FXと四国遍路とワンコと菜園の物語 

一般大衆投資家が、時々四国遍路に出発、FX取引を行う様子をメモ。合せて、愛犬君の近況や、菜園などのことも掲載

FX  最後の 一匹のモエビの最期

2023-11-08 08:14:46 | 日記

おはようございます。11月8日水曜日です。広島は晴れ、月曜日に前線が通過した広島地方ですが、通過後、ぐっと気温が下がり、寒くなってきました。日中は22度くらい。朝晩は冷え込みが強くなりました。となれば、黒ラブ・オリも寒さを感じるようで、「布団の中に入れてくれ」と、訴えてきます。これに、飼い主は快く対応、布団の中に迎え入れ、湯たんぽとします。最近の当地の日の出は、7時頃。早朝散歩中に日の出を迎える最近です。

我が家の水槽で、モエビを飼育していました。このモエビは、夏の暑さにも負けず、今年の春以降、およそ6か月以上生存していたものですが、涼しくなったため、水槽の水の入替を怠ったことが原因となったのか、死んでしまいました。

死の2,3日前から食欲が落ち、投入する餌も食わないような状況になっていました。今までになかった様子となり、「ウン?」と疑問には感じていました。 

翌朝、エサを投入しようと水槽に近づいてのぞき込みますが、モエビの姿が見えません。いろいろな角度から探しますが、見つからない。

餌の合図で、水槽を軽く「コツコツ」と指でたたいてやると、出てきていたのですが、出てきません。探すのをあきらめ、時間を変えて探してみたところ、置石の隅っこのところに横たわっているモエビ君を発見。

少しつついて、反応を観ましたが、全く動きません。スポイトで吸い上げてみても、反応なし、、、。

小生の飼育最長期間を作ってくれたモエビ君でした。体調5cmにも及ばない、小さなモエビ君でした。このモエビ君はほかのモエビおよそ100匹と同時に飼育開始したもので、最近3ヶ月では、ほかのモエビが死んだ後も一匹で頑張って生きていてくれていたのですが、、、。

このような小さな生き物も死なせてしまうと、申し訳なく思い、少し悲しくなります。「何が悪かったのか?」飼育メモを読み直しながら反省しているところです。

 

さて、相場です。昨夜の米国市場では、株価は3市場とも少し上昇して引けています。特にハイテク株に買いが入っており、ナスダックは強めに上昇。

CMEN225も上昇し、32500付近で取引されています。日経平均大引けより、200程度上回って取引されています。

本日の日経平均は高く寄り付くかもしれません。

 

利回りは、NYタイム開始など初めのうちは上昇していましたが、3年物国債の応札はこれまでの平均を下回るものとなりましたが、取引は堅調に推移したようです。これに伴い、利回りは少し下降傾向になっています。現在の利回りは、4.5700%付近。

この利回りの動きにドル円は連動しているようです。

昨夜、150.692円まで上昇したドル円ですが、その後は軟調に推移しています。引け値は150.299円付近。

 

昨夜はFRB関係者の発言が相次ぎ、「タカ派」、「ハト派」双方から考えが出てきています。

「タカ派」は大きく伸びたGDP、「ハト派」は悪化した失業率に着目し、という具合、、、。

市場では、この先の動きは利回り低下傾向を考えているようです。しかし、ポジションを売りにチェンジする材料やきっかけがないようで、動き辛い相場いなっているようです。

本邦政府による為替介入についても、「あるかもしれない」とは考えているものの、150円台や151円台では「ないだろう」とみているようです。

このようなときに、虚を突いて介入してくることもありますから、注意するに越したことはありません。

11月3日安値からほぼ61.8%戻し付近まで値を戻していますから、本日はもみ合いながらも下振れしてくる恐れはありそうです。

 

今、日米ともに企業決算が出ています。これまでに出ている決算は、大方は順調な決算内容という総括のようです。

 

