おはようございます。2月25日日曜日です。広島は雨上がりの晴れ、これから天気は良くなっていくようです。昨日は法事で県北地方へ出かけましたが、農道の脇には、水仙が蕾を大きくしていました。この水仙は地域の老人会の方たちが、20年くらい前に植え込んだものとのこと。もうすぐ彼岸になりますが、このころには満開を過ぎ、田植え前の田んぼではひばりが鳴き飛ぶ姿を目にすることができるようになると思われます。
さて、今週の言い訳です。想定通り、上下する相場になったと思われます。先週金曜日の高値は、150.768円までとなっています。まだ2月13日高値150.884円を超えていません。
チャートパターンからは超えてきても不思議ではないものになっていますが、上値は重く、更新は難儀しているようです。
今回の戻りは、相場の循環というものから考えると、戻りはもう十分なものになっているとも考えられ、いつ何時、相場が流れをチェンジしてきても不思議ではない環境にあるとも考えられそうです。
しかし、これといった売り材料がない環境では、相場の流れを転換させることはできず、米国市場では、出てくる経済指標がまだ強いものが多く、これらがドル買い円売り材料になっていることも否めないと思われます。
しかし、このような状況だけでは短期の投機筋は稼げないと思われますので、何かを材料として相場を押し込んでくることも想定できます。
すなわち、「天井圏」で上下する相場がしばらく継続しそうです。
企業決算は日米ともにすでにピークを越え、これからの相場のサイクルとしては、「逆金融相場」という流れになってくるのではないかと思われます。
インフレ傾向が高止まりしている状況を考えると、金利も高い状態のままとなりますから、確かに高金利状態を嫌う投資家も多いのは事実。そうすると、株式市場やドル円為替市場では、相場としては、「天井圏」にあるとも考えられますから、投機筋としては、下振れへの調整入りのタイミングを計っているところかもしれません。
そして、資金は、株式市場から債券市場へと流れを変え、債券価格が上昇し、利回りは低下してくる、という流れに入るようになると思われます。
このようなことがそろそろ起こり始めるのではないかと推察される時期でもあります。
21日水曜日だったか、植田日銀総裁が、国会委員会で、「本邦経済は、デフレを脱却し、インフレ状態に入っていると考えられる」旨の発言をしています。このような発言を考えると、3月日銀会合が俄然注目されるようになってきます。
「ゼロ金利解除」を行う可能性もあります。これは、すでに出つつある春闘結果を踏まえる必要があります。中小企業まで裾野広く賃上げができているかがポイントになると思われます。
27日火曜日には、本邦のCPIが出てきます。注目されると思われます。
29日木曜日には米国PCE・コアが発表されます。これがこの週の最大の注目事項になると思われます。この結果がFOMCの審議に影響を与えると思われます。想定外の利上げを行うか、それとも、動かずか、それとも、利下げ検討開始へ舵を切ってくるか、、、。
3月1日金曜日には、ISM製造業景況指数が出てきます。景況感です。マインドを計ります。
相場がこれらを材料として、うろうろしていると、相場上部には上値抵抗が形成され、ますます上値が重くなり、相場転換を惹起するようになるかもしれません。
日足でチャートを眺めると、2.3月の月替わり頃に、一目均衡表で雲のねじれが確認できます。この時期が要注意時期になるかもしれません。
目先的には相場は上下しますから、この動きよりも、長めの時間軸、4時間足、日足、そして週足で判断していくことが重要になると思われます。
週足の一目均衡表では、雲のねじれは11日の週で生じています。ここで150.884円高値を付けています。転換開始のシグナルか?
小生は移動平均線を重要視している相場参加者です。その中でも、HMAを重要視しています。マルチタイムフレームや800SMAも位置も重視しています。現状相場では、HMAが上値抵抗になってくると考えています。
上ばかり向いていると、意識しないうちに相場は下振れを開始しているかもしれません。
高値、安値のどちらを更新してくるか、です。4時間足のBB2σは150.791円付近にあり、さらに、120HMAが150.796円付近にあります。この付近は、強い上値抵抗になる恐れはありそうです。
こんな時は、「休むも相場」かもしれません。無理に入る相場とも思えませんので、様子見することが多くなるかもしれません。チャートから、「売り」とか「買い」のシグナルが出てくれば、小さなサイズでエントリーすることもあるかもしれません。今はそのような時期と理解。
今週も訪問いただきありがとうございました。来週もよろしくお願いします。合掌