おはようございます。7月1日土曜日です。広島は雨です。昨夜は、携帯電話へ何度も気象警報の連絡が入り、熟睡を妨げられました。近隣町の分まで入り、これは避難指示。必要ないで~~~~す。早速、今朝、受信不要にセッティング。
当地黄金山麓界隈では、地盤の固いところと脆いところがあって、住宅地付近は地盤の固いところ。昔から小川が流れているようなところは地盤が弱く、大雨で崩壊する恐れがあるといいます。数年前の大雨で土砂崩れがあったのは、地盤の弱いところの小川に沿った地域でした。このような地域は、すでに行政がハザードマップで作成し各戸へ配布済み。この大雨は、梅雨末期を意味するものになるかもしれないと思っています。
次に起きる雷鳴は、梅雨明けを宣言するものになると勝手に判断しています。セミの鳴き声を待っていま~~~す。
さて、今週の言い訳です。
ドル円相場は上昇し、昨日高値は、145.068円まで届いています。キリ番145.0円を意識した動きと思われます。そして、政府による「為替介入」を警戒して、これ以上は伸びず、調整の動きになっていると思われます。
しかし、これで、調整入りか、と思うと、まだそうではないと思っているところです。
来週になると、今度はISM製造業景況指数や雇用統計などが出てきます。
これからはインフレ傾向を示す指標が重視されるかもしれません。
相場としては、うろうろしながら、方向を探ると思われます。
このような動きは、7月FOMCや日銀会合を待つための方便かもしれません。
7月FOMCでは、利上げの可能性が強くあり、日銀会合では、「現状維持」と見込まれ、この先も日米では、金利差は拡大傾向という理解になっていると思われます。
これまでに出てきている植田日銀総裁の発言を観る限り、年内利上げは皆無の状況です。
一部には、7月日銀会合で何らかの政策修正が行われるのではないかという観測もありますが、あったとしても「YCCの修正」か、政策金利の上限修正程度で、一気にYCCの廃止とか、マイナス政策金利の撤廃にはならないと思われます。
政府筋が「口先介入」を繰り返すのは、この7月会合を待ち、ここで「何らかの」政策修正を行うのでは、という観測もあり、会合までの時間稼ぎということがあるかもしれない、という見立てもあるようです。
世界の投資家は、日本と欧米各国の中央銀行との政策金利の差に着目した取引を行っています。政府筋もこれは認識していると思われます。
世界の資金は、金利の高いところへと移動してきます。経済学では当たり前のこと。答えは明白。政府筋が抑え込もうとするのが無理なこと。「ドルが買われて円が売られる」傾向はまだ継続すると思われます。
来週から6月分データが出てきます。これらを踏まえて、地区連銀総裁たちが種々発言してくると思われます。「タカ派、ハト派」双方の声が出てきそうです。
金曜日引け値は、144.285円となっています。
この下で、厚めの買い注文があるのは、143.00円付近と思われます。これは6月26日月曜日の安値付近と思われます。来週の週足では、ここを割り込むことにないように配意しながら、チャートを作ってくるのかもしれません。
パウエル議長の発言を観る限り、FRBは、今年は1回から2回は利上げするものの、利下げする考えはないようです。
来週も出てくる経済指標結果を受けてドル円相場は上下すると思われますが、基調はまだ上昇トレンドと思われます。
相場参加者は、本邦政府を刺激することにないようにしながら、上値を伺うと思われます。しかし、これは、東京タイムでの本邦機関投資家はそう考えるかもしれませんが、欧米タイムでの欧米の機関投資家には通用しないと思われます。
注意する点は、今まで何度も書いてきていますが、6月30日高値を「山」として、相場は一旦下ブレしてくることも想定の一つにあります。この場合、下値としては、浅くて137円付近、深くて125円付近になると想定しています。
相場の下振れの動き方とすれば、テクニカルでは出やすい動きと思われます。特に波動の面で。
FOMCは、7月25,26日、日銀会合は7月27,28日ですから、結果が出るまでまだ4週間(20営業日)あります。
この時間を使って、多分ですが、投機筋は相場を下振れさせてくるのではないかと推察中。上へ行くことは急がないと思われます。また、夏相場になっていますので、出来高が少ない中での上下動は、あまり注目するようなところではないとも思われますが、同じようなレベルで、もみ合いながら推移するようだと、その時間の長さが注目されるようになるかもしれません。
FRBは利下げはない、日銀は利上げはないという政策の差は、今年中は継続すると思われます。これがすべての要因と思われます。
ECB主催のイベントで、植田日銀総裁は、流暢な英語で、「25年前、私が日銀審議委員の時、政策金利は0.2~0.3%。そして現在の金利は0.3%付近。これが動くのは、もう25年はかかるかもしれない。」などと冗談と思える発言をし、欧米の記者から、「うまい冗談」として笑いを誘い、好感を持たれたようです。これからも植田日銀総裁発言に関心を持っていくようです。英語で冗談を言えることは素晴らしく、植田日銀総裁の武器になると思われます。通訳が要らないことは素晴らしいことと思われます。それに比べて、財務相や某財務官は、、、。
植田日銀総裁は今、日銀官僚の従来路線での抵抗を受けているかもしれません。官僚は変化を嫌い、サボタージュや状況報告をしないなどで抵抗してきます。こんなことに能力や時間を費やしているかもしれません。
円安を好む輸出企業、円高を好む輸入企業、そして、政府の思惑の間で、三方を納得させられる落としどころを見つけようとしているかもしれません。このスタンスでは、日銀は調整役に過ぎない存在となりそうです。もっと主体的に動いてほしいものです。
6月26日安値と6月30日高値でフィボを考えると、半値押しで、144.00円付近、61.8%押しでは、143.75円付近、76.4%押しでは143.44円付近となってきます。
昨日安値をもう一度突きに来て、ここは堅いとなれば、、、相場は反発する可能性もありそうですが、、、、どう動いてくるかチェック。来週早々のチェックポイントは、金曜日安値144.20円を割るか、割らないか、かもしれません。
4時間足の20EMAが144.291円を現在通過中です。これが下値支持帯になるかどうかもチェック項目になりそうです。
雨が続くと、オリの排尿排便は庭で、ということが多くなります。雨が止んだり小雨になったら、散歩へ出かけることを計画中。愛犬君たちがストレスを溜めないようにしていくことも小生達家族の役目。
本日できること、やらなければならないことなどを、優先順位をつけて箇条書きにしています。これまであった多くのことは、昨日日中に片づけました。
雨のこの週末をどう過ごすか、少し思案中です。久しぶりに、御大師様の言葉を振り返ってみようかと思ったりしています。良い週末をお過ごしください。合掌