おはようございます。2月10日土曜日です。広島は曇り、雪を降らせるような黒い雲が空を覆っています。この週末を越えれば、4月上旬の温かさになるという天気予報になりました。寒い寒いと思っていたら、自然は時折早めの春をプレゼントしてくれます。春よ来い、から、春が来た!と言ってもよさそうな状況になるかもしれません。しかし、寒さにフォーカスすると、まだ冬なんでしょうね。日中のぽかぽか陽気にフォーカスすれば、早春でしょうか。心への響き方では、「早春」という方がウキウキさせるものがあります。
さて、今週の言い訳です。
今週は、内田日銀副総裁から、「金融政策を修正しても、金融緩和は当面継続」という発言が出て、日銀の利上げは遠のいたとの理解となり、円が売られて、ドル円は149円台の取引になってきました。
このような所へ、米国からは、「景気は良い、ここからは時間をかけて、経済を判断していく。インフレ傾向に減衰が見受けられるが、これがさらに進行してくることを、期待ではなく、確証を得たい」とするような発言ばかりが出てきました。
3月利上げはほぼなくなり、4月から6月のFOMCで最初の利下げがあるかもしれないという情勢になってきていると思われます。
2024年の利下げ回数は3回とするものもあれば、まだ、4~5回とするものまであります。
このようなことから、ドルはまだ買いとなり、この状況に円売りが重なって、ドル円は反発度を高めて上昇したと思われます。
市場では、ドル円は150円に乗るという観測も出てきましたが、今週書いているように、149.5円付近では、相場の循環などから見れば、天井となりやすいことから、149.円台になると、ショートを打ってきたのも事実。
相場には、確かに、売り材料はなく、ドル買いが進みやすい環境かと思われますが、昨日、財務相から為替に関して「口先介入」があり、これはまだ軽いジャブと思われますが、これもあって、上値は重くなり、しびれを切らした投機筋が、相場を持ち上げて149.5円台に乗せ、一時149.575円まで乗りましたが、この時、149.47円でショートを追加しています。相場は149.5円台での定着はできず、149円台前半でうろうろする相場になったと思われます。
金曜日のNYタイムから昨日終わりまでは、「もみ合い相場」になっていると思われます。
このもみ合いが終われば、ドル円相場は、「下振れ」するようになると判断しているところです。
そのため、保有していたショートは、このまま来週へスイングさせようかと考えましたが、来週月曜日は祝日で休場となるし、米国インフレ傾向やドル円レベルの粘着性もあり、一気に相場が崩れそうなことも想定しづらく、戻りも出てくるだろうと考えて、今朝早く149.26円付近で決済しています。来週改めてポジション取りを考えることとしました。
来週はまだ、147.50円~149.50円付近での取引が中心になると思われます。
「口先介入」の効果かもしれませんが、1時間足までは下降傾向になるMAが増加してきたように思われます。
来週週初は、まだ149.0円から149.50円付近の取引が中心になるかもしれません。ここでは、「押したら買い、吹いたら売り」で臨もうかとも思案中。「戻り売り」が中心になると考えています。
来週月曜日の7時寄付き値が149.304円より上か下かに少し関心を持っています。昨日引け値が149.255円ですから、来週月曜日は、49.304円より下で始まる可能性が強いように考えます。
小生は、これを「始値比較法」と名付けていますが、前日と当日の始値を比較して
① 前日始値>当日始値ならば、当日は、売り傾向から始まり、
② 前日始値<当日始値ならば、当日は、買い傾向から始まる、
というアノマリーと考えてよいような傾向があります。アノマリーというよりは、合理的な根拠と言った方が適切かもしれません。
このような傾向が週末まで継続するか、週央頃、転換するかは、相場の強さで判断することになります。
相場の強い弱いは、移動平均線と現在値との乖離率で判断します。どの時間軸で、どの移動平均線にどれを使用するか、、、。また、その時の上下値幅状態からも判断できる場合があります。
このように単純な「始値比較法」ですが、これは意外と的中率が良い。
前日よりも下から始まれば、戻りを待って、売るということもあるし、相場が強いと判断すれば、相場が転換するまでは、ロングポジで対応することもできます。
前日よりも上から始まれば、この逆で対応するということになります。
4本値から、いろいろな傾向を知ることができますので、これからも、4本値を大事にして相場を考えていこうと思います。
他にも、当日の安値と終値の差が、その日の上下値幅のどのレベルになるかで、「そろそろ買い」とか「そろそろ売り」の判断もできるようになります。
これを発展させて、算出したものが、前日分のこの計算結果からも、当日はどう動いてくるかも参考になります。この場合、15%より小さくなれば、「買い」で臨むことになるし、85%より大きくなれば、「売り」で臨むことになります。いわば逆張りシグナルになります。
昨日データからこれを算出してみると、43.96%となります。来週月曜日のポジション取りはこれでは考えることはできず、「始値比較法」の方が参考になるかもしれません。
このように4本値から算出できるものはまだほかにもあると思われます。
4本値にはお宝がたくさんあります。
小生がまだ気づいていないお宝があるかもしれません。日頃から研鑽が欠かせません。
相場は、継続は力なり、です。取引がうまくいってもいかなくても、倦まず、奢らず、素直に対応し、継続することが大事と思っています。
さ~~~て、今日は外出予定。買い物で、どこそこのスーパーやホームセンターに立ち寄って、、、釣具店にも立ち寄ってと、行動予定を立てました。そろそろ釣りに行こうかな~~などと思いますが、もう少し暖かくなってからがいいか、なんて思っています。
北国の寒さを考え、南国での野球チームのキャンプを考え、思いは全国を巡ります。
インフルエンザやコロナ変異株が少し力を増してきているようです。ご自愛ください。
今週も訪問いただきありがとうございました。良い週末をお過ごしください。合掌