おはようございます。2月23日金曜日です。広島は小雨が降っています。この雨は、夕刻まで降り続くようです。本日は「天皇誕生日」ということで本邦市場は休場となります。このため、本日は取引を行わない予定です。
昨日は、株式市場が活況で、多分、先物取引がけん引したと思われますが、日経平均が史上最高値を、ザラ場、そして、終値でも形成し、歴史を刻んだと思われます。
ザラ場で、39156円、終値で、39098円となっています。これで、一息つくのか、それとも、さらに上伸して、4万円タッチを目指すのか、ということになってきたかもしれません。
小生保有株銘柄も順調に上伸しており、昨日はこちらへ少し関心を奪われていたかもしれません。FX取引が雑になった感が否めません。残念。
昨夜の米国市場では、株式市場は、3市場揃って反発上昇しています。昨日決算を発表したエヌビディアが全市場をけん引し、相場を持ち上げたようです。特に、ダウ平均は、史上初の39000ドル台を達成しています。
昨夜出た、新規失業保険申請件数が予想を下回り、市場は好感して、ドルが反発上昇。さらに、PMI速報値では、製造業は予想を上回り四方tものの、サービス業が予想を割り込む結果となり、一時膠着しましたが、中古住宅販売件数が好調な結果となり、相場はさらに反発、という流れになったようです。
利回りは、さらに上昇し、4.3400%付近で取引されています。これを、重荷と考える企業がそろそろ出てきても良いころと思われます。
しかし、このような好材料が重なった割には、ドル円の動きは、上昇傾向ながら、上値の重い展開となっており、しかし、崩れそうにはなく、昨日高値は、150.690円までとなり、上下値幅は、0.676円と少ない状態です。
市場では、「為替介入」をリスク視していますが、一部投機筋では、政府が本当に介入してくるか、相場を持ち上げたい、逆に考えれば、政府の為替介入を誘い出し、相場を押し込むタイミングとしたいと考えている投機筋も存在するようです。
投機筋の多くは介入を誘い出そうとは考えていないと思われ、介入をできるだけさせないように、じちょうぎみのとりひきをしてくるとおもわれます。
このような思いが重なると、上値は重くなり、時に売買材料が出てくると、それを契機として、動く、という流れになっていると思われます。
相場には、いくつかのルールのようなものがあり、その一つ、上げ下げ対等日数というものがあります。下げた日数がN日なら、上げる日数もN日になる、(逆のケースもあります。)というものです。この状況がドル円相場ではすでに整っていると思われます。
これは日足で確認できますが、2023年11月13日高値から2023年12月28日安値までの日数は、32日。この安値から2024年2月13日高値までの日数も32日となっています。
このような状況を考えると、相場の上値形成の動きは、すでに2月13日高値をもって終り、今は高値圏でのもみ合い状態、という理解ができるようになります。
こうなると、何かを契機として、相場は下降へと転換していくことになってきます。
このような気持ちもあって、昨日の取引は、少し浮ついた雑なものになっていたかも、と考えています。
昨夜出たデータを見る限り、相場は転換しそうにありません。まだ高値圏でうろうろする可能性が強いと思われます。
来週になると米国GDP改定値、そしてPCEが出てきます。GDPは、CPIが良かったことから、GDPも維持されると想定され、関心はPCEに集まりつつあります。
これらが出た後は、3月8日に出てくる雇用統計に関心は移ると思われます。そうこうしているうちに3月FOMCを迎えるという状況ではないかと思われます。
本日は祝日で、相場は休場となりますが、為替取引は動いています。しかし、東京タイムでは、個人投資家の取引が中心と思われ、動意づくのは難しいかもしれません。
昨夜の米国市場で株価はさらに上昇していますから、来週月曜日の寄付きはさらに上昇する可能性もありそうです。どこまで伸びる株式市場、という感じかな。
日経平均先物の夜間取引では、39450円で取引を終えています。保有株もそろそろ決済時期になったか? しかし配当落ちしても、また上昇してくることも考えられそうです。決済するタイミングも難しそう、、、。
日経平均は4万円到達で達成感が出てくるかもしれないし、39000円台は通過点かもしれません。
本日の健太君の判定は、「買い」は、150.602円超、「売り」は、150.602円以下、「買い」は、150.264円以下の場合となっています。
FPVは、150.406円、R1は、150.50円、S1は、149.958円となっています。
本日も上値は重いと思われます。
間もなく東京タイム開始です。取引参加される読者諸氏の奮闘を祈ります。合掌