FXと四国遍路とワンコと菜園の物語 

一般大衆投資家が、時々四国遍路に出発、FX取引を行う様子をメモ。合せて、愛犬君の近況や、菜園などのことも掲載

FX  ムニューシン財務長官の確信犯的行為

2018-01-25 08:53:33 | 日記
おはようございます。1月25日木曜日です。広島は雪が降っています。雪が綿のようにうっすらと降り積もっています。1㎝くらいですから、雪が積もったとは言えない程度と思われますが、雪化粧には相違なく、瀬戸内沿いの当地では、年に一度あるかないかの珍しい風景です。こんな朝は、寒いといいつつも、心が少し浮き雨域状態となって愛犬君との散歩に出かける小生です。

さて、相場です。

ドル円は、昨夜のうちに108円台まで下押しし、現在は少し反発して値を戻してきているところのようです。現在のレートは、109.21円付近です。

昨日、スイスのダボスで開かれている会議で、ムニューシン財務長官が「ドル安は米国の貿易にとっては良いこと」というような内容の、ドル安容認発言を行ったことを受けて、一気にドル安が進行しています。

ここで思い起こすのは、米国で1995年から1999年まで財務長官だったルービンさんですが、彼は任期中にムニューシンさんとは真逆の「ドル高歓迎」と言えるような発言をして、ドルへ資金が向かうような環境を作り、ドル高傾向を作った人物です。
その後、2000年代に入って、サブプライム問題やリーマンショックの起きる素地を作った方ともいえそうです。過剰なドル資金が米国へ向けて集中し、株価、不動産などあらゆるものがバブル常態となって、弾けていくようになりました。

今回のムニューシン財務長官の発言は、昨日書いている、岡崎さんの弁にあるように、現在の米国政権政策とFRBへの信認低下となって現れ、この結果、さらにドル安傾向になると思われます。

市場というものは、そのような感情で動かされているものと理解していたほうが良い代物のようです。感情が相場を作っている、これは行動経済学で常套的に用いられている論法です。

それはさておき、今朝がた108円台まで叩いていった相場ですが、現在109.25円付近まで値を戻しています。しかし、ここまでの値幅を見ると、すでに下降値幅の方が大きくなっており、まだ売り圧力があると思われます。昨日の下げ方が大きいので、反発が出てきても不思議はありませんが、相場の地合いはすでに110円を割れたことから、105円へ、そして100円へ向かう動きになっていると推察できそうです。こうなると、戻り売りの取り組みがこれからの相場では適切なポジション取りとなってきます。

ウン? 今109.286円に達したようですが、この付近は、ここ12時間での相場の均衡値付近です。この上に本日のFPV109.508円がありますので、反発もFPV付近までかもしれません。そうなった場合、小生はショートポジションを持ち増すつもりでおります。

相場は上下しますが、今後の傾向は下降と認識して相場を見ていきたいと思います。

注意するのはこのように相場をバイアスをかけてみていると、一旦かけたバイアスから逃れることは難しいことがありますので、バイアスをかけたことによる相場の見方の偏りには十分に注意していきたいと思います。

デイトレで見れば、買いも売りもある相場です。

そういえば、本日は25日ゴトー日です。9時55分の東京仲値通過では相場は上昇するのかもしれませんが、その後は下押ししてくるのかもしれません。テクニカルの反発以外に買い材料は見当たりません。経済指標で良い結果のものが出てきても、相場の時合いから、売り込まれる局面も出てきそうです。一時的は反発しても、上値の重い展開になりそうです。

本日のシグナルは、「コスモス」は「売り」、「桜」は「買い」、「ひまわり」は「買い」となっています。
健太君の判定は、「買い」は、109.778円超、「売り」は、109.778円以下、「買い」は、109.095円以下の場合となっています。
FPVは、109.508円、R1は、110.051円、S1は、108.683円となっています。

まもなく東京タイム開始です。東京仲値時刻前後を境にして相場の流れの変化に注意します。本日もよろしくお願いします。合掌

追伸 10時11分です。東京仲値を通過して、動きが少し穏やかになりました。実需の月末のドル需要がひとまず終わったと思われます。 さて、ここからどう動いてくるか、、、。109.421円ショートを売り増ししてみました。少し様子を見たいと思います。もうちょっと待った方がよかったか?

