5円の助成金を石油会社へ払って、小売価格を下げるように指導しているようですが、ガソリンを始め、価格は高止まりしたままです。5円では焼け石に水のようなもの。次の一手は、ガソリンに課している揮発油税を減税する案が出ていますが、岸田首相ではできないだろうという感が強い。先頭に立って変革を行うような御人ではありませんから。
さて、相場です。昨夜の米国市場では、株価は3市場ともに上昇しています。取引開始頃は、利回りが下がり、これを好感して株式市場に資金が流入していたのかもしれません。その後しばらく利回りは下がり、国債入札を待つようになりましたが、それまでに、メスター・クリーブランド連銀総裁発言が出て、3月0.5%利上げは支持しない、などの発言が出て、考え次第では、弱気とも受け止められるもので、市場はそのように感じ取ったかもしれません。
このころは10年物国債の利回りも軟調に推移しています。
その後、NYタイム午後になって、国債入札が行われ、これは無事、順調に応札があり、この結果で、利回りはさらに下がる傾向となったようです。
しかし、しばらくすると、利回りが上昇し始め、同時にドル円では、ドル買戻しによる上昇が出てきています。一時、115.563円まで値を戻していましたが、大引け前に、投機筋の売買と思われる仕掛けが入り、急落し、引け値は、115.445円となっています。
このような急な押し込みは、良く出てくるパターンです。
また、7時寄付きは、115.425円でしたが、さらに下振れしてきて、今のところ日通し安値115.353円を付けた後、反発開始となってきたように思われます。
このまま反発上昇していくかどうかは少し疑問はありますが、本日は、昨日高値を更新する動きが出てくるのかもしれません。
今夜出てくるCPIは、項目別のウエイト割合の変更が行われるようで、最近の動向を踏まえたものになるようです。この結果は、CPIの上昇に寄与するといいます。予想通り前月よりも高い結果となれば、3月利上げの強い後ろ盾となってくると思われます。
そうなると、現下の利回りも上昇傾向となり、ドル買戻しがさらに進んでくると想定できそうです。
昨日は、買い方は相当我慢したと思われますので、本日は動いてくるかもしれません。その場合、9日高値115.673円を上抜いてきて、115.9円付近を目指すかもしれません。
昨日の時間調整は、まだ「中段」のものということとなり、まだ天井へ向かって上昇していくというパターンになってくると思われます。では、どのあたりが天井になるかと考えれば、波動で考えると、現在は、上昇第3波を形成中と思われ、上値としては、118.0円付近というものが意識されてくると思われます。その後、調整第4波が出てきて、相場を一時冷やしますが、その後再度反発してきて最終の上昇第5波を形成してくるようになり、上値はさらに伸びてくるというものになる可能性がありそうです。
まだ、その考え方を固めるにはリスクは大きいと思われます。刻々と変化する要素を考えながら、先行きを考えてみたいと思います。
今週は無難に推移するかもしれませんが、来週、米国市場では、18日がSQとなります。そうなると、短期の投機筋がオプションがらみで売買を仕掛けてくることも想定できるようになりますから、16日から18日頃は少し大きく上下する可能性があるかもしれません、要注意の週になると思われます。
そのような動きを見通して、来週は、その時期、114円台のNYカットが多く設定されているようです。
来週、持ち高調整を行い、3月相場へ向かうようになると思われます。
いよいよ3月利上げに向けての相場作りが始まると思われます。
本日の目先的な動きを考えると、ここまでの日通し高値は、115.592円です。9日高値は115.673円です。この間に、115.60~115.70円では、厚めの売り注文があるようですから、これをこなして上昇できるかどうか、まずはここがチェックポイントとなりそうです。
昨日の安値と高値のレンジで、どちらを抜けていくか、併せてチェックしていくことになります。
本日のシグナルは、「コスモス」は「買い」、「桜」も「買い」、「ひまわり」も「買いとなっています。
健太君の判定は、「買い」は、115.559円超、「売り」は、115.559円以下、「買い」は、115.383円以下の場合となっています。