景気は良い、インフレはまだ高い、雇用も強い、となれば、相場が崩れる強い材料が出てくるまでは、株価は堅調に推移し、利回りは頭打ち感があるものの、大きく下げていくような動きにはまだなって来ないのかもしれません。

日銀が「ゼロ金利政策」を維持している限りは、「何かがある」と、円売りの材料とされそうです。

今、円安傾向を止められるのは、残念ながら、「為替介入」しかないのかもしれません。

 

早いもので、来年はもう米国大統領選挙の年になります。大統領選挙の年は景気は良いという傾向があります。株価の傾向は理解できますが、ドル円はどう動いてくるか、、、。

岸田内閣は、史上最低の支持率状態。この低迷で、どこまで持つか、、、。

ウクライナ紛争も、中東紛争も終わりはまだ見えず。

 

チャートから目先の相場を観ると、やはり、上値は重くなってきそうですが、売り材料がない中では、「上値は重く、下値も堅い」という相場になりそうな気がします。

少し長めの時間軸で相場を考えると、今はまだ「買い相場」の中にあるようですが、やはり上値が重い環境になってきているようです。「戻り売り」が出やすい環境になってきていると思われますが、すぐ崩れていくような相場とは思われません。

スイングショート継続中。昨日は、150.493円ショートを増やしています。先は長いようです。今回も辛抱は続きます、、、、。

 

本日の健太君の判定は、「買い」は、150.496円超、「売り」は、150.496円以下、「買い」は、150.065円以下の場合となっています。

FPVは、150.274円、R1は、150.717円、S1は、149.855円となっています。

 

間もなく東京タイム開始です。本日もよろしくお願します。合掌

 

追伸 19時39分です。今夜は、米国債10年物の入札があります。昨日3年物の入札がありましたが、需要はあったようで、利回りは低下傾向になりました。

今夜は10年物です。どの様な結果を導き出してくるか。この結果が出るまでは動き辛い?

ドル円は、昨日高値を更新し、150.792円まで届いています。10月26日高値が150.776円で、ここに鉢合わせした感もあります。そうなると、、、、三尊形成?

ショート保有継続中。

 

 

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FX そろそろ立冬です。

2023-11-07 08:43:44 | 日記

おはようございます。11月7日火曜日です。広島は曇り、まだ前線通過の影響が少し残っているようです。昨日は風が強く、枯葉が風に吹かれて地を舞っていました。しかし、昨日は少し気温が高く湿度もあって、蒸し暑さを感じる日となりました。愛犬・オリも寒さを感じないようで、フロアで就寝しています。小生は布団を広々使ってのびのび就寝。寒さを感じるようになれば、また、オリは布団に潜り込んでくると思われます。そろそろ木枯らしが吹くころです。東北地方や北海道地方、そして信越地方では、ストーブやこたつをもう出し終えているのではないでしょうか。我が家ではまだ出していません。

菜園では、大根やカブが順調に成長しています。キャベツも玉造りに入ってきました。そこで、昨日、追肥を実施。そして、間引きを兼ねてカブをテスト収穫。葉も実も灰汁はなく、食べやすかったですね。これで気を良くして、「来年は聖護院大根を作ろう」などと思うようになっています。

 

さて、相場です。昨夜の米国市場では、株価は、先週大きく反発したことから、3市場ともに、昨日は利益確定売りも出て、上値は重く、プラス圏で小幅な動きになっています。

CMEN225は少し軟調に推移し、32615で終了。本日の日経平均の寄付きはGDしてくるかもしれません。

利回りは、FOMC結果が出て以降下げ、雇用統計が出てさらに下げが加速していましたが、昨日落ち着きを取り戻し、株高傾向になってきたことから、リスク選好の円売りに加え、6日に出た植田日銀総裁の講演での発言、「2023年中に2%の物価安定目標の持続的・安定的な実現を見通せる可能性は低いとみている。」というのも、円売り傾向に拍車をかけたようです。