追伸 11時49分です。保有ショート全部109.1円で利益確定決済しました。しばらく様子見します。下げ基調に変更はありませんが、本日の動きでは、もう少し上へ行きそうな気配もありそうです。109.0円の売買攻防が出てくるかもしれません。昨夜付けた最安値を下抜いてくるかどうか、下抜いてきたところでは、ブレイクアウトと考えてショートを持つかもしれません。今朝の上昇は実需のドル買いのみで終わりか? 上昇しても戻り売りが有効と思われます。

追伸 13時07分です。昨日安値を更新してきましたのでショートを打とうとしていたら、どうも109.0円付近ではまだ買い方が動いてきているようで、すんなりと下へ行かせないようです。少し様子を見ていますが、そうするうちに、相場のパターンが底からの反発傾向を示すようなパターンになってきました。しかし、本格的な反発にはまだほど遠いと思われ、戻り売りが出てくると思われます。これからの行き先は108.5円狙いの動きだと想定しているわけですが、東京市場には、まだ下押しに対する疑心暗鬼もあるようです。109.0円を挟んで売買攻防が起きているようです。こうなると14時以降の動きに注意します。

追伸 13時29分です。短期筋が自己売買で相場の気配を図っているようです。売ったり買い戻したりしています。新規の買い方売り方は慎重に相場を様子見しているようです。どっちかへ一般大衆投資家を誘い込もうとしているようです。ここは慎重に判断します。

追伸 14時03分です。動きません。すでに今夜のECB会合結果待ちになっているようです。ECBは利上げはなし、現状維持、テーパリング検討開始は3月会合から、ということになると思われます。このようになったとき、市場はどのような反応するのでしょうか。それでもユーロ買いが起きるのか、ほかの選択肢はあるのか? そういえば、今夜あたり、トランプ大統領がダボスで発言するのか? これも待つつもりか、、、。様子見継続中。

追伸 16時53分です。まもなく欧州勢が参加してきます。それにしても、本邦の短期筋は乱暴に上下させていますね。否、アジア勢の大引けかもしれません。動きそうになかったので、愛犬君との散歩に出かけ、帰宅すると、、、この上下は短期筋の取り組みと思われます。動かない相場を自ら動かして一般大衆を誘い込み、必要な玉数を確保してから反対売買して稼ぎに来たようです。

結局、本日のここまでの動きで、フィボで半値押しまで来たようです。半値押しの108.77円付近は、過去にも売買攻防の起きたところですから、少し意識しているのかもしれません。もみ合うかもしれませんが、節目としてはやや弱いように感じます。何度も下突きに来て、節目を試しに来ると思われます。強い節目は107.3円付近、その前に108.1円付近を意識するかもしれませんが、これからの時刻での下では、108.5円、108.0円、107.5円という0.5円刻みの節目を意識していたほうが良いかもしれません。買い方が待ち構えているのは108.5円にまずあります。本日の下押しはこの付近までは予想していても良いかもしれません。

短期筋の上下の振りに惑わされないように注意します。現在の彼らの取り組みに方向感はありません。急落や急上昇は短期筋の最も代表的な動き方です。

追伸 17時14分です。今夜のスケジュールを確認すると、ダボス会議で、トランプ大統領の演説は26日の最終日の最後になるようです。それまでに主要な人物の講演などはすべて終えているようです。
そうなると、トランプ大統領前に出た発言は影が薄くなるのかもしれません。それくらい、今回のトランプ大統領の発言は、これまでのダボス会議の発言や方向をすべて否定するようなものになるのではないかということも含めて、良い意味ではなくて注目されているようです。

この状況では、為替などのトレーダーは、本日そして明日は、ダボス会議が注目されればされるほど、動けないと思われます。今夜のECB会合結果も「そよ風」程度の材料になるのかもしれません。今夜は方向感は出て来ないかもしれません。様子見継続中。今日はこのまま取引を止めるかもしれません。

追伸 21時53分です。ECB結果が出ました。予想通りの現状維持です。相場は動きません。これはこの後あるドラギ総裁の記者会見待ちになったと思われます。

相場をどう見るか、を考えています。110円を割り込んだことから、相場はさらに下降していくという流れをメインシナリオとしていますが、109円、108円付近を底と考えて反発するという考え方も市場関係者にはあるようで、現状の相場が動かないのも底かもしれないという考え方があるため、とも受け取れます。1時間足までは押し目買いシグナルが出てきていますので、通常ならば、ロングを考えるところです。しかし、4時間足以上の時間軸では、まだ戻り売りのままですから、相場のて鉄則に沿えば、採用するポジションはショートということになります。

現在の時間調整的な動きが終わると、相場はここまでのトレンドへ回帰すると思われ、これもショートを意識させてきます。チャートからは、これだというエッジが出てきません。エントリーしにくい相場状況に変わりはありません。

追伸 22時47分です。ようやく相場が動き始めました。ドラギ総裁の発言を受けてでしょう。この結果ユーロがドルや円に対して買われてきているようです。あとはドル円の相対的な関係で相場が決まってきそうです。ユーロが上昇してきたということは、ドラギ総裁は、市場が持っているユーロの先高観に対して、明確に否定しなかったのかもしれません。

追伸 0時11分です。また下押しが始まったようです。少し前に急伸し始めましたが、この時は、本日の山を結んだトレンドラインを上抜くか、それともここでまた押し戻されるかとみていましたが、やはり押し戻されました。結局、流れれは下降のようで、元の流れに戻ったのかもしれません。すでに半値押しには届いていますが、これは一里塚で、次は61.8%押しとなると思われます。値幅から見れば、最近の一日分はもう十分動いていると思われます。そうなると、トレンドを作りながらも、相場を上下させて稼ぐNY組かもしれません。

