おはようございます。2月19日月曜日です。広島は雨です。今日はほぼ一日中雨の予報になっています。愛犬君との散歩は見合わせになりそうですが、小雨などの合間ができれば散歩を計画したいと思っています。久しぶりに合羽を着せて散歩に行ってみるか。気温は高く早朝5時過ぎで10度付近。この冬は、外の蛇口が凍ることなくここまでやってきました。2月中旬を経過すれば、当地では、もう氷が張るような冷え込みはないと思われます。寒の戻りはあっても、、、。公園の芝生に緑が増えてきました。こぶしの蕾も少し膨らみがわかるようになりました。陽光に誘われて、幼児を連れた若い夫婦が昼下がりの散歩をしている光景が目立つようになっています。
さて、相場です。先週金曜日の米国市場は、株式市場では、3市場揃って下げています。週末要素、そして本日の米国は祝日で休場となりますから、これも織り込んで安く引けたのかもしれません。
10年債利回りは先週金曜日は上昇傾向となっています。利回り上昇で株は売られたかもしれません。
最近のドル円の傾向は、ドル買い円売り傾向が顕著になっていると思われます。
特に今年に入ってからこの傾向は顕著になっており、この理由としては、新NISAしか思い当たらないアナリストが多くなってきたようです。
これ以外にも、日米の実質政策金利差の拡大傾向もありますから、これもドル買い円売り傾向の材料になっていると思われます。
このような状況を打破し、ドル売り円買い傾向へチェンジさせるためには、「為替介入」しかない、という声が増してきているようです。
たしかに最近政府筋からの「口先介入」が頻発するようになっています。投機筋は「介入」を意識し始めており、「介入」がいつあっても不思議ではないと思われる段階になっていると思われます。
151円台に入ると、「介入」で実弾が飛んできそうな雰囲気もあります。
相場は需給が決めるといわれています。これを考えると、現在のドル需要が収まる気配はないようです。
上値の重さも確かにありますが、下値の堅さもあります。何かを契機として上下に大きく振れることも想定にあります。この時、151円台に入ることもありそうです。
このような状況になるタイミング、材料としては、今週水曜日21日に出てくる前回FOMC議事要旨公開かもしれません。
大方は記者会見などですでに知らされている内容と思われます。それを確認してもう一度上ブレすることもこれまでの経験から想定できると思われます。
最近のFRB関係者からは、「まだすることがあるので、すぐ利下げということにはならない。12月に考えたように、年内は3回程度の利下げは必要になると思われる。」旨の発言が続出。
サマーズさんからは「利上げもあり得る」との発言も。
今週も利回りは4%台を維持して推移していく可能性がありそうです。そうなるとドル円相場は崩れることはなさそう、ということになりそうです。
「吹いたら売り」よりも、「押したら買い」を優先してポジション取りを考えていこうと思います。しかし、こうなると、「為替介入」への警戒は弱くなります。どちらにしても、長くは持てない相場になってきたかもしれません。
本日の健太君の判定は、「買い」は、150.415円超、「売り」は、150.415円以下、「買い」は、150.004円以下の場合となっています。
FPVは、150.218円、R1は、150.612円、S1は、149.790円となっています。
「G指数」は「ニュートラル」となっています。
今週は少し「全世界株(オールカントリー)」が投資対象になっているNISAに注目していこうと思います。増加が激しいと、ドル円相場に与える影響は無視できないと思われます。
間もなく東京タイム開始です。今週もよろしくお願いします。合掌
追伸 18時16分です。現在値は、149.912円付近。ここまでの動きでは、上下値幅は、0.265円と少ない。このような中で下降値幅が0.146円と上昇値幅より少し大きくなっています。17時以降の動きでも売り方優勢になっているように思われます。
本日は米国は祝日で相場は休場となりますので、大きな動きにはならないと思われます。
アナリストの考え方の中に、政府による「為替介入」があった後に日銀による政策修正の動きがあるのではないかというものがあるようです。日銀は3月の賃上げ状況を確認してからでないと動けないようですから、日銀が動けるようになるまでは、政府として為替対策に動くというものがあるかもしれません。為替が150円に乗ってくると、政府筋から「口先介入」は頻繁になってきていることも警戒感は高まってきます。
為替介入があると、相場は15円程度は押し下げ効果があるかもしれません。そして、その後、日銀の政策修正があると、さらに押してくると思われます。そのような流れになって、ようやくドル円相場は130円付近を伺う相場になってくるかもしれません。
このようなことも、投機筋には、今後のドル円相場のスケジュールとして入っているかもしれません。