 

市場には「利上げはそろそろ終わり。」という認識が広まっており、積極的なドル買いが起きてきたというわけではないようです。

となれば、まだドルの上値は重いと考えた方がよさそう、ということになってきます。

そして、下値も堅いという状況かもしれません。

 

昨日のドル円は、相場の日付が変わる今朝7時直前に、150.073円まで到達しましたが、その後はお決まりのように、少し軟調に推移中。現在値は、149.965円付近。

昨日高値を付けた後、強めに押し込まれ、本日分取引になって、寄付き直後、149.830円まで押し込まれています。その後反発し値は戻していますが、戻しても、上値の重さが出てきているようにも感じ、これから再度、149.830円チャレンジになってくるかもしれません。さらに、押しの勢いがつけば、149.50円付近まで行くこともあるかもしれません。

いつものように、東京タイムでは、昨日高値150.073円突きに来ることも想定できますから、そうなれば、その付近で「ショート」を打つことも有効かもしれません。

東京仲値公示タイム前後で、高値突きが出てくることもありますから時間的にはそのころを注意したいと思います。

 

市場には「利上げは終了」という雰囲気も相当出ており、短期金融市場では12月利上げは「0」として織り込んできているようです。

このことからも利回りの上昇はあまり望めず、ドル円の上値も重くなってくることが想定されます。

本日は米国債3年物の入札が予定されています。応札が順調に進めば、利回りは低下してくることが想定されます。

先に、国債発行計画が示されたとき、市場は安心した反応を示していますから、応札は順調に推移するかもしれません。

また、債券市場は、今、「まもなく債券市場の時代が来る」、と考えていますから、その買い仕込みに傾注すると思われます。そうなると、利回り低下傾向か、、、。

 

NYタイムになって、相場の方向が決まってくると思われます。

 

本日の相場では、次の800SMAに着目していこうと思います。

15分足の800SMA、その現在位置は、150.185円、

30分足の800SMA、その現在位置は、149.964円、

1時間足の800SMA、その現在位置は、149.464円、

特に、15分足と1時間足の範囲で動くかもしれません。現在値は、149.967円付近ですから、、30分足の800SMA付近に今はあることになります。この上、下、どちらで推移するか注目しています。

 

日銀総裁の発言趣旨を受け、そして、米国利回りは低下傾向となれば、日米金利差は縮小傾向となり、ドルの上値は重くなってくることが想定されます。

現在値の上で、厚めの売り注文があるのは、150.40~45円付近。短期の投機筋が仕掛けてくることも想定できますから、動きには要注意。

しかし、その様な上昇が出ても出なくても、利回り動向は、この先下がってくるという観測が強くなっていますから、いずれ、ドル円は下げに回帰してくると思われます。

 

本日の健太君の判定は、「買い」は、150.068円超、「売り」は、150.068円以下、「買い」は、149.679円以下の場合となっています。

FPVは、149.810円、R1は、150.325円、S1は、149.547円となっています。

 

本日は、すでに150.041円でショートを保有しています。売買スプレッドは開いていましたが、いずれ落ち着くと考え、ポジションを採りました。決済めどは149.50円付近を意識しています。

 

立冬の時期になってきました。ハマチやブリも脂がのってきて美味しい時期になってきます。これを考えると、また釣行したくなります。潮見表を観ながら予定を考えましょうかね。

まもなく東京タイム開始です。本日もよろしくお願いします。

 

 

 

 

 

 

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FX このまま下降していくのか、それとも戻してくるか、、、

2023-11-06 06:54:53 | 日記

おはようございます。11月6日月曜日です。広島は曇り、天候は下り坂のようです。今日は午前中から雨が降り始め、午後になると本降りになるような予報になっています。最近、夏日になったこともあり、温かいというより暑いという日が続いていました。雨が降れば、秋さらに深まる、という状況になると思われます。