というようなところですが、本日はここまで。本日はポジションはすべて決済済みです。明日のトランプ大統領のダボス会議での発言を確認してから、と考えていると、来週はFOMCだということで、やはり動きにくい時期ということになりそうです。
本日も訪問いただきありがとうございました。おやすみなさい。合掌
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FX 為替相場も大寒波襲来中

2018-01-24 09:09:43 | 日記
おはようございます1月24日水曜日です。広島は晴れ、冷え込んでいます。雪もちらほらしています。昨夜のうちに積雪するくらい雪が降るかと思っていましたが、雪はなく、冷え込みだけです。いつものように朝散歩で動くと体は温まります。健康にも良く一石二鳥というところかな。

さて、相場です。ドル円は想定通り110.0円狙いの動きになってきているようです。ここで終わるのか、それとも反発開始なのかはまだわかりませんが、明日のECB結果が出るまでは、短期筋としては明日へ押し込んでおきたいとする勢力がメインで相場を牛耳っていると思われます。小生の抽象的な表現のひとつで恐縮ですが、日足でようやく「入ってきました」ので、そろそろ底か、と思うことも、以前よりは強くなってきたと思われます。

しかし、110.0円が最近の重要なポイントとなっていますので、ここを割り込んでいくようになると、105円へ、さらに100円へと向かい始める可能性が強くなるところです。逆に反発するようになると、115円、さらには120円へ向かい始めるという分岐点でもあります。

相場参加者はほとんどの方が、これを意識して相場を見ていることと思われます。

ウン? 今 110.065円まで下押ししてきましたので、すぐロングを成行きで注文すると、110.087円で成立しましたので、しばらくこれで様子を見ますが、110.0円でストップを入れておきました。

110.0円にはストップロス売りがあるようですから、ここを割り込むと、まずは109.5円へ向かいそうです。相場の大循環では、110.0円を割り込んでくると、105円そして100円へ向かうというペンタゴンチャートからの示唆になっています。

買い材料はありません。分岐ポイントでの売買攻防でどちらへ動いてくるかになったようです。

大循環でのフィボでは61.8%押しには到達しましたので、反発も期待できそうと思われますが、あくまでも自律的反発で、トレンドを転換させるまでには至らないと思われます。

いろいろ考えても始まらない本日です。売り方も110.0円を割り込む押し込みを躊躇する状況も少し感じ取れます。しかし、短期筋が下へ誘う動きをしてきて一般大衆投資家がこれに応じてさらに売り込んでくると相場は一気に下へ行くと思われます。逆に、短期筋が誘ってきても、これに買い向かう買い方が出てくれば、下押しも限定的なものとなって反発開始ということも想定できるようになります。しかし、それでも、明日のECB会合結果を待つようになると思われます。

現在はそのような分岐点にいるということを意識して、自我を捨てて相場全体を見ていくこととします。

本日のシグナルは「コスモス」は「売り」、「桜」は「買い」、「ひまわり」は「売り」となっています。
健太君の判定は、「買い」は、110.742円超、「売り」は、110.742円以下。「買い」は、110.279円以下の場合となっています。
FPVは、110.578円、R1は、110.905円、S1は、109.980円となっています。

9時を回っています。東京タイムが始まっています。ここは冷静に相場を見ていきます。ポジションをどちらへ持つか、重要な分岐点になっているかもしれません。合掌

追伸 9時33分です。相場は110.208円まで戻してきていますが、この動きはまだ戻り売りの抵抗に遭遇しそうです。「行動経済学」では、「相場は感情で動いている」といいます。相場参加者の感情が売り買いを招き、相場の動きを作っていくといいます。110円という商品があるとき、これを買う人売る人が出てきて、相場が動くといいます。その大元は感情だといいます。欲も損をする恐怖もみな感情です。このような感情から支配されないように自分を作り相場に参加することが大切だといいます。

追伸 12時06分です。110円を割り込んできました。これから相場は105円へ向かうようになると思われます。そのような中で、本日は109.7~5円付近まで下押しするのではないかと想定して相場を見ることにしました。109.981円でショートを持っています。決済めどは109.7円、ストップは110.0円を超えて値を戻すかどうかを見て考えることにしました。ショートの強気で行くならば、107円狙いもありということになります。

追伸 14時55分です。まもなく東京大引けですが、本日午後の日経ラジオで岡崎さんと水上さんのコメントが響いてきました。

岡崎さん  米国FRB議長交代に対する市場の米国ドル信任が低下したことによるドル売り円買い傾向となった。トランプ大統領の任期中、継続する。

水上さん  110円を割り込んできたことで、まずは100円を目指す動きとなりそうだが、その先75円が究極の目標となりそう。

どちらもドル円のこれからの方向性は一致しているようです。

ここで一つ困ったことが、、、。ポジションテイカー・スイングショートで行くと、日々スワップ金利を支払うことになる。これを避けるためには、取引はデイトレ範囲となってきますが、、、、。

