昨年は大雨で巣が流され今年はうまく子供が成長しています。
「面積」と「体積」について、どのように均等に辺を割り当てれば、もとと同じ面積体積が作れるかを求める場合、それぞれ二乗根(平方根)、三乗根(立方根)の幾何平均となる。ルートを使うと縦・横(平面)、縦・横・高さ(立方体)の各辺を同じ長さにすることができる。
複利計算を暗算で行う方法がある。よく知られている72の法則と114の法則である。
72の法則は金融資産を2倍にする年数を求め、114の法則は資産を3倍にする年数を知る簡易的な法則で、72を年利で割ると2倍になる年数が分かる。例えば、年利5%であれば72/5=14.4、14年と半年弱となる。
住宅ローンを組む場合、年利が3%であり、3000万円を借金した場合、72/3=24。24年間で倍の6000万円を返却することになる。実際には利子を支払うので元本が少なくなっていくのでこれより少ない額となる。同様に114の法則は3倍になる年数を求める。年利が3%の時は114/3=38年になる。実際には(1+0.03)の38乗を計算すると3.075となり、3倍とちょっと多い。また、10年で2倍になる利率は72÷10=7.2、実際には(1+0.072)の10乗は2.0042でほぼ2倍である。(このシリーズ最終回です)