鳥!連続写真!掲載中!

近くの多摩川に飛来する野鳥の連続写真を中心に、日頃感じた出来事を気ままな随想でご紹介し、読者双方との情報を共有したい。

一年の計(2回シリーズその1)

2014年01月04日 00時00分01秒 | 緑陰随想

 新年を迎え、今年の目標を既に立てられた方も多いと思う。そのことは大いに賞賛に値する行為であり、その実現に向けて取り組まれていくことは、本人の励みとなり、目標を達成した暁には、この上もない満足と、喜びが待っていることであろう。ステップバイステップで、更なる目標の足がかりになることは確かである。喩え、途中で挫折したとしても、立ちはだかった障壁(バリアー)の何が原因で挫折となったかが判るので、その障壁をどのようにして乗り越えていくかの迂回路又は障壁の高さを下げる工夫や、類似した目標の再設定等の代替措置がとれる段階を迎えることになる。

 何もしなかった場合に比べ、目標に一歩近づいたことに変わりはない。誰しも、どうしても最短距離を望み、時間と労力を惜しみ、途中であきらめてしまうことも多い。しかし、簡単に目標が達成してしまうのも、満足がいかない場合もある。その場合は目標の設定が低すぎたのかどうか考えてみる必要がある。

 おそらく、天才や、超人でない限り、物事の達成には一定の時間(経験)と、知識、技術、技能、知恵などの要素が絡んでいて、そう単純で簡単ではないことが多い。物事が判る、又は判ったからといって、では実際に行ってみるとうまくできないことが多い。メカニズムは理解しても、実際に運転できるかといえばそうではない。
例えば、自転車でいえば、ペダルを踏むことでその動力が後輪に伝わり、自転車は前進する。方向を変えるのにはハンドル操作で、止まるにはハンドブレーキを握る。誰しも判っているからここまで説明する必要もないが、ではこのメカニズムだけを知っていても、果たして自転車に乗ることが出来るかといえばおそらく無理であろう。

 英会話が小学校教育の中で必須となる日も近いといわれているが、多くの日本人は我々の年代でも中学から始まり大学まで文法、英作文、英会話等を学んできたが、日常会話ですら、まともに外国人と話すことが出来ない。英会話を使う環境があり、日本語が通じなければ、否が応でも英会話の必要性が高まり、序々には慣れて行くであろうが、そう簡単ではない。(次回へ続きます)