これから出てくるほかのアナリストたちの論も聞いてみたい。ショート保有継続中。そして、超長期月足チャートで相場をチェックしています。

追伸 20時04分です。下値が109.489円まで来ています。想定したように、堰を切ったかのように下がっていきます。独自のレベル指数も99%台で推移していますので、、底打ちにはならず、まだ下がることを意味しているようです。ここまでの値幅は、上下値幅が0.833円、下降値幅が0.806円となっています。最近の一日分の値幅に近くなっていますので、そろそろどこかの節目で上下動を繰り返すようになるのではないかと想定。109.25円付近かもしれません。すでに現状は、9月8日安値107.319円へ向けて押していっているようです。月足と週足ではいく先は105円と示唆してきています。月足では半年後の到達を、週足では、10週後頃に105円に到達というパターンになっていますので、10週後と半年後に2度ここを突きに来るのかもしれません。このような時期を考えると、米国の中間選挙が終わるまでは、ドル売り円買い傾向が続きそうな気配があります。あまり先のことは不明瞭ですから、後日改めてチェックすることとします。

しかし、今の下げ相場には、これといった節目がありません。まさかとは思いますが、一気に108.76円付近まで行くつもりかもしれません。109.5円を割り込むと次は109.0円を狙う、ここを割り込むと、108.5円というような動きになってきそうです。108.0円ではストップ売りがあるようですから、いずれ狙ってくると思われます。

まもなく参加してくるNY組が稼ぐ方法を考えると、短期筋が売り玉の買戻しをして(利益確定)、相場は少し値を戻すと思われます。そして、ある程度値が戻ったところから、NY組の下押しが再開すると想定しています。スキャルでない限り、5分足など短い足のチャートは見ないことにしています。目先の動きにとらわれる恐れもあり、不要な売買を行う可能性も出てくるからです。

保有ショートの一部を109.5円で利益確定(決済)しました。今夜の米国指標や企業決算状況で、まだ振れやすい相場と思われます。値を戻してくると、そこは戻り売りで対処するのが適切となりそうです。しばらくこの傾向が強いと思われます。

今夜のNY引けまでにひょっとすると、109.2円付近まで下押しするつもりかもしれません。こうなると、先に一旦値を戻させて、(109.7円付近くらいか)そして押し込む、という動きをしてくるのかもしれません。こうでもしないとNY組は値幅が稼げません。

追伸 21時11分です。2016年6月19日の週の安値98.897円と2016年12月11日の週の高値118.664円の循環相場でフィボを考えると、現在値109.57円付近は、まだ半値押しに到達していません。半値押しは、109.056円付近となります。61.8%押しでは106.5円付近となります。まずは出発地点(98.897円)へ回帰しようという動きになっていると思われます。

さらに大きな大循環相場で考えると、2011年10月安値75.328円と、2015年6月高値125.858円でフィボを考えると、38.2%押しは106.5円付近、半値押しが100.5円付近、61.8%押しは、94.55円付近となります。最初のフィボと後のフィボで重なる値は106.5円があります。この付近は狙われやす処となりそうです。

追伸 22時56分です。米国・ムニューシン財務長官が少し前に「ドル安支持」発言をしています。これで戻りも限定的となり、戻してもまた押し込まれる流れになるのが濃厚と思われます。こうなると、NY組が参加してきても値を戻していくのは難しくなり、円買いが始まると思われます。今夜中に109.0円狙いの動きが出てくるかもしれません。

追伸 22時53分です。109.5円付近で上下する動きになってきたようです。このままではNY組は稼げませんので短期筋が降ってくると思われますが、その時の戻りは限定的となると想定。明日のECB理事会結果を待つようにもなりますので、ここから大きくは動けないと思われます。

というようなところですが、本日はここまで。保有ショートは明日へスイングさせます。本日も訪問いただきありがとうございました。おやすみなさい。合掌





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FX 大寒、そして日銀会合結果が出ます。何もなし、、、、か、、、。

2018-01-23 09:32:09 | 日記
おはようございます。1月23日火曜日です。広島は晴れ、さほど寒くはありません。昨日は日中にみぞれが当地では降りましたが、遠く東方の山並みを見ると、山頂付近には雪が積もったようで、白くなっていました。県北地方は本格的な降雪になったようです。まだ寒さが増してくるという天気予報です。寒さに負けないように体操をしたいと思います。

さて、相場です。
昨夜、米国議会で、閉鎖されていた一部政府機関をめぐる取り組みで、予算案が議会を通過するとの一部報道から、ドルが買い戻されたというよりは、円が売られてきたという流れになってきたようです。この結果、上値は111.222円まで上伸しましたが、その後利益確定売りに押されて、110円台へ戻っています。上院が先に議会を通過させ、その後下院でも審議しているようです。多分、議会は通過し、成立していると思われます。まずは一安心。