FPVは、115.480円、R1は、115.638円、S1は、115.286円となっています。
間もなく東京タイム開始です。本日もよろしくお願します。合掌
追伸 12時23分です。本日はまだ昨日のレンジ内の動きとなっています。本日もまだ時間調整の動きのようです。
思い起こせば、本邦は明日は祝日で、休場になりますから、動けないのかもしれません。今夜は米国指標、CPIが出てきます。予想では良いとされていますので、予想を上回るような結果になれば、ドル円相場はドル買戻しがさらに進んで、この時期になってようやく動き出すのかもしれません。
CPIを先食いして動くかと思いながら相場を観ていますが、本日は株式市場が動いていますので、為替相場は動意は薄いのかもしれません。これ以上円安へ振れると、株式相場はさらに上進していきそうな雰囲気があり、自制している感もあります。となると、株式市場が閉まってから動き出すことも想定の一つにあります。15時以降の動きに要注意です。
当ブログに書いているように、相場は、これからまだ反発上昇していく「中段」の過程にあると認識しています。いずれ上へ向かって動いてくると考えています。
辛抱することが果実の収穫を実現してくれます。
追伸 16時19分です。 上値が伸びてきました。1月28日高値115.685円を上抜き、115.706円まで届いています。これでようやく、「上へ行こう」という相場参加者の総意が整ってきたと思われます。これからの目標は、1月4日高値116.352円になって来たように思われます。
ここを突きに来るのは来週早々かもしれません。その後は米国市場のSQとなりますので、オプション絡みの売買で、先物主導の相場となりやすく、NYカットの設定も、16日分は、上から115.00円、114.50円、114.40円と設定があり、17日分として、115.00円、そして、18日分として、114.60円、114.45円、113.95円というものがありますので、この時期には相場の下振れということも警戒する必要はありそうです。いずれも、115.00円から下ばかりです。これから新たな設定も出てくるかもしれません。
これを考えると、まだ一筋縄ではいかない相場ということが想定できます。
まずは今夜出てくるCPIの発表を待つようになると思われますが、先食いしてくることもあり得るかもしれません。115.80円付近にはストップロス買いと思われる設定があり、ここまでくると、116.00円狙いの動きに勢いがつくかもしれません。しかし、116.00円の手前には厚めの売り注文があるようですから、116円台乗せは少し難儀するのかもしれません。
と考えていたら、明日は本邦祝日で機関投資家の取引参加はないと思われ、警戒すべきは、「鬼の居ぬ間に」相場を動かしてくる輩がいるかもしれません。祝日の動きにはやはり要注意になりそうです。
金曜日には、ミシガン大学消費者態度指数が出てきます。これも相場が振れやすい指標です。
追伸 18時38分です。少し前に、ドル円は急伸し、115.8円台の取引になってきました。どうしたの?何があったの?、と調べてみると、日銀が指値買いオペを行うらしい。水準は0.25%で、買い入れ金額は無制限としているようです。少し前から、本邦の金利も徐々に上昇しており、これを落ち着かせるためには、指値買いオペが効果的という話はありました。手を打ってきた、という感じですかね。
追伸 22時44分です。CPI結果が出ました。予想通り良かったようで、ドル買戻しが加速してきたようです。上値は、116.161円付近まで伸びてきています。今夜中に、1月4日高値116.352円チャレンジが出てくるかもしれません。116.20円付近にある厚めの売り注文に今は抵抗を受けているようです。
本日の高値で、3MAXと20MAXが一致してきています。この後は、少し調整してくることも想定していた方が良いのかもしれません。相場の大循環では、まだ上昇傾向維持です。長い目では、買い場のままです。今夜さらに上昇してくるようだと、116.25円付近で一部決済するかもしれません。指値を入れて就寝するか。
116.352円を上抜いた場合は、決済もありという局面になります。リスクを取れれば、ロング保有継続となります。
というようなところですが、本日はここまで。本日も訪問いただきありがとうございました。おやすみなさい。合掌