FXと四国遍路とワンコと菜園の物語 

一般大衆投資家が、時々四国遍路に出発、FX取引を行う様子をメモ。合せて、愛犬君の近況や、菜園などのことも掲載

FX 重要変化日とは

2017-06-20 08:54:52 | 日記
おはようございます。6月20日火曜日です。広島は曇り、青空は少し見えます。少し蒸し暑い状況。昨日広島市内は30.5度くらいまで気温が上昇したようで、真夏日となったようです。まだ、梅雨らしい梅雨状態になっていないんですけど、こうなると、梅雨末期の集中豪雨が心配されます。

今日は雨が降る前に、庭のサツキの剪定を行おうかと考えているところです。

さて、相場です。昨夜のNYタイム中に、ドル円はさらにドル買いが進んだようで、まだ上伸中のような動きになっています。上値が111.686円まで来ています。
昨日もお知らせしていますが、本日20日明日21日は重要変化日となっているようです。これは特に一目均衡表に基づく考え方のようです。基本数値で考えて、〇〇に相当する位置になるようです。特にNYダウ平均がこれに相当するようで、日経平均も影響を受けるのではないかと想定しています。

どこを元としてこのスパンを考えるかによって、考え方は異なるようですが、この重要変化日が今日明日には到来するようです。流れが変わるのか?これを見極める必要な時期になっているように思われます。

相場パターンを見ると、上昇傾向のさなかにいるように思われます。ここ12時間の動きも買い方中心のようです。ということはポジションは買いに傾いているということ。112円狙いで動いてきているのか?

今日はゴトー日でもあります。東京仲値通過までは上申を継続するのかもしれない。RSIが75レベル付近になってきています。過熱感ありというところか。注意時期になってきたようです。高値掴みをしないように、、、。

1時間足での800SMAにはすでにタッチし少しそれを上抜いてきています。いつもの判断なら、これにタッチすると、相場は目標達成となって、その後、トレンド転換が良く起きています。しかし、今回はどうでしょうか。FOMC結果を受けて、ドル買いが起きているとすると、売り方は踏まれるのを恐れて、売りポジを採るのを躊躇するかもしれません。そうなると一般大衆投資家は買いに誘われ、相場を上へ持ち上げていきます。これは相場を上へもっていくときの機関投資家の常とう手段ではないか? そして十分なロング玉ができたとき、機関投資家は売り込んできます。う~~~ん、そろそろこの時期か?

そうなると今度は5分足800SMAを狙って相場を押し込んでくるのか?その位置は現在110.915円付近。しかし、これといった売り材料もない中で、何が売りのきっかけとなるのでしょうか。
ここでとるポジションは、①今の相場についていき、ロングを持つ、②東京仲値通過までは様子見し、仲値で山を作ったとき、逆張りで売りポジを持つ、③過熱感から、山は近いとしてリスクをとってショートを持つ、の3通りが考えられそうです。

小生の場合は③採用か、、、。

本日のシグナルは、「コスモス」は「「買い」、「桜」は「売り」となっています。
健太君の判定は、「買い」は、111.564円超、「売り」は、111.564円以下、「買い」は、111.126円以下の場合となっています。
FPVは、111.284円、R1は、111.844円、S1は、110.967円となっています。

111.8円を上抜いてさらに上伸していくようだと112円狙いが明らかになります。
111.8円から上では売り方が待ち構えているようです。これをこなせればさらに相場は上へ伸びていくことになりますが、そこまでやる?

火曜日特性のシグナルは、、、、「買い」となっていますが、別のシグナルでは「売り」となっていて、悩ましい状況、、、。東京タイムは上伸継続か、、、、?