そうなると、今度は日銀会合結果へ関心が移ってきます。前述のように、ドルの買戻しではなく、円が売られて相場が動いたというこの現実をどう理解していくか。円ショートを持っていた短期投機筋が一時的に円買いに転じて、円高傾向が出ていたものが、今度はこれを再度円ショートに転じてきたということでしょうか。

これも、本日の日銀会合結果では、日銀は、「何もない、現状維持」ということを先取りしてきたのかもしれません。

そうなると、日銀会合結果が出てくると、短期筋は円売りで相場を急伸させるかもしれませんが、その後、また押し込んでくるのではないかという動きを想定しています。これは、次のECB会合結果を待つ動きと思われます。ECB会合は25日木曜日です。ECBも今回の会合では、現状維持となる予想になっていますので、ユーロはひょっとすると、売られてくるのかもしれません。3月会合で金融引き締めを議論し始めることで、ここからユーロ買いが再発するようになるのではないかと想定。

FOMCでも1月利上げはないようですから、1月~3月は企業決算による業績相場となって動くのではないかと思われます。

米国のインフラ投資計画がどのようなタイミングで発表されるのかわかりませんが、少し前にトランプ大統領はダボス会議へ出発したようですから、この会合参加中の発表はないと思われます。帰国後になると思われますので、今週末から来週にかけてということになりそうです。一説によると、このインフラ投資計画はすでに相場に織り込んだといいます。ホンマかいな?

最近、確認できたことですが、米国経済指標の定例的な発表については、やはり想定していたように、米国政府側から、ロイターなど通信社へは、公表時刻までは絶対に漏らさないという縛りを付けて、事前に指標結果を通知しているようです。ある時、この約束を某通信社が破って、一部の機関投資家へ事前に通知していたことが露見したようですが、再度このような事前漏洩はしないという約束をさせて、従来通り経済指標結果を通信社などには連絡しているようです。

この辺の動きでも発表定刻から0.3秒とかからないうちに、通信社から機関投資家へ通知され、機関投資家はさらに0.3秒後くらいに、結果を受けてポジションつくりをしています。この動きが発表定刻から1秒と経たないうちに出てくるわけで、一般大衆投資家はこの動きについていけるはずもなく、証券会社などから配信を受けるまでには相応の時間が経過しています。この時間差に、さらに最近のHFTの取り組みから、このような時間差があることが取引に優位性を作り出していることは否めないようです。0.3秒差などは、ほとんど同時といっても良いと思われます。これが現実か、、、。

今朝のここまでの動きを見ると、押し目買いから動いてきているように思われます。上値が110.999円まで来ていますが、111.0円を手前にして少し逡巡したのでしょうか。このレベルで、日銀会合結果を待つつもりかもしれません。
お昼頃には結果が判明すると思われます。そして、総裁の記者会見が15時30分頃から始まるといういつものスケジュールと思われます。ここでのやり取りでは、記者たちから「金融引き締め」に関する質問があると思われますが、総裁は「まだできるような環境ではない」と述べ、早期に金融引き締めが始まるのではないかという憶測を否定してくると思われます。

本日は日銀会合結果を受けた後の急伸と、その後の下降に転じる動きに注意して相場に臨みたいと思います。

本日のシグナルは、「コスモス」は「売り」、「桜」も「売り」、「ひまわり」も「売り」となっています。
健太君の判定は、「買い」は、111.071円超、「売り」は、111.071円以下、「買い」は、110.722円以下の場合となっています。
FPVは、110.889円、R1は、111.253円、S1は、110.555円となっています。

今朝は、すでに110.902円でロングポジを保有しています。これでしばらく様子を見たいと思います。日銀会合結果が出るまでに111円台に乗せてくるのかどうか、ここは少し不明なところがあります。

原油先物取引では、昨日の結果を受けて、MACDが売りシグナルを出してきています。ストキャストも買われすぎから売りシグナルが出てきて、下げ基調になりつつあります。原油価格が下がってくると、円売りが始まりやすい環境と思われます。最近の動きはドルが買われるというよりは、円が売られてきたということのようです。

9時を回っています。東京タイムが始まっています。本日もよろしくお願いします。合掌

追伸 16時12分です。やはり日銀総裁の記者会見を受けて円安へ振れて来ています。上値を更新しました。しかし、です。ここからは、今度はECB会合を待つようになりますので、一途に上昇していくとは想定できません。本日の安値も昨日安値を更新せず、反発してきています。これから昨日高値を更新にくるでしょうか、これもチェックになります。本日のここまでの動きからチャネルラインは右肩上がりとなり、下辺が19日安値と本日安値を通過するラインとなり、上辺は昨日高値を通過する下辺に平行なラインとなっています。もう少し上伸して、本日R1タッチを狙う動きをしてくると想定。その後の動きは欧州勢参加もありますので、もう一度下突きに来る可能性があると想定。

