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哲学者

2020-07-01 23:37:39 | 文化

 

>312758 本当の哲学者は「世の乱れ」を嘆いたりしない  >真鍋一郎 ( 26 会社員 )  16/02/29 PM08 【印刷用へ】 

>哲学とは今見えているもの、ものの見方を根本的に変えることである。> 小さな社会問題にとらわれずに本当の課題は何なのかを考えることが重要となる。

> 以下(リンク)引用

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>■世の中から離れようとする哲学者は、むしろ軟弱

>さらに、こうして絶えずさまざまな(社会的問題ではなくて)哲学的問題を考えていながら、いつも根本的な疑問が控えていて、私を叩きのめす。

>すなわち、「世界が『ある』とすると、なぜこんなわけのわからない世界が『ある』必要があるのだろう?」という問いが襲ってくるのですが、この問いはそのまま「私が『いる』とすると、なぜこんなわかのわからない私が『いる』必要があるのだろう?」という問いに重なり合います。

 

あなた自身がいなければこのような世界も存在する必要は無いでしょうね。他の動物たちは、感受する音域も色覚も全く違った世界を持っていますからね。

 

 

>そして、「もしかしたら、世界や、時間や、私は、いや森羅万象は『ない』のかもしれない、ただ『あるかのような』相貌をしているだけなのかもしれない」と思いが膨らんできて、「とすると、なぜ『あるかのように』見えるのだろう?」という新たな疑問が立ちふさがる。

 

それは、あなたの神経系の機能によるのではありませんか。

 

>こうして、たえず、社会問題が雨あられのように降り注いでも(私はテレビの二ユースは丹念に見るし、新聞もよく読みます)、それに対して「どうしたらいいのか?」とか「賛成だ」とか「反対だ」という判断にまで至らないのです。

 

そうでしょうね。哲学の内容は頭の中にある。社会の内容は頭の外にある。両者は所在が違うから、賛成・反対の判断にまでは至らないでしょうね。

 

>ですから私には、古来、世の中から離れて孤高を保とうとした哲学者たち(エピクロス学派や竹林の7賢)あるいは、修道院に隠棲するクリスチャンたちは、ずいぶん軟弱に見える。>私の場合、どんなに俗世にまみれていてもほとんど俗世の問題に左右されず、頭の中はまったく別のことを考えているのですから、たとえ新宿歌舞伎町にいても、身は「安全」なのです。

 

そうですね。今と昔では、哲学者の生活スタイルが違ってきたのではありませんか。

 

> 私からすれば、「世の乱れ」に対して嘆く哲学者って、あるいは国家や社会のあり方について「こうすべきだ、ああすべきではない」と喋り散らす哲学者って、相当レベルの低い哲学者であって、そうなるのは、たぶん彼らが哲学にあまり真剣に取り組んでいないから、真の哲学的問いに対する感受性を錆びつかせているから、なのでしょう。

 

それは哲学者というよりも、自己の政治哲学を持った政治家ではありませんか。哲学にもいろいろありますからね。

 

 (略)

>■哲学するとは「物の見方を根本的に変えること」

>では、何を変えれば解決されるのか?;何を変えても駄目なのです。>少なくとも、外的なものは、日本であろうと、世界であろうと、宇宙であろうと、何を変えたとしても解決策は見当たらない。

 

そうですね。’ものの見方’ は内的なもの、’モノの存在’ は外的なものですからね。所在に違いがありますね。

 

>そうではなく、世界に対する考え方、いや世界に対する「見方」を変えることによってのみ、解決されるかもしれない問題(それが哲学的問題です)があるのです。

 

そうですね。世界に対する ‘見方’ は各人各様ですからね。正解は多数あるでしょうね。

 

>それに気づいた人が「哲学塾」の門を叩くのだ、と言っていいでしょう。

 

そうですね。各人に満足のゆく自己の世界が必要ですね。

 

>カントに「哲学はけっして学ぶことができず、学びうるのはせいぜい哲学することだけである」という、さまざまに解釈されてきた有名な言葉がありますが、私見によれは、この言葉はまさにこのことを語っている。

 

だから、我々は自己の哲学を完成させるために高等教育機関に通うのではないでしょうか。

 

>すなわち、哲学するとは、「物の見方を根本的に変えること」であって、「哲学塾」で私が講義を通じてできることは、せいぜいその「きっかけ」を教えることだけなのです。

 

各人に哲学は必要である。Everyone needs a philosophy. 我々は、考える人 (the thinking man) になることが必要ですね。たとえ、哲学の専門家ではなくても。

 

>あとは、各人があくまでも自力で、現に(全身で)「物の見方」を変えねばなりませんが、それをどうやって実現しうるのかを教えることはできません。

 

各人の世界観は、人生の始まりにおいては皆が白紙の状態です。人生経験を経るとともにその内容をめいめいが蓄積しています。

 

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>以上引用