まもなく東京タイム開始です。本日は先ほど111.725円でショートポジを持ってみました。これで少し様子を見ます。本日もよろしくお願いします。合掌

追伸 9時15分です。まだ上値が伸びてきていますが、チャネルライン上辺にすでにタッチしていますので、いつ調整入りしても不思議のない環境と思われます。112.8円付近を山と考えれば、もう少しすると、動きに変化が出てくるのかもしれません。ポジションは売り上がりを実施して、111.753円となっています。9時55分東京仲値通過付近までは上昇傾向を維持するのかもしれません。逆張りでポジションを持つのは何となく心落ち着かないものです。

追伸 9時58分です。東京仲値を通過しました。上下の少し大きな動きが出てきています。この動き方も天井や山の部分で出てくる傾向の一つ。現在の一目での三役好転状況が、まず5分足から崩れてくるかどうかチェック中です。111.7円を割り込んでくると、5分足では戻り売りシグナルが点灯してきそうです。今その攻防中です。そのまま押し込まれていくと、15分足でも戻り売りシグナルが点灯しそうです。1時間足や4時間足で流れが転換してくるためにはまだ多くの時間が必要なようです。しばらくもみ合いか、、、。売り材料がない。

追伸 10時54分です。重要変化日の意味は何だろうかと、考えました。上昇から下降へ転じる、あるいは下降から上昇へ転じる、この2パターンになると思われますが、今回の変化日はどっちだろうかということ。日足が上昇トレンドの緒に就いたということを見ると、これからは押し目は買いということになります。現在111.511円を割り込む動きが出てくるかどうかをチェックしているところです。ショート保有継続中。

追伸 13時56分です。本日の高値安値でフィボを引いてみると、半値押し付近で反発して上へ行こうとしますが、上へ伸びきれず、下押しされていますが、これも押し切れず、というところのようです。狭い範囲で上下しています。またどちらかへ動き出す準備段階に入っていると思われます。15分足の20EMAを挟んで上下しているといっても良いようです。まもなく14時です。これから動き出すのかもしれません。非常に慎重な歩みになっているようです。111.7円をまた超えてくると、ポジションドテンするかもしれません。それくらい微妙な動きになってるようです。
ここまでの動きから相場を類推すると、本日はNYタイムになってからですが、下値候補としては111.05円付近までくるのかもしれません。なんて勝手に想定したりして、、、。5分足800SMAは現在111.08円付近を通過中です。チャネルライン下辺は111.0円付近を通過中です。

追伸 14時16分です。本日は16時過ぎからフィッシャー副議長の講演があるようです。これ待ちになっていると思われます。これじゃー動かないわけです。その後も連銀総裁の講演が複数あるようですから、講演内容を確認するスタンスになると思われます。昨夜ダドリーNY連銀総裁が講演して、相当強気の発言をしたようで、「今夜もあるか」と市場関係者は注目しているようです。 本日のショートポジションを解除して様子見します。

追伸 14時51分です。少し前に売り仕掛けが出てきて相場は下押しされました。機関投資家・買い方の手じまい売りと思われます。この結果、相場の顔つきが変化してきました。15時をこのまま通過すると、1時間足まで戻り売りシグナルが点灯してきます。この流れを意識して動くようになると、本日6時寄付き値や本日安値を意識して相場は動くようになりそうです。

追伸 17時23分です。当地は雨が降り始めました。これから明日朝にかけて雨が降るようです。大雨に注意するようにとの予報が出てきました。雨の止んだ時を見計らって愛犬君との散歩を実施、終えました。さて、相場ですが、欧州勢もいやはや複雑な動きをしてきました。本邦の機関投資家は15時過ぎまで下押ししてから買い戻してきて、本日高値を更新したのち、取引を欧州勢にゆだねたようですが、欧州勢は高値更新後再度下押しの流れを作ってきたように思われます。まだ、この下押しでも安値更新をしていませんので、本邦の機関投資家のように、111.5円付近では買い戻してくることも想定されますが、15時前の状況と同じ、1時間足まで戻り売りシグナルが点灯してきていますので、この動きがどうなるか、注目しています。引き続き111.511円を割り込むかどうか、チェック。現在は辛抱の時間帯か、、、、。またまた性懲りもなく、111.765円でショートを持っています。

重要変化日の考え方は一目均衡表の中で出てきているようです。主に時間論からくるもののようです。そこでの基本日数からくる考え方のようです。一目均衡表を大事なツールと考えている方々には、今日明日は重要な日柄のようです。

