7月28日金曜日 広島は晴れ、今日も酷暑の日になりそう
早速相場
昨夜の米国市場は、3市場揃って下落
当初の動きはプラス圏だったが、本邦時間で昨夜未明2時過ぎころに、日経電子版情報で、「日銀が今回の会合で、政策の変更や修正は行わずに、長期金利の操作上限0.5%を超えてもそれを容認する案が浮上した」と伝え、これに市場は反応
株式市場は売り物が出て相場は下落
ドル円も連動し、一時138円台まで急落
引け値は、139.378円付近
何故、こんな時間にこの速報が出たのか?
未明に報道することを前提にして、日銀関係者が日経へ情報をリークしたのか?
これも、「噂で売って、事実で買い戻す」という動きになるのか?
昨夜21時30分以降に出た指標は、総じて良好なものだったように思え、相場は素直に反応しドル円も株式も上昇で反応していた
これでドル円は、141.320円付近まで上昇し、その後もみ合っていたが、前述の報道が出て、急落
昨夜出た指標結果を観て、日銀関係者は、ドル買い円売りが加速すると考えて、この情報をリークした可能性もありそう
今朝6時の寄付きは、139.378円付近
これから昨日安値突きに来るのか?
それとも、素直に買い戻しが始まるのか、チェック
これまでの日銀関係者の発言は、総裁と副総裁のものがある
上位の者が優先すると考えれば、日銀総裁の発言が採用されるが、市場の理解は、「現状維持」
政策の変更や修正は行わず、運用面での弾力性を容認するという流れになるのか?
これまでは、上限金利に接近すると、利回り指定で買いオペを行い、利回りの変動を抑え込むことを行っていた日銀だが、これからは、しゃくし定規にそれを行うことはしないということか?
しかし、実質的には、利上げ効果が出てくる
あれこれ考えても仕方ない
株式市場よりも為替市場を意識した、今回の決定になるのかもしれない
日銀は為替操作ができない、しかし、運用の弾力性を採用すると、為替市場への影響が大きいと考え、リークしたのかもしれない
日経が勝手に情報を流すはずはない
日銀高官が、オフレコとしてリークしたと考えられそう
何を書いてもむなしい気がする
「私待つわ、いつまでも待つわ」ではないが、「私待つわ、日銀会合結果が出るまで待つわ」となる
弾力的運用の利回り幅がどれくらいになるのかは、総裁の記者会見での質疑応答になりそう
現状上限は0.5%だが、これを0.75%程度まで容認するつもりかもしれない
そうはいっても、市場は、時に、暴走する
暴走すれば、日銀から何かコメントが出てくるだろう
本日も早朝から蝉の鳴き声の喧騒の中
本日も休養に当て、取引は行わず
取引参加される読者諸氏の奮闘を祈る 合掌
追伸 9時54分です。間もなく東京仲値公示時間
ここを通過すると、本日相場の方向性が出てくるかもしれない、そういうポイントに差し掛かってきた感あり
それは上か下か要チェック
追伸 13時12分
日銀会合結果出る
昨夜の日経電子版が伝えた内容通り
これを受けて、ドル円相場は大きく乱高下
上値は141円台まで届き、下値は、138.6円台まで振れた
その後も大きく上下しながら、売り方優勢相場になってきた様子
現在値は138.395円付近
さて、これからどう動いてくるか、冷静になって考えてみたい
このまま、136.5円付近まで行くのかもチェック対象
15時30分からの日銀総裁の記者会見に俄然興味が湧いてきたが、総裁からの説明は「詭弁」になるかもしれない、要注意
急反発は、昨夜の売りで調整終わりと考えたディーラーがドル買戻しで動き、相場は上昇
しかし、新たな展開になると考えた売り方がドル売り円買いを仕掛け、押し込んできたと考えられそう
今のところはまだ138円を割り込んではいない