その様な中で、昨日夕刻の愛犬・オリとの散歩道は、1時間コースを採用して、「仁保の大銀杏」と言われている樹の黄葉を観るコースにしました。その銀杏の木がこの写真になります。

ニ本の大きな樹があります。 以前のこの樹は、背丈はもっと高かったようですが、台風や落雷に因る倒木を避けるため、上の方は切り取ったようです。

右手前のものが「仁保の大銀杏」と呼ばれるものです。もう少しした方がきれいな黄色に染まるようです。銀杏の実もなっていて、すでに落下したものもあり、車にひかれて砕けた殻も散見されました。しかし、まだ多くの実が枝についていましたから、この樹のご近所の方たちは、その実を拾い、臭いと格闘しながら処理をし、銀杏として食されるものと思われます。

 

さて、相場です。先週金曜日の米国市場では、株価は3市場とも強めに上昇しています。利回りの上昇傾向が止まり、徐々に下がり始めましたので、市場関係者は「もう利上げはない、来年には利下げが始まる」と考え、株の買い戻しが進んだようです。

利回り低下傾向で、債券市場でも、債券価格の上昇が始まってきました。この傾向は、債券市場も活況づけます。今の段階で債券を購入すれば、高利回り益も享受でき、債券価格の上昇も期待できることから、これからしばらくは、「債券の時代」が来るかもしれません。

そうなると、投資家の資金は、株式から債券へと移ることも想定できそうです。その資金は株を売って、、、ということになります。

最近、株価は暴落するという予想も出始めていますから、このあたりを考えてのことかもしれません。

米国株式市場の上昇で、CMEN225も32720と大きく上昇して引けています。今朝の寄付きでは、GUするかもしれません。

 

ドル円は、利回り低下傾向に伴い、ドルは売られて円買いが進んできています。

ユーロドルでは、ユーロが強く、ユーロ円でもユーロが強い状況になっています。

ユーロとの関係で、ドル円は、ドルが弱く円が強いというパターン。

しかし、この状況が今週も継続するかどうかは、少し様子を観た方が良いかもしれません。

ユーロドル、ユーロ円ではまだ、もう少しユーロ高へ上昇余裕がありそうともみられます。そこで、先週金曜日につけたユーロドルやユーロ円の高値を更新しない、となれば、ユーロが売られ始める流れになってくるかもしれません。ここは見極めたいところ。

 

ドル円側の都合として、投機筋が押し目ができればまだ買い拾いたい輩が存在するようです。150円台151円台では、本邦政府の為替介入がなかったことから、まだ買い進めると踏んでいる投機筋も存在するようです。

そして、相場のパターンは、「戻り売り」優勢を示すものになってきています。

このように、ドルに両面があったため、先週金曜日の安値圏ではスイングロングを保有していません。

 

月曜日は、通常これといった指標の発表もなく、前営業日である金曜日の相場の動きの影響を受けやすく、テクニカルで動きやすい日柄になります。少なくても東京タイム前場では。

東京仲値公示タイムを通過した後の動きにも要注意になります。

先週金曜日安値で3MINを形成しています。これを考えると、本日の相場は買い方優勢相場になるかもしれません。

9月11日安値、10月3日安値、そして、10月30日安値を結ぶラインが引けそうです。これを先へ延長させると、11月3日安値のすぐ下を通過してくると思われます。このラインが下値支持になってくるかチェックになりそうです。

仮に戻りが出てくる場合、日足の20MA(現在149.768円付近)が上値抵抗となる恐れもありそうです。

ローソク足の組み合わせが、「陽の陰はらみ」とか、「三羽鳥」というパターンになっていると思われます。これが出てくると、相場は天井圏からの反落下降シグナルとなってきます。

本日はいろいろな思いが交錯しそう。

 

今週は、パウエル議長の講演(本邦時間で10日4時早朝)があったり、ミシガン大学消費者信頼感指数(速報値)(10日金曜日)が出てきます。本邦では火曜日に毎月勤労統計調査が出てきます。