追伸 17時40分です。想定シナリオの一つですが、本日寄り付きから本日高値までの値幅を、寄付き値から下へもっていくと、111.256円付近というものが出てきます。111.284円が本日FPVですから、この付近までの下押しは想定の範囲内ということもできそうです。その後はその時の相場状況により、111.0円を突きに行くかどうかということになるのでしょうか。これといった売買材料が、、、、ありません。

追伸 20時35分です。今朝6時の寄り付き値付近で値上下し始めています。このレベルは言わずもがなですが、6時引け前のレベルです。今回は、いわば、NYタイムでの最高値付近となります。ここから本日のNY組がどちらへ舵を切ってくるかになったようです。NY組も、本日安値付近からの押しよりも、高値付近からの押しのほうがかせげるわけですから、それを望むべく動きをしてくるんでしょうね。そうなると21時30分頃までは111.7円付近まで値を戻しているのかもしれません。
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FX 微妙な位置、微妙な動き

2017-06-19 08:45:20 | 日記
おはようございます。6月19日月曜日です。広島は晴れ、少し薄い雲が空にあります。日差しは暑く、緑陰を選んで散歩している昨今です。近所にできた、貸し菜園では、トマト、キュウリ、ナス、トウモロコシ、かぼちゃの実が大きくなりつつあります。葉物の野菜は収穫を忘れたものがあるようで、もう搭が立ったものがあります。こうなると旬の食用野菜にはなりません。もったいない限りです。

さて、相場です。先週で中央銀行の政策が出そろいましたので、今度は投資家がこれを見極めて、動いてくる時期となります。例年だと、夏相場入りしますので、投資家は夏休みに入る時期ですが、今年はどうもそうはなっていないようで、まだ市場に残り、取引を行っているようです。こうなるのも、昨今の難しい相場で、損失を出しているからのようで、彼らは挽回の機会をうかがっているようです。

ドル円は上へ行くのか下へ行くのか微妙な位置にいるようで、現在少し神経質な動きをしているようです。

1時間足で相場をチェックすると、20MAは下降傾向を継続中で、すんなりと上へ行きそうにはありません。15分足までの短い足では押し目買いシグナルが要注意段階の点滅中です。まだ点灯には至りませんが、要注意の時期になってきているように思えます。

このような動きは先週金曜日のNYタイム後半から継続中ですので、BBが狭くなってきつつあります。どちらかへ動き出す準備段階に入ってきていると思われます。

1時間足と4時間足の方向が一致すれば判断しやすくなりますが、まだその状態にはありません。

少し判断の難しい相場になっているようです。

本日のシグナルは、「コスモス」は「売り」、「桜」も「売り」となっています。
健太君の判定は、「買い」は、110.960円超、「売り」は、110.960円以下、「買い」は110.104円以下の場合となっています。
FPVは、110.971円、R1は、111.301円、S1は、110.523円となっています。

相場の動きが微妙なだけに、本日のほかのシグナルの中には、「買い」と「売り」が混在しています。月曜日の特性からは、「買い」シグナルが出ている状況です。
小さな変化を短い足から見つけ、本日のポジション取りを考えていきたいと思います。

東京タイムでは、これからNYタイムで付けた押し目のポイント、110.641円を突きに来るのかどうか、それとも反発していくのか、神経質な動きをしてきそうです。

まもなく東京タイム開始です。本日もよろしくお願いします。合掌

追伸 20時30分です。材料のない中での取引になっているようです。明確な方向感は出てきませんが、ようやく30分足まで押し目買いシグナルが点灯してきました。1時間足が押し目買いパターンになるためには、111.3円を超えてくる必要があるようです。現時点では。さらなる時間経過で、このバーはもう少し上へあがるかもしれません。本日の上値としては111.3~5円付近を想定しています。R1付近まではロングを辛抱して持ちたいと思います。10年債利回りに上昇する傾向は出ていないような、、。

