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近くの多摩川に飛来する野鳥の連続写真を中心に、日頃感じた出来事を気ままな随想でご紹介し、読者双方との情報を共有したい。

パンク修理

2014年07月14日 00時00分01秒 | マニュアル

 自転車の車輪の外側には、タイヤが取り付けられているが、振動を吸収させることと摩擦の目的でゴムチューブが収められている。外側の硬質ゴムは路面と接触すると摩擦が生じ、チェーンによって伝えられた動力は、後部タイヤの推進力を生じさせることで、前に進むことになる。硬質ゴムのタイヤでも釘やガラスなど鋭角で固い物に刺さると硬質ゴムを突き破り、チューブに達するとチューブの空気が漏れ出し、パンクとなる。

 自転車のパンクぐらいは見よう見まねで誰にでも修理可能なのであるが、めんどくさくなり、自転車店にパンクした自転車を押していくと、かえってチューブを痛めてしまい、高額な費用を請求されることになる。自宅での修理は簡単なので、是非自分で修理して欲しい。

 パンクといっても釘などが刺さる場合ばかりではない。空気が抜けている状態をよく観察し、車輪を回し外観を見る。釘や針状の物がなければ、他の原因を考える。チューブに空気を入れて暫く放置する。空気が漏れ出す音を聞く。音が無く空気が減っていくようであれば、空気を入れる部分に小さなゴム管(ムシゴム)が破損している場合がある。新しいゴム管と取り替えて再度空気を入れ、状況を見る。空気圧が減っていなければ修理完了である。

  空気が減っているようであれば、チューブに穴があいている可能性が高い。最近ではホームセンターや100円ショップでパンク修理セットを販売している。値段が安いので、常備しておくと良い。修理手順は次の通りである。

1.空気入り口の部品(バルブ)を外す。

2.タイヤを車輪から外す。チューブを傷つけないようにタイヤレバーで行う。

3.チューブにバルブを着けて空気を少し入れ、トレイに入れた水に浸けてパンクの箇所を捜す。

4.水分を拭き取り、空気を抜いてパンク箇所をサンドペーパーやヤスリで粗面を作る。

5.ゴム用接着剤を補修箇所全面に薄く塗り2~3分間乾かす。

6.のりの着いた補修用ゴム(パッチ)に着いている銀紙を剥がし、補修箇所に貼り付ける。ハンマー等で接着箇所を叩いて密着させる。

7.チューブにバルブを着けて空気を少し入れ、トレイに入れた水に浸けて修理箇所に空気漏れがないか点検する。

8.チューブの水気を取り、タイヤの中にチューブを入れてバルブ部分を先に収め、車輪に嵌めていく、車輪を回し安定していれば規定の空気圧になるよう空気を入れて作業を終了する。