現在レートは111.1円付近にありますが、このレベルは日足で見ると、最近の上値付近となります。これをさらに上へ延ばせるかそれとも、ここからは一旦下へ振る動きが出てくるのか、これも考えるところのようです。現状相場は、押し目買いシグナルが出てきましたので、押し目ができると買い方が動いてくると想定されそうです。
ここまでの上下値幅は、0.634円、上昇値幅が0.259円、下降値幅が0.375円となっており、終始差と併せ考えると、不整合状態になっています。どこまで押し目を作って買い方が動いてくるか、これもチェックです。

日銀総裁は記者会見で、想定通り金融引き締めなど出口戦略を考える段階にはないと、市場の憶測を否定しています。現時点のポジションはロングに偏っていますので、この状態を修正する売り方の動きが出やすいと思われます。まもなく17時ですが、欧州勢参加での動きに注意していきます。

追伸 22時04分です。下押しが110.380円まで来ています。これで3MINを形成していること、そして、値幅から見ても一日分はすでにできていることなどを併せ考えると、本日の下押しはここまでかもしれません。今週の値動きの範囲での上下すると思われます。しかし、パターンから見れば、現状ではまだ確定はしていませんが、高値切り下げ安値切り下げとなっており、トレンドは下降を指しているのかもしれません。安値が110.380円まで来たことから、上値111.222円や111.176円を否定する動きとなっています。こうなるとこれからの動きとしては、17日安値110.194円狙いの動きが出てくると思われます。それがいつになるかということです。1時間足で見ると、ペンタゴンチャートからは110.200円へ向かっているパターンになっています。30分足ではまず110.300円へ向かうパターンのようです。これらのポイントへ到達するのも少し先のようですから、今夜ではないのかもしれません。ペンタゴンチャートのFX会社がメンテナンスに入ったようです。こんな時間にメンテするとは異常事態か。

現在ドル円相場は狭い範囲で上下していますが、これに決着がつくのはNYカットやロンドンフィックス通過後かもしれません。

追伸 23時06分です。下値が110.337円まで来ています。そろそろ反発か?と思わせる動きをしてきているようにも思えます。今週は、このような動きがまだ続くと思われます。下へ下へと圧力が加わっているような感じがしますが、まだどちらへ傾くのかは決まっていないように思われます。110.0円を割るか、それとも割らずに反発するか、これが最大のポイントです。戻り売りの圧力が強いようです。

というところですが、本日はここまでとします。まだまだ短期筋が主導する相場になっています。年金や生保・損保などの長期資金はまだ様子見中と思われます。110.7円付近までは反発するかもしれませんが、ここはポジションを持たずに様子見することとしました。本日も訪問いただきありがとうございました。おやすみなさい。合掌
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FX また寒波襲来、日銀会合開始

2018-01-22 09:04:16 | 日記
おはようございます。1月22日月曜日です。広島は小雨、午後からはこれが雪に変わるようです。拙宅付近でも雪が降るのかどうかは不明ですが、この冬一番の冷え込みになるようで、当地でも積雪があるかもしれないと想定しています。氷も張るか明日朝が楽しみです。

さて、相場です。

NY市場での株価は堅調な動きのようです。まだ崩れてきません。米国株価はバブルか、などと言われて久しくなりますが、そのような声を吹き飛ばすような、上昇傾向を継続しています。

CMEN225は小動き状態で値を維持しているようです。

そのようななかで、ドル円の動きは110.5円前後で小動きになってきています。まだまだ方向感の出て来ない相場状況になっていると想定しています。

110円を割り込む動きになると、105円へ向かうようになると想定していますが、逆に、110円を守り、底固めができたということになると、これから反発していくようになり、120円や130円へ向かうということになりそうですが、現状ではまだ過去の事例による推測判断しかありません。

原油高による資源国通貨の上昇によりドルの想定的な価格の下落が円高を招いているといえそうな現状では、しばらくこの状況はまだ継続すると思われ、上値が重いと、下振れさせてくるとも想定できるようになります。

米国経済が堅調に推移しているとき、米国の利回り状況はすでに2.6%台になっている現状から見れば、円安が進行しても不思議ではない環境と思われますが、そうにもならず、これには、上の理由のほかに、もうひとつ、日銀によるテーパリングへの動きが出てくるのではないかという市場関係者の憶測がさらに憶測を呼んで、円買いが進んできていることがあるようです。

今年はECBの金融引き締め開始も想定され、そうなると、日銀も、という発想が出てきているようです。

たしかに、最初に利上げに入るのは、いつでも、米国FRBであり、これに続くのが欧州ECBであり、その後、日銀という流れが過去の事例でできています。日銀のマイナス金利導入も、ECBが導入した後であり、国債買い入れ額のフレキシブルな動きも、ECBが購入月額の減額をしてからのことであり、これらを考えると、今日から始まる日銀会合では、現状維持がすべてではないかと思われます。

