おはようございます。2月6日火曜日です。広島は曇り、天気は回復傾向のようです。関東地方などは寒波が襲い、雪も降り、通行止めになっている自動車道もあるようです。5cm程度の雪なんですけど、特に首都圏は雪に弱い地域です。昨日の雪が残っている地域では、今朝はこの雪が凍り、ますます通行何位なることが想定されそうです。北国では、最近は、雪は積もったままかもしれません。冷凍庫の中で過ごしているような感じでしょうか。寒さには慣れている地域かもしれませんが、それでも、やはり雪や寒波は迷惑ものではないでしょうか。雪下野菜は糖度が増すといわれています。しかし、これを掘り出す作業は難儀なものでしょう。春よ来い、早く来い、と願っています。
さて、相場です。昨夜の米国市場では、株式市場では、3市場揃って下げています。本邦時間で5日早朝に、パウエル議長発言が出て、利下げは急がないと述べたことから、株式市場は売られる展開になっています。
昨夜出たISM非製造業景況指数が予想を上回る良い結果となり、景気は良いとされ、利回りは上昇傾向になっています。4.1690%付近で取引中。
CMEN225は、36350で取引を終えています。昨日の日経平均終値付近で取引を終えているようです。
パウエル議長をはじめとして、FRB関係者は、景気の良さよりもインフレ傾向に関心を持っているようです。インフレ低減傾向の更なる確証を望んでいるようです。
このような中で、最近言われていることに、「中立金利が2%から2.5%へ上昇してきているのではないか」ということがあります。
昨夜、カシュカリ・ミネアポリス連銀総裁が発言し、中立金利の水準が上昇したことはあり得る、と発言。
FRBはインフレ率2%へ向けて行動中とされますが、2.5%となると、残りはあともう少しということになり、その水準で、景気の良さも維持されて、経済が回り始めていくようになるかもしれません。
不思議なことに、中立金利と言っても、空気みたいなもので、多分そうだろうという代物のようです。
景気は良い、雇用も良い、インフレ傾向は高止まり傾向、個人消費も良い、賃金も上昇傾向、などとなれば、何をもって「悪い環境」というのか、、、。米国経済はまだよい状況は継続する、という判断が強いように思われます。
では、日本の経済情勢はどうかというと、こちらはまだよい傾向へ立ち上がったばかりで、更なる景気上昇は続くと考えるアナリストが多いようです。
昨夜、ドル円は、高値を更新し、148.891円まで来ています。149円台に乗せることができなかったようです。
相場の循環ということから考えると、今回の上昇では、もう十分なところまで来ているとも考えられ、下振れが始まっても不思議はないところと思われるのですが、売り材料がない、という環境では、投機筋も仕掛けることができないわけで、「景気は良い」ということから、まだドルが買われる環境にあるのかもしれません。
何をもって高いとか安いとかいうのか、今は慎重に判断せざるを得ないと思われます。
市場は、木曜日に出てくる新規失業保険申請件数などの定例データを待っているかもしれません。
これまでに出ている雇用関係データは前回を上回るものとなっていますので、その傾向が期待されているようですが、これは予断を持たずに結果を待ちたいと思います。
この結果が良くても相場は下がるということがあります。事前に織り込み、結果が出ると織り込み済みとして売り込んでくる動きをしてくるかもしれません。(噂で買って、事実で売る、という動き)
しかし、結果が良いと、景気は良いと判断されるようになりますから、押し目ができるとドル円は買い拾われるようになるとも考えられます。
どちらにしても、まだ、ドル円は高止まり傾向になるかもしれません。
結局、ドル円は、148.805円を上抜いてきたことで、149円台乗せを目指すようになってくることも想定されます。
しかし、通常の判断をすれば、本日は下振れし初めても不思議はない環境と思われます。もし、そうであれば、木曜日までは下振れ傾向になることも考えられるようになります。昨日付けた「山」から本日は二日目。
この相反する判断を本日は行うことになりそうです。「どっちへ動く? ドル円相場」。
本邦機関投資家は、昨日高値突きに行きたいでしょうね。そして皆がこの誘いに乗ってくるようになれば、149円台チャレンジを行ってくるのではないでしょうか。一般大衆投資家の動きが本日の相場を決めるかもしれません。
本日の健太君の判定は、「買い」は、148.778円超、「売り」は、148.778円以下、「買い」は、148.465円以下の場合となっています。
FPVは、148.607円、R1は、148.948円、S1は、148.322円となっています。
「G指数」では、一部項目が少し買われすぎレベルで、全体としては、まだ買われ過ぎレベルとはなっていません。
昨夜、ISM非製造業景況指数が出ても、その後の動きが少なかったことも、本日の慎重な取引を想定させます。
間もなく東京タイム開始です。本日もよろしくお願いします。合掌
追伸 9時41分です。ここまでの動きを観ると、値幅動向からは売り方優勢になっているように思われますが、「上値は重く、下値も堅い」という状況かもしれません。大崩れはなさそう。東京仲値公示タイムを通過すると、相場は動き出すかもしれません。間もなくその時間になります。
追伸 14時58分です。ここまでで日通し安値を148.377円まで押し込んだドル円ですが、その後少し反発して現在値は、148.430円付近。まだまだ少ない上下値幅です。15時以降でどう動いてくるかチェックに入ります。ここまで押してきていると、買い方が動いてきても不思議はないと思われますが、、、。
本日のオプションNYカットは、上から、149.35円、149.10円、(現在値は、148.433円付近)、147.20円の三か所です。いずれもサイズは普通です。