日足以上の長い足で相場を見ると、日足は上昇傾向を少し出し始めているようですが、週足では、まだ下降傾向のままとなっているようです。日足のBB2σは、112.081円付近。これは上値候補?為替情報では、112.5円売りまで出てきました。先週までの上値は112.0円でしたから、上へ伸びてくるのかもしれません。112.0円や112.5円でのオプションもセットされてきたようです。

1時間足までのBBはなかなか拡大する動きになってきません。欧州株式市場は堅調な動きになっているようですが、為替との連動は少ないようです。まもなくNY組が参加してくるころになります。

追伸 21時38分です。上値が111.336円まで来ています。一旦決済もあるレベルとなります。保有ロングは決済しました。いつもならスイングへもっていくところかもしれませんが、明日20日明後日21日は重要変化日のようですから、ここの動きを見てから、と考えるため、決済しました。リスクが取れるなら、ロング保有継続になりますが、、、。

本日は少し早いですが、これにて就寝とします。本日も訪問いただきありがとうございました。おやすみなさい。合掌
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第212回 FXとお大師様の言葉

2017-06-18 12:32:55 | 日記
6月18日、日曜日です。広島は晴れ、少し薄い雲がかかっていますが、天気は良いですね。日中はもう真夏日模様です。しかし、日中の暑さとは裏腹に、夜は冷えます。昨夜、日中暑かったので、窓を開け広げたままで就寝したところ、夜中に寒くて目が覚めました。この時期は、昼夜の温度差が大きいようです。窓を開けて寝て、途中で目が覚めていますので、熟睡できていないことになりそうです。昼寝で補えるか。

さて、本日のお大師様の言葉です。

人生を左右する判断力

いつ動き、いつ跳ぶか、その機を逃さない。

聖人(しょうにん)の薬を投ずること機の深浅(じんせん)に随(したが)い、賢者の説黙(せつもく)は時を待ち人を待つ。  ( 『般若心経秘鍵』 空海 )

”機を見て、時を待ち、人を待つ” 判断力をまず磨く

 名医が病人に薬を与えるときは、病状をよく診て薬の量や投薬時期を判断し、賢者が説法したり沈黙を守ったりするのは、時期と人に応じて判断するものです。
 
 いい薬だからといってやたらと与えても、かえって重い副作用が出ることがあり、正しい考えだからといって、話すタイミングや相手を選ばなければ、真意は伝わりません。空海のこのことばは、重要な行動は、それを起こすべき機会を正しくとらえることが大事だと言っています。

 空海は、その大きな実績や後世作られた伝説から、万能の天才とか超人のように伝えられている部分があります。著作や功績を見れば、類いまれな天才であったことは確かですが、悩んだりもがいたりしながら努力を続けた一人の人間だったこともわかります。空海が人と少し違っていたのは、”機を見て、時を待ち、人を待つ” 判断力と、「今だ!」という決断力、そして行動力が人より勝っていたということなのです。天才の頭脳をもらうのは無理でも、幸いにしてこの三つなら私たちでも磨くことができます。それにはまず、本気で人生に取り組むことです。

  (出典 生き方が変わる! 空海 黄金の言葉  宮下 真 著 名取 芳彦 監修 ナガオカ文庫 抜粋 )

この言葉を味わうと、FXにも通じるものがあるということが理解できると思われます。

FX相場は取引時間中は常に動いていますが、自分の取引に関するエッジを持っていると、ある状態になると、相場のほうから、「そろそろエントリー準備」のようなシグナルを発してくれるようになります。これで「時が来た」こととなり、これに気づくと、今度は、「エントリーの決断」をすることになります。 この時が来たこと、そして、決断することができるかどうかが、大げさに言えば、「人生の別れ時」ということになりそうです。

FX取引で、どのような判断に基づいて、いつエントリーするか、そして、いつイグジットするか。 単純ですが、これに尽きるのがFX取引です。

むやみやたらとエントリーしない、これは鉄則中の鉄則ですが、取引初心者の方には、難しいようで、ややもすると、ポジポジ病に陥ることになるようです。

相場がこうなったら、こう判断する、ある状態になったら、エントリーする、というように、相場の動きのパターンを早く理解し、その特性から、エントリータイミングを計るということができるようになれば、取引の回数が減少し、無駄なエントリーが少なくなると思われます。