ECBも先の会合では新年から金融引き締めの検討議論を始めるとしていたのを、今回会合ではなく3月会合からに先送りしたという報道が流れています。3月のECBは8日に開催され、日銀は8日9日に日程ですから、3月にはECBの結果を日銀は確認してから政策を決めることができるようです。ちなみに米国FOMCは3月20日21日の日程です。

国内アナリストの声としては、日銀は2018年中に金融引き締めに入りたいが、今年は入れない、行えないというのが多くの声のようです。できるようになるのは早くても来年2019年1月という予想になっています。

今週は日銀、そしてECBの会合があります。このため相場自体の動きは様子見気分となってあまり動かない相場になるのではないかと想定しています。

米国では債務上限問題から、予算不成立となり、政府機関の一部が閉鎖になってきています。これも本日の相場を押さえる材料のようです。

そして、今週からは、一般教書の前に出すと言っている一兆ドルに上るインフラ計画に関する情報がポツポツと漏れ伝わってくるとも想定していますが、こちらの方はどうでしょうかね。

本日のシグナルは、「コスモス」は「買い」、「桜」も「買い」、「ひまわり」も「買い」となっています。
健太君の判定は、「買い」は、110.922円超、「売り」は、110.922円以下、「買い」は110.602円以下の場合となっています。
FPVは、110.778円、R1は、111.065円、S1は、110.425円となっています。

9時を回りました。東京タイム開始です。本日もよろしくお願いします。合掌

追伸 18時53分です。上へ伸びきれず、下押しが始まっています。やはり上値が重いですね。現在レートは110.7円付近にありますが、110.6円付近までの押しを作りに来ているのではないかと想定し、本日高値を付けた後で110.870円ショートポジを保有しています。先ほど110.679円まで下押ししてきましたので、そろそろ決済か、とも考えているところです。もう少し辛抱して保有継続します。

追伸 19時19分です。110.660円で保有ショートを決済しました。しばらく様子を見ます。本日7時寄付き値付近まで下押しした場合、買ってみようかという気持ちも起きつつありますが、買いシグナルは出てきそうにありません。決済を決めた一つの理由は、30分足での一目雲下限がこの付近にあるため、ここでは下支えの動きも出てくるかもしれないと想定したこと。一区切りをつけました。この下押しで1時間足まで戻り売りシグナルが出てきています。また上値は重くなりそう、、、。

追伸 21時37分です。ユーロの動きから、ドルも円も買われているような動き方をしているように見受けられますが、ドル円の動きになると、若干ですが、ドル買い円売りになってきているようです。しかし、動き方に勢いはなく、狭い範囲での上下動にされそうです。チャネルラインは右肩下がりで、現在110.843円付近を通過中です。ここを上抜けできるかどうかになってきたようです。ここで押し戻されると、これから参加してくるNY組によって、深押しが始まると、本日安値を更新する動きになって来ると思われます。

下辺は、現在、110.182円付近を通過中です。本日は110円割れの動きは出て来ないと想定しています。

相場の流れとしては110円を割るか割らないかで、今後の展開は大きく変わります。まだどちらとも明言できそうにありませんが、17日最安値110.194円をその後月に来る動きはまだ出てきていないと思われ、そうなると、ここを最安値として反発していくのか?というような推察もできるようになると思われます。この最安値から反発して、上値は18日に111.480円まで来ていますので、これを更新してくるか、上抜けずに下降してくるのか、などなど、これらをすべてチェック中しているところです。

本日の為替情報によると、110.1~2円にストップロス売りがあるようです。ここを突きに来るかどうか、そして来た時の反発度合いもチェック項目となります。現在の相場は本日PAとPBの範囲で上下しています。このどちらを抜けてくるのか、NY組がどう動いてくるかにかかってきたようです。今夜はこれといった指標発表はないように思われます。そうなると、テクニカルで動く相場となってきそうです。

明日のお昼ころには日銀会合結果が判明すると思われます。まずはこれを待ってから動いてくると思われます。今回の会合では現状維持となり、これを市場はどう受け止めてどう動いてくるのか。これで金融引き締めは近いと考えて、円買いに来るのか、それとも、まだ引き締めはないとして、円売りに来るのか。先週の動きでは、IMMでの投機筋のポジションは円ショートが減少てきています。これが一時的なことなのかどうか、それとも、円ロングへ移りつつあるのか、これも、最近の原油先物価格動向と併せて考える必要がありそうです。

原油価格動向といえば、原油相場をMACDやストキャストなどで考えると、買われすぎ状態から売りへ転換しそうな位置にあるようにも見えそうです。原油先物価格が下がってくると、ドルが相対的に高くなり、円売りが始まる可能性が出てきます。現在は、この逆、原油価格が上昇して、ドルが相対的に安くなり、円買いが起きている状況です。原油取引がドルで行われていることから生じている状況と思われます。

ウン? チャネルライン上辺にタッチした? さて、ここからどう動いてくるか、今、22時11分。ソロソロ、NY組が参加してきます。110.0円割れを狙う動きに来るか、チェック開始。

