鳥!連続写真!掲載中!

近くの多摩川に飛来する野鳥の連続写真を中心に、日頃感じた出来事を気ままな随想でご紹介し、読者双方との情報を共有したい。

大掃除 ガラス拭き

2014年01月12日 00時00分01秒 | マニュアル

 ガラスは英語ではグラースであるが名詞だけではなく動詞もある。ガラスを嵌める、ガラスで覆う、ガラス張りにするというときに使う。さて、板ガラスは石英や鉛を含み高温度で溶かし板状にしたものである。家屋ではアルミサッシにはめ込んで窓や出窓に使っている。ガラス製品としては鏡、ガラスケース、ガラスコップやタンブラーなど製品の種類は多い。表面の硬度は高い方で、衝撃力には弱いがゆっくりと荷重をかけると強い。鉛を多く含んだクリスタルガラスはその透明性が抜群で、装飾品も多い。

 窓に使われているガラス板は手入れをすれば透明性を保つが手入れをしないと雨水の水垢が付着しやすくなる。水垢の成分は石灰(炭酸カルシューム)、マグネシュームの炭酸水素塩などであり、一度付着し乾燥するとそこを基点として成長し、簡単には取れなくなる。
 窓ガラス専用の吹き付け(スプレー)剤は石灰など付着したアルカリ塩をアルカリ性の界面活性剤を使って落とすようにしている。

 頑固な水垢を落とすにはポリッシングコンパウンド(シリコーン成分が入っていないノンワックスタイプ)の極細目又は超微粒子を使って削り落とすこともあるが、そこまでしなくても、月に1度位のペースで水道水を入れたバケツの水を雑巾に含ませてガラス面を拭く。T形の刃に相当する箇所がゴムのスクイージーを使って水で濡れたガラス面の水滴を拭うことをすれば汚れと水垢を減少させることが出来る。

 古くはクレンザーのセッケン分がない石粉(長石や石灰岩の粉末?)を水に溶いて水拭きし、タオルに霧を少し振りかけてちょっと湿らせてから(ガラス面を拭いたときに水気が付かない程度)、乾いた石粉をふき取ることをしていた。若干ガラス表面に傷が付くことが難点であるが、美しく、水垢もよく取れた。最近ではホームセンターでは売っていないようである。昔は雑貨屋や、道具屋には置いていたと思う。

 車の洗車でも始めに車全体にシャワーで水を振りかけ、表面に付いたゴミや埃、砂粒を流し落とす。濡れた面にスポンジに水垢除去剤を含ませて軽く拭く。全体を拭いたら水洗し、セーム皮等で表面に残った水分を拭き取る。3月に1回はワックスを塗装面に薄く塗ってナイロン靴下(パンスト)で余分なワックスを拭き取る。これで水垢は発生せずに光沢が保てる。出来れば車を野曝しにせずに、屋根の付いた車庫を是非利用されたい。