先週、「四つ葉のクローバー」の時に、俯瞰する、違和感を感じることで、四つ葉のクローバーを見つけている趣旨のことを書いていますが、まさにFXでも同じようなことが言えると思われます。FXのチャートを見ていて、普段と異なる動きを感じ取り、エントリーの用意をする、その判断をより正確なものとするために、MAやBB、水平線を判断補助線として活用するわけです。

今日は、早くからチャートを開いて、いろいろなことを確認し、今週の動きを種々想定しているところです。

アナリストと、ストラテジストの目の付け所は異なることがよく理解できた先週でもありました。そうみるか、こう理解するのか、などと感心したものです。

今週20日か21日は重要な変化日に当たるようです。相場のチェンジが起きる可能性があります。そうなると月曜日は慎重なポジション取りが重要になります。スキャルやデイトレではそう気にしなくてよいかもしれませんが、スイングを計画する場合は、この重要変化日は気にして当たり前の「機」になります。

先週金曜日、原油価格は少しは上昇したようですが、利回りはまだ低下傾向を示しているようです。NY市場というと、ダウ平均をチェックすることが多かった小生ですが、これからSP500を中心にチェックしていくこととします。その理由はおいおいと、、、。

今日はデイゲームでカープ対ホークスのゲームがあります。勝ったほうが交流戦優勝となるゲームです。TV観戦します。そして本日で交流戦は終了し、リーグ戦へと戻ります。

すでに観戦モード入りしている小生です。

本日も訪問いただきありがとうございました。今週もよろしくお願いします。合掌
















 
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FX 今週の言い訳

2017-06-17 11:52:09 | 日記
おはようございます。6月17日土曜日です。広島は快晴です。最近好天が続いていますが、湿度が低く大変過ごしやすい環境です。これが日本の夏のパターンなら良いのに、と、つい愚痴ってしまうほどです。朝8時を過ぎると、もう日差しは盛夏そのものとなりますので、散歩でも、緑陰を求めて歩くほどです。これからは早朝散歩と銘打って、6時半頃の散歩が増えてきそうです。この時間帯だと、鶯の声がまだ聞こえる黄金山周辺です。

さて、今週の言い訳です。

今週はFOMCあり、英中銀あり、日銀ありと、金融政策に関するイベントが目白押しとなり、この結果を待つ姿勢や、出てからの乱高下ありと、一般大衆投資家には負担の大きな週となったように思われます。

しかし、このような時を狙って、動かない相場でも稼ごうとする短期投機筋の仕掛けがあって、相場が動き、その動きに一般大衆投資家が誘われて相場参加をすると、短期投機筋の餌食となるケースが多々ある時期だったと思われます。この時期は長くは持てず、小さく刻んで稼ぐ方法がベターという時期でもあったように思われます。

先週あったECB,そして今週のFOMC、英中銀、日銀も事前の想定通りの結果となり、それに応じた相場の動きになったと思われます。

ひとまず、中央銀行の金融政策が出そろいました。利上げやテーパリングが明確になったFOMC、まだそこまでは行き切らない、それ以外の中央銀行と二分されたと思われますが、FOMCの傾向に他の中央銀行も、取り組みにはタイムラグがありますが、遅かれ早かれ追随してくると思われます。

FOMCの気がかりは、物価動向、インフレ動向のようです。景気は上向いているという判断ですが、インフレ傾向がまだ弱いという判断になっています。物価が上昇しない? 賃金上昇も弱い? なぜ? ここが一番の問題のようです。

しかし、これは、問題提起されてもう相当の期間になります。景気が上昇すると、経済活動が活発となり、物価が上昇し、資金需要が起きて、金利が上昇してくるという、いわば教科書的な動きが出てきていないわけです。

中央銀行は、市場へ資金をじゃぶじゃぶに提供し、そのため、金利は歴史的な低金利状況にあります。しかし、資金需要が起きず、活用されない資金ばかりが増加している有様です。

この状況を打破するために、政府は、投資減税を設け、企業へその促進を図りますが、企業がなかなか実行してきません。なぜ? 