FOMC後間もないため、パウエル議長が新たなことをいうとは考えられず、FOMC後の記者会見での発言の域を出ないと思われます。

 

今週は「嵐の前の静けさ」になるかもしれません。現在、米国政府は、「つなぎ予算」で命をつないでいる状態。この予算の期限が来週17日に来ますから。それまでに本予算が決まるのか、それとも更なる「つなぎ予算」となるのか注目されます。

本予算が決まらなければ、米政府閉鎖、という事態も出て来るようで、事態はさらに悪化。

ウクライナ紛争と、中東紛争を抱えている米国としては、本予算成立を議会に呼び掛けているようです。

 

米議会下院議長はすでに決まっています。トランプ元大統領を支持する「右派」です。共和党としては、ユダヤ市民の支持を受けたいだろうし、これはバイデン政権も同じ様子。そうなると、政権に対しては、反ユダヤ勢力としてのイスラム系市民の離反を招き、大統領選挙に影響してくるようになる、欧州では、すでにイスラム系市民が暴動を起こしており、テロ騒ぎにまで発展。ウクライナ紛争がかすんで見えるようになってきています。

 

ハマスやヒズボラは、明らかにイランの支援を受けています。イラン対イスラエルの対立構造から、イスラム対イスラエルという構造に変化しつつあります。

これ以上の紛争拡大は防ぎたい米国ですが、なかなか思うようにはいかないようです。

イスラエルは「ハマス撲滅」を目指して戦うと宣言しています。紛争激化はまだ進みそうです。停戦は遠い、、、。

 

本日の健太君の判定は、「買い」は、149.948円超、「売り」は、149.948円以下、「買い」は、149.279円以下の場合となっています。

FPVは、149.691円、R1は、150.204円、S1は、148.866円となっています。

 

「G指数」は「少し売られ過ぎ」レベルになっています。

米国は昨日から、標準時間採用になっています。相場の一日は本日から朝7時に始まります。

小生の生活リズムも1時間ほど後ずれするか。困るとすると、夜21時30分発表だったものが22時30分になり、就寝開始が後ずれすることか。これは徐々に慣らしていくことにします。

米国市場は6時で取引は終了するようになります。

今週、本邦では、7月~9月期の企業決算がピークを迎えます。

 

間もなく東京タイム開始です。今週もよろしくお願いします。合掌

 

追伸 8時11分です。最新の為替情報によると、上値は152.00円、下値は、147.00円と幅が広くなりました。まだ方向が定まらないのかもしれません。

ここ1時間ほどの相場では、買い方優勢相場になってきた感があります。

 

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FX 今週の言い訳 重要イベント通過

2023-11-04 12:10:22 | 日記

おはようございます。11月4日土曜日です。広島は晴れ、今日も暑くなりそうです。

昨日の釣行では、釣果は大きく、大満足。その分、家に帰ってから大童。ご近所さんへ魚のおすそ分けに走り、それが終わってから、自分たちが食べる分の裁きに入り、これが大変。その分自分たちの夕食が遅くなり、疲れがピークになって肴をいただくと、ビールの周りの早いこと。何とか、雇用統計発表までは起きていて結果を確認したいと思い、頑張って眼を見開いていました。

 

さて、今週の言い訳です。

今週は、日銀会合、FOMC,英国中銀の政策金利が出そろい、ファンダメンタル、その強弱も確認できました。

更に、ADP雇用統計やIMS関連データなども出て、相場は、1日から下降傾向になり、2日、3日と続けて「急落」。

特に31日に日銀会合結果が出ると、相場は、急反発してこの日大きく上昇し、151.705円の高値を付けています。

しかし、上昇は、ここまでとなり、その後は下降傾向となって、昨日夜、149.179円まで押し、引け値は、149.378円。

 

