鳥!連続写真!掲載中!

近くの多摩川に飛来する野鳥の連続写真を中心に、日頃感じた出来事を気ままな随想でご紹介し、読者双方との情報を共有したい。

イノシシの下あご

2014年07月27日 00時00分05秒 | 画像

我が家にあるイノシシの下あご、牙がしたあごの骨に隠れていて、興奮すると牙をせり出します。猟犬などの戦う武器にしますが、この鋭い研ぎ澄まされた牙で、傷つく猟犬も多いことが分かります。イノシシに出会うとこの武器があることを思い出してください。


作務衣

2014年07月27日 00時00分01秒 | 紹介

 誕生祝いのプレゼントとして作務衣を頂いた。禅僧が作務(寺院を維持するための日常雑事のこと)を行うときに着る着衣で、作業服である。羽織やモンペから生地や形が派生したもので、埃や虫が入らないように袖は筒袖で、裾回りは絞ることが出来るようになっている。ゴムが入っているものもあるが、嫌であったらゴムを取ればよい。和装であるが、甚平と同様に気軽に着用することが出来、快適である。麻や、綿で作られ、夏場は薄い生地で、風通しも良い。色は選ぶほど種類はなく、濃紺、茶色、グレーぐらいである。

  甚平も同様で、作務衣と殆ど変わらない。強いて言えば、肩袖部分にスリットが入っていて、半ズボンといったところか。スリット部分を馬乗りと呼ぶそうであるが、さほど古くからある着衣ではない。陣羽織から名前が来ているようで、羽織の変形と考えて良いだろう。

  作務衣や甚平は身体に対して、ユッタリと作られているため、作業を行うにも、突然の来訪者に対しても失礼にはならず、都合がよい。甚平の半ズボンはどうもという方には作務衣をお薦めしたい。何故か芸術家のようであるのは、陶工や、竹細工、塗師屋、日本画家等が好んで着用しているイメージがあるからであろうか。和手ぬぐいで鉢巻きでもすれば完全である。気持ちが落ち着くし、新たな作品に挑戦する気になる。

  今年の夏は冷夏だと報道されていたが、最近になり、エルニーニョのせいで、猛暑が予想されている。夕涼み、花火見物には、若者も好んで着るようで、ご同輩も団扇に雪駄履きで夏場を楽しんでみては如何であろうか。

 和装は、特に男性にとって、着用する機会はほとんど無いし、浴衣(ゆかた)や帯も持っている人は少なくなっている。都会ばかりでなく、ちょっとした街でも和装を売っている呉服屋が姿を消している。需要がなければ商売にならないし、近隣のデパートにも男性用の和装コーナーが狭まり、商品の数も極端に減ってきている。以前、男物の扇子売り場を捜すのに苦労したことがある。和装の良さもあるので、この時期、作務衣や甚平は大いに着用したい。