あるアナリストの弁によると、今は目につかないかもしれないが、大きな産業革命の最中にあるといいます。昔の産業革命のような目に見えるような、大きな変化のようなものではなく、AIを中心としたものになっているといいます。このため、AIを事業開発に据えている企業はこれからまだ成長していく可能性が大きいといいます。しかし、AIを導入したい企業は多いものの、検討課題のものが多いようで、導入中という企業はまだ少ない、というのです。しかし、AIを導入してくると、人手はさらに少なくて済むようになり、賃金は上昇してこないようになるといいます。これからの製造業はこのAIの導入をいつどのような規模で行うか、現在進行中の新たな産業革命の命運を握っているといいます。サービス業のAI化は、どうやって行うのでしょうか。

景気回復が賃金上昇につながらない一端が見えてきた気がしています。

少子化で人口は増えず、これとリンクして消費は減少してきますが、こうなるとGDPが縮小傾向になってきます。GDP構成要素の中では、個人の消費動向が占める割合は大きいものがあります。単純に考えて、GDPが成長してくるためには、人口増加が一番の薬なのです。

話が少し脱線しました。元に戻します。

中央銀行の政策がそろいましたので、投資家はこれに呼応した売買取り組みをしてくるようになってきます。米国はこれから金利は上昇傾向となり、年内(年末か?)には資産縮小の動きが出て来る動きとなります。通常の判断では、こうなると、株価は下がりだし、債権が買われるようになるはずですが、債権が買われると債券価格は上昇し、今度は金利が低下するようになります。この上がったり下がったりを繰り返しながら適正レベルを決めていくようになります。市場の調整力です。

ここで重要なものは、これまでの動きで、米国では、金利が上昇せず、むしろ一時的にしろ、低下傾向も出てきていることです。なぜだ?! となっていましたが、過去については、中国による米国債の大量購入が金利上昇を抑えていた要因だったとする報告もあるほどです。中国が100億ドルもの米国債を売買すると、否が応でも米国債利回りは影響を受けてきます。少し前に中国は保有米国債を100億ドル程度売却し、資金を国内需要に転用したといいます。これが落ち着いたので、今度は、「買戻し」の米国債購入を計画したようです。中国の米国債売買はNY連銀を通じて行われます。

これらの状況もあって、債券利回りが想定通りの上昇をしてこないわけです。債券トレーダーはどの債権を購入しどの債権を売却するかを考えていますが、まだその運用はむつかしい状況にあるようです。

108円台をつけたから、これで上昇開始だと考えるのは、まだ早計のようです。昨夜も111.5円近くまで上伸しましたが、その後は押し込まれて111円割れをしてきています。111.5円付近では実需の売り物も観測されています。実需がここで売ってくることは、まだ上値は重く、その期間はまだ相当あるという判断のものと思われます。夏相場入りしていると思われますので、これも一因かと思われます。そうなると、格言の「Sell in May and don't forget return in September」だったか、後者の「9月に帰ってくることを忘れるな」がこれからは肝心なことになりそうです。

しかし、トランプラリーが終わり、債券市場は低迷中、NY株式市場はバブル傾向を出してきている状況があることから、順調な上昇傾向を形成してくるとはまだ想定はむつかしいといいます。現状原油価格ももうしばらくは低迷しそうだといいます。
このようなことからも、素直に、これからは上とは言い切れない環境のようです。

VIX指数が低いことも不思議な状態だといいます。あるアナリストは、現在の経済データが示す状況は、リーマンショックが起きる前にも出ていた傾向で、小さな変化を凝視しているといいます。要注意の環境か、、、、。


欧州タイムやNYタイムでの動きは30分足で見るのは一番適切と考えています。5分足など短い足のものは、エントリーやイグジットのタイミングを計るときにのみ使用することにしています。