この付近には、1時間足の800SMAがあり、相場はこの付近で、ひとまず小康状態に入ったか。

149.0円近辺では買い方が動いてくるような情報もあります。

 

この結果、これからのチェックポイントは、まず、10月30日の安値148.805円を割り込むかどうか、ということになりました。

ここを割り込むのは少し難儀するかもしれません。

まだ、本邦政府による為替介入がありませんから、これから上へ行ってこれを確かめようとするかもしれません。

 

しかし、昨日までに出てきた経済指標を受けて、市場は、「もう利上げはなくなった。来年になると、利下げが始まるだろう」と考え始めています。

この中で、昨夜出た雇用統計の失業率が3.9%と悪化したため、「サーム・ルール」が俄然脚光を浴びるようになっています。

これは、「失業率の3ヶ月移動平均が、過去12か月の最低値から0.5ポイント余り上昇したときに、リセッションが始まる」とするもので、8月9月の失業率が3.8%、3.8%でしたから、この条件に当てはまりそうな状況になりつつあるようです。

 

FRBが、「政策金利を上昇させなくても、上昇している市場の長期金利がそれを代替しているかもしれない」と考えている向きもありますが、9月FOMCの時の記者会見で、「サーム・ルール」に初めて触れていることを考えると、リセッション入りを相当強く懸念しているのかもしれません。

今まで、ノーランディングとか、ソフトランディングとか、景気後退の程度について、いろいろ表現されていますが、自分たちの思いと異なるような状況になることへの懸念が芽生えているのかもしれません。

 

そして、やはり出てきました。「FRBは何か勘違いしているのかもしれない」、という市場からの声です。特に債券市場から出てきているようです。

債券市場は、利回り上昇で勝負するか、価格上昇で勝負するかの世界。

利回りが低下傾向になってくると、価格上昇で勝負に出てくるディーラーが増加します。

しかし、株式市場は利回り低下傾向で俄然活気づいてきます。最近の上昇傾向がこれを物語っていると思われます。

 

1年程度前には、パウエル議長は、景気を押し下げても、高すぎるインフレ状況を退治すると言っていましたが、多分、欲が出たのでしょう。景気後退はないかもしれない、雇用は強く、インフレ率は高いが、景気は良い、と述べています。

そこへ、最近になって、失業率の悪化上昇が出て、突如として「サーム・ルール」を持ち出し、懸念を表明し始めたのです。

 

今のところ何が「真」であるかは不明。

パウエル議長は金融経済界での経歴はなかったと思います。大学は法学部卒だったと思います。弁護士出身で、エコノミストではありません。法曹脳と経済脳は異なるように考えています。

独自のエコノミーツールを持たない方ですから、従来方法での経済分析しかできない、と思われます。

市場でうごめく、いろいろな指標、その中に先行的に動き出すカナリアがいるわけですが、このような分析を行うことはないように思われます。

いずれ、パウエル議長は、歴代議長の中で、最悪の議長だったと言われるようになる恐れすらあるようです。

 

今、日本では、日銀総裁の植田さんは、前任者黒田さんの後処理ばかりしています。仕方のないことですが、データの確認に重きを置き、変化は遅々として進みません。

この状況で、プリンストン大学の清滝教授は、「産業界の企業風土改善、経済活動の生産性向上のためには、ゼロ金利政策をすぐやめ、少なくても金利1%を政策として採用するのが良い。」と言っています。

金利が1%でもあることで、企業は頑張らざるを得ず、ゼロ金利では全く努力をしないと言い切っています。これが企業を体たらくにさせ、デフレから脱却できなかった要因とまで言い切っています。

 

景況感が悪いから、ゼロ金利政策で企業を支援するという日銀の大義名分は、聞こえは良いが間違っていると言い切っています。

金利が1%になってつぶれる企業が出てくるかもしれませんが、それは経済界での自然淘汰の流れ。生産性向上に積極的に取り組むようになれば、経済の復活で、経済界は大きく変化し始めるかもしれません。

