暑さのせいか、ムクドリが水を飲みに来ていました。
蔓性植物にはネットが欠かせない。我が家でも、この時期、コウヤ、ひょうたん、ヘチマ、朝顔、夕顔、テッセン、ブドウ等が勢いを増し、蔓を伸ばし続けている。どこに眼がついているのであろうか、どこへでもはびこるのは、シッカリとした支えを見つけているのであろう。蔓同士が絡み合い、一本になってしまい、分けるのに苦労する。ゴウヤ、ひょうたん、ヘチマ、ブドウは、棚を作る方がよいのであるが、今年はネットを張るだけにした。ネットを斜めに張れば棚のようになると考えたからである。
朝顔、夕顔なども二階のベランダ近くまで成長する。最近は100円ショップでネットを販売している。長さや幅によって幾つか種類があるので、購入する前には、予め、設置場所を測っておくと良い。今回は、支えとなる棒を二本繋げてそこにネットの端を区画毎に通してベランダに固定した。下端は植物の成長に応じて、深めのプランタンに挿した支柱を立てるので、その長さに応じて横棒を通し固定した。
数時間で作業を終えたが、時期的にはもう少し前に行った方がよい。入梅になって直ぐらいがよいかも知れない。ネットを張ることによって、日陰を均一に作ることが出来るし、植物にとっても安定するので成長が早いようである。これで少々の嵐にも耐えられるであろう。
昨年まで数年間使っていたネットは昨年廃棄した、枯れてしまった蔓を取り除くことは難儀するし、剪定で間違って数カ所ネットを切断してしまったからである。合成繊維を編んでいるので、結び目等に病原菌や様々な昆虫の卵が産み付けられているため、長年使うものではないようである。1ネット100円足らずで購入できるので、毎年廃棄した方が良さそうである。
以前、国旗掲揚をするときに使った旗竿は二本をつなぐことが簡単であったので、ネットの下端部に使っていたが、割れてきたため、これも廃棄することにした。旗日には長年使ってきたが、最近では国旗を掲げることもなくなった。竿の先端に付けていたガラス製の金色の球も何処かにあるであろうが、家庭には捨てられずにいて、無用の長物となったものが意外に多い。