鳥!連続写真!掲載中!

近くの多摩川に飛来する野鳥の連続写真を中心に、日頃感じた出来事を気ままな随想でご紹介し、読者双方との情報を共有したい。

再生エネルギー

2014年06月04日 00時00分01秒 | 紹介

 自然界で流れているエネルギー(自然エネルギー)のことを再生エネルギーといっているが、化石燃料と核燃料の埋蔵量に限界があるとの危惧が、再び、再生エネルギーを見直す原動力になっていることの意義は大きいと思われる。特に、化石燃料が二酸化炭素などの放出による環境上の懸念は、環境に優しいことへの条件となりつつあることが、また、燃料消費を補完する段階にきたともいえる。

  現在までのところ、エネルギー効率や利用上の問題を抱えている。更に背景として重要なのは2011年3月の地震と津波による核燃料施設の被害がもたらした核燃料の安全性に対する信頼性と処理技術が伴わない核燃料ゴミ処理問題である。

  再生エネルギーには太陽光、雨、風、波、動植物、地熱などであるが、これらは化石燃料が主たるエネルギーであった時代の前には、小規模であるが盛んに利用されていたのであるが、化石燃料や核燃料の効率性には及ばないとして、また、主役には成り得ない利用対象として、さほど話題にはならなかった時代を経過した。化石燃料や核燃料が主役になった理由はといえば、単位体積から取り出せるエネルギー量が大きいことに他ならない。

  再生エネルギーは研究開発の途上にあるが、どれも単位時間、単位体積や面積当たりのエネルギー量が少なく、その蓄積は容易ではない。化石燃料量の利便性は貯蔵や、移動が容易で、安定化できるための供給量が一定であることがエネルギーとしての主たる条件であったのである。

  しかし、太陽エネルギーは十分に化石燃料や核燃料に変わるエネルギーとしての秘めたる力を持っている。太陽エネルギーの利用には、光、熱、光合成、気象、保健・照明とその利用範囲は広く、現在のところ、太陽熱給湯、地熱発電、水力発電が利用される段階であり、十分とはいえないが、エネルギーのコストと利用技術の開発、環境問題等の条件をクリアすれば、将来のエネルギーとして大いに期待できるといえるであろう。

  今回のアカデミーで話題となった太陽光発電システム太陽電池等について、もう少し理解と整理を試みたい。