この「自然淘汰」ということを日銀は恐れているのかもしれません。

従業員も給料を下げると言われれば、労働意欲も下がり、生産性も向上しません。給料を上げ、サービス財などの価格も上昇させれば、もっと早くデフレから脱却できたかもしれません。

昔、同じ製品を作る海外企業と競争にならない、価格が違う、ということで、本邦企業は、コストの安いアジア各地へと生産拠点を移転して対応。

日本製品の品質は良かったわけですから、そういう商品は高い、ということを訴求すればよかったのにそうしませんでした。

 

政治家はこの点に愚鈍であり、今の岸田首相では、経済界はあまり聞く耳を持っていないのかもしれません。その理由は、岸田首相に人間味が感じられない、魅力がない、共感力がない、言葉が出ているだけ、と言うことだと思われます。このようなトップでは、日本国民は不幸です。

岸田首相が「賃上げ」を言ったのは、政府の経済諮問会議メンバである、経済シンクタンクの某氏の助言に従ったまでのこと。自らの発想ではありません。

 

話を元に戻します。

今週の動きから、利回りの利上げサイクルは終了したのではないかという観測が強くなっています。

そうなると、これから、日本の金利は上昇し、米国は低下傾向から、日米金利差はこれから、縮小傾向となります。

こうなってくると、ドル売り円買い傾向が進展してくるかもしれません。

 

このような傾向が継続するようになると、ドル円は、やはり130円どころへ向けて円高傾向になってくる可能性が強まってきそうです。

これまでにも何度も書いていますが、現在レートの下にあるチェックポイントを割り込むようになるか、それとも一旦反発してくるか、来週からの動きを観ていくことになりそうです。

時間を味方につける取り組みは、やはり「吹いたら売り」で臨むショートになると思われます。少し辛抱が必要になりそうですが、、、。

 

昨夜、雇用統計が出る前に、150.21円付近でショートを持ち、すぐ決済指値を149.65円付近に置き、雇用統計結果が出て、サクッと50Pips程度稼ぐことができました。

それまでに市場の上値が重く、想定していた戻しもなかったこと、そして、雇用統計が良くても、これまでに出ていた指標が弱かったこともあり、ショートを採用。

これが見事的中。

これで安心して、釣りの疲れも出て就寝となりました。

今週も訪問いただきありがとうございました。良い週末をお過ごしください。合掌

 

追伸 12時18分です。米国の夏時間は、本日で終了し、明日5日0時から標準時間に切り替わり、相場の開始は、朝7時からとなります。

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FX 本日は釣行します。

2023-11-03 04:33:24 | 日記

おはようございます。11月3日金曜日、「文化の日」です。

本日は、釣行することになりました。不必要なリスクを取らないために、今朝早く、保有ショートは決済しました。

今夜、雇用統計が出てから、あるいは、来週月曜日に、改めてポジション取りをすることにしました。

 

ドル円相場には、まだ明確な下降シグナルは出てきていません。

マークしているポイントを通過しないためです。

昨日の相場は、61.8%押しを選択した模様。

やはり、押し目ができると、買い拾う投機筋が出てきているようです。

こうなると、150.78円~151.00円付近までの戻しが出てくるかもしれません。

この付近まで上昇させておいて、雇用統計発表を待つかもしれません。

 

などなどいろいろ考えますが、ただいま、4時23分早朝です。これから静かに、釣り具などを車へ運び、まだ暗いですが、愛犬オリと早朝散歩に出通うと思います。できるだけ、物音を絶てないように静かに静かに行っていきたいと思います。

本日の帰宅は、17時半頃か。

今日は、日中の気温は25度を超えるようです。夏日になるようで、暑くなりそう。

早朝の寒さと日中の暑さに対処する一日になりそうです。

 

取引参加される読者諸氏の健闘を祈ります。合掌

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