追伸 22時42分です。NY組は下押しから入ってきたかもしれません。今夜はストップを巻き込むような下押し材料はないように思われます。ここまでの動きからは、買い方優勢の相場になっているように思われます。そうなると、まだ、上を狙ってくるとも考えられ、本日高値更新を狙うとなると、一旦相場を下振れさせてくる可能性もあります。ある程度の値幅を獲得するための動きです。しかし、方向感のない相場状況になっていますので、今夜は様子見でよいのかもしれません。

ということで、今夜はここまで。本日も訪問いただきありがとうございました。おやすみなさい。合掌








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FX 今週の言い訳

2018-01-20 16:17:43 | 日記
1月20日土曜日です。広島は晴れ、ただいま14時34分です。本日は、先に所用を済ませたため、この時間のブログ作成になりました。

春の香りということで、沈丁花かジャスミンかなどと、花を探しましたが、沈丁花はまだ青い蕾のまま。花の香りなどあるわけもなく、、、、。なんだったのか、、、、。未だ疑問のまま。まっいいか。

さて、今週の言い訳です。

今週の山場はやはり17日水曜日でした。これはペンタゴンチャートの見立てと一緒でした。最安値110.194円を付けています。

その後110円割れはしていません。下へ行こうとする動きも出てきましたが、その都度反発してきています。

そのときの下突きは110.5円付近までとなっています。17日も18日も19日も下値は堅いようです。

このような動きを継続していると、4時間足まで押し目買いシグナルにそろってきています。

日足以上の足では、まだ戻り売り状態ですから、長期にこれから反発上昇していく傾向にはなりにくい環境と思われます。

そういえば、、忘れないうちに先に書いておきます。

最近のドル円相場、特にドル安円高傾向についてですが、なぜこうなってきた、ということの一つの回答かもしれません。

すでに読んだ方もあるかもしれませんが、ロイターニュースで、野村証券の池田さんがコラムに投稿していました。最近のドル安円高傾向の原因は、最近の原油高傾向。これにより、資源国通貨が買われて高くなりつつあり、この結果、ドルが相対的に弱くなってきていることによるといいます。

ドルが安くなってきているのは、最近の原油高によるものだった!!!

小生も、円の傾向から、実効為替レートが影響していると考えていましたから、池田さんの考えは渡りに綱ですぐ理解できました。昨日のブログで書いていると思いますが、ドル安円高傾向はまだ継続すると思われ、これを考えると、まだ110円割れを狙う動きは出てくるのではないかと想定しているところです。

ペンタゴンチャートからは、しばらくもみ合うものの、その後再度下降していくという流れになるようなパターンを示してきています。

現在の位置は、上へ行くか下へ行くかの分岐点にあるように感じています。ここまでの動きでは、110円台では反発傾向が出てきていると思われますが、110円を割り込んでくると、堰を切ったように、105円へ、そして、100円へ向うというような流れができてくるのではないかと思われます。

現在はその正念場に位置しているとも考えられます。

今後、原油価格がどのように推移してくるか、ドル円は、この影響をもろに受けると推察できますが、こればかりは、本邦発の取り組みで改善はできないように思われます。

大循環相場の流れがチェンジするかもしれない位置にも差し掛かっているということがあります。これは週足でチェックしていますので、ここ最近の売買攻防は起きて当たり前のことと理解しているところです。割り込んでくると、しばらく相場が浮上してくることは難しいと思われます。それも覚悟して相場を見ているところです。

日足以上のチャートがすべて、戻り売りに遭遇する環境にあることを失念してはいけないと思っています。4時間足までの押し目買いシグナルは1週間程度は有効に機能するかもしれませんが、何かきっかけがあると、下値支持帯を割り込んでくる恐れも強くあると思われます。

このあたりのことを、ペンタゴンチャートでは「しばらくもみ合うかもしれないが、その後は再度下へ行く」とみているようです。

順調な世界経済の動向を受けて、これから資金がどこへ行くのか。潤沢になった北海オイルマネーは世界の株式を購入しているといわれています。これに原油相場が加わり、資源国通貨高が発生してきて、相対的にドルが売られて円が買われるという流れが、いつ、どうなったときに変化してくるのか。

来週から始まるECBなどの中央銀行会合結果がその流れを変化させることができるのか、米国のインフラ投資がさらに米国経済を活況にし、はたまた、原油相場の上昇が、米国シェールオイル価格も上昇させ、増産傾向になってくると、価格を低下させてくるのか、景気と増産はセットで考えるようになりますので、減産を想定することは難しいと思われます。

原油余剰が発生する原因は何か、原油需要が減少する要因は何か、これを考えると回答が見えてくるのかもしれません。

現在の相場は、取引で動く時ではないのかもしれません。じっと我慢して、相場が動き出すのを待つのが良いのかもしれません。これもそれも相場というものと思われます。

今週も訪問いただきありがとうございました。良い週末をお過ごしください。 合掌















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