FOMC直後の高値は、山を形成し、一旦ここから下降していく傾向があります。これを否定する上昇傾向が出てくるかどうか、月曜日は寄付き値から大きな関心を持っているところです。

ドル円の動き方の癖が、他の通貨ペアにも適用できるなら、他の通貨ペアも取引したいと思いますが、ポンド円や豪ドル円を試した結果、「ドル円の癖」はこれらの通貨ペアには当てはまらないようで、現状ではドル円のみの取引としています。

しかし、豪ドル円には、最近、再度関心を持ち始めていますので、新たな視点を加えて検討してみたいと思っています。

ただ取引するだけではなく、4本値データを整理し、それに必要な調整を行って統計確率の面から分析し、相場を見ていきます。
昨日保有したショートは昨夜のうちに残り全部を110.7円付近で決済しています。

ラリー・ウイリアムズの考え方は参考になりました。注目するのは、4本値のうち、始値か、高値か、安値か、終値か。

今日も天気が良い。買い物も兼ねて、出かける気持ちでいます。気分転換には出かけるのが一番です。

今週も訪問いただきありがとうございました。よい週末をお過ごしください。合掌










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FX  続 四つ葉のクローバー

2017-06-16 08:35:04 | 日記
おはようございます。6月16日金曜日です。広島は晴れ、少し雲がありますかね。気温21.5度、湿度54%、空気がさらっとしていて気持ち良いですね。昨日午後、いつもの公園へ行き、何気なく足元を見て、クローバーを見つめていると、「違和感」が、、、。近寄って、状況を確認すると、4つ葉のクローバーです。また見つけました。前日に見つけていた付近でした。四つ葉が出やすい土壌というのがあるのでしょうかね。四つ葉は突然変異型のクローバーと理解しています。  早速持ち帰り、今度は忘れないようにして、本に挟み、押し葉にしました。

こんなに連続して四つ葉のクローバーを見つけることができるとは、何か良いことがあるのかもしれません。宝くじでも買うか。

さて、相場です。昨夜のNY市場は少し下げて引けているようです。原油価格も下げ続けており、軟調な動き、これに引きずられてか、金利も下がってきています。FOMCが懸念しているインフレ動向が出てこないと見た、債券トレーダーは金利はまだ下がる、少なくても、まだ上昇しないとみて債券売買を進めているようです。株式トレーダーとは異なる視点で相場を見ている債券トレーダーです。しばらく追跡してみます。ジェフリー・ガントラックやビル・グロスなど名だたる債券トレーダーの取り組みは参考になります。

本日はお昼ころ、日銀会合結果が出てきます。全く注目されていない日銀会合です。無風状態のようです。何も出てこないという予想になっています。FOMCが利上げをすると、日銀が現状のままほおっておくと、日米金利差が大きくなっていきますので、イールドカーブを維持するためには日銀のFOMCに呼応して金利を上げる必要があると思われますが、今回利上げはないと予想されています。

この結果が出たとき、東京市場はどう動いてくるでしょうか。昨夜20時に英国中銀の会合結果が出ました。その時は現状維持でしたが、ドル円は円安へ振れていく契機となり、そのまま円手前まで上伸しています。日銀会合結果で、このような動きが出てくるでしょうか。英国中銀の場合、利上げするかもしれないという予想も一部にはありましたので、結果としては何も出なかったようですが、相場はドル買戻し円安へ振れるきっかけとなっています。

と考えると、日銀会合は無風ということですから、何も出てこないか、、、、。

一応本日で日米英欧の中央銀行の政策が出そろいます。これを受けて相場が動き出します。市場はこれらを受けて、相場をデッサンし、売買を組み立てて来ます。新たな目標価格やレートを設定し、取り組んでくると思われます。

本日の東京タイムは、日銀会合結果が出るお昼頃までは動きは少なく、様子見気分になると思われます。12時前後までは、、、。

本日のシグナルは、「コスモス」は「売り」、「桜」も「売り」となっています。
健太君の判定は、「買い」は、110.960円超、「売り」は、110.960円以下、「買い」は、110.104円以下の場合となっています。
FPVは、110.396円、R1は、111.523円、S1は、109.812円となっています。

仮に日銀が何かサプライズを出して相場が上伸したとしても、その後は押し込まれてくると想定しています。相場はまだ108円狙いを忘れてはいないように思われます。

まもなく東京タイム開始です。本邦の機関投資家も様子見していると思われますので、動きの少ない午前中になると思われます。本日もよろしくお願いします。合掌

追伸 9時21分です。先ほど、111.130円でショートを持ちました。これで少し様子を見ます。決済目途は110.3円付近に置きましたが、これから38.2%押しは出てくるという考えのもとです。このフィボは、14日安値108.798円と先ほど付けた高値111.150円で考えています。本日FPVタッチを狙う動きは東京タイムで出てくるかどうか、です。1時間足での800SMAが現在、111.563円付近にありますので、ここを狙う動きがNYタイムになってから出てくる可能性もありそうです。

フィボエクスパンションを検討すると、111.3円付近が161.8%になるものがあります。ここも一つの上値目標と考えておきます。日銀会合結果が出る前にひと稼ぎしようという機関投機家が今の動きを作ってきたのかもしれません。ロング高値掴みにならないことを祈る。

追伸 14時49分です。金曜日の持ち高調整や決済売りが出てきています。この結果、15分足までは戻り売りシグナルが点灯してきています。現在は30分足でこの攻防中のようで、さらに下押ししていくと、30分足まで戻り売りシグナルが点灯してくるようになります。16時頃から参加してくる欧州勢は一度は上へ持ち上げてくるかもしれませんが、これも続かず、下押しが始まると想定しています。この欧州勢の流れにNY組が乗ってくると、下値は110円割れになる可能性も出てきそうです。複数のフィボで半値押しか61.8%押しを下値候補とみることができるかもしれません。今夜も米国経済指標が出てきます。ミシガン大学消費者指数も上下の振れやすい指標です。急落する環境にはないと思われます。

追伸 15時56分です。日銀総裁の記者会見を受けて、円安傾向が出てきていますが、これだけ上下しても15分足ではまだ戻り売りシグナルが点灯したままです。これは全く崩れていません。ここまで上伸するとこれから参加してくる欧州勢は売りから入ってくる可能性があります。111.317円売り増し実施。

追伸 16時31分です。ユーロドルの動きですが、ユーロ買いドル売りが始まってきたようです。そうなると、ドル円は、円買いの方向が出てくる可能性があります。欧州勢ただいま思案中です。少し前のドル円の急上昇は、「スパイク」というものに小生は分類していますが、これが出てくると、相場はその逆方向へ動いてくる確率が高くなるというデータがあります。

追伸 23時03分です。今夜の経済指標が出そろったようです。ドル円は円買い傾向に動いてきたようです。東京タイムの安値をようやく更新してきました。保有したショートの一部を110.8円で決済しました。買い上がる材料がなくなりましたので、しばらく110.8円台でもみ合うのかもしれません。今の相場は1時間足で動こうとしているのかもしれません。もしそうであれば、さらに下値を提げていくようになる可能性もありそうです。その場合、下値目標は、本日FPV付近になるのかもしれません。うん? 本日6時寄付き値付近まで値を戻してきましたが、ここで、動きがなくなってきました。何の様子見? 目先の動きになりますが、111.069円を割り込みましたので、本日高値を否定する動きになってきたのかもしれません。110.814円を割り込んでくると、下値目標は、109.478円になってきそうです。この動きを再度否定するためには、これからの動きで、本日高値を更新してくる必要があります。NY組はどっちへ行くほうが稼ぎやすいのか。ここから112円チャレンジに動いてくるのか?本日高値を更新してくるということは112円チャレンジの動きとなります。 24時ロンドンフィックス通過後の動きが重要になってきたようです。NY市場では、株価は少し軟調な動きになっているようです。

本日はもう少し頑張って起きて相場を見ていきます。






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