>346593 東洋と西洋 ~二人の巨匠の会話~ >HAYABUSA ( 40代 ) 19/06/08 AM00 【印刷用へ】
>実現塾で西欧科学の過ちを学んだ。>一神教の絶対観念を根底にもつ科学は、認識という意味では偏りがある。>ものの見方=認識。西と東では、180度異なる。>その事例として、インドの思想家:タゴールと、西欧科学の象徴:アインシュタインの会話を思い出した。
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>【タゴール】 >この世界は人間の世界です >世界についての科学理論も所詮は科学者の見方に過ぎません
そうですね。科学者がいなければ、その理論もない。
>【アインシュタイン】 >しかし真理は人間とは無関係に存在するものではないでしょうか? > 例えば私が見ていなくても月は確かにあるのです。
そうですね。月は現実であります。学者の理論とは無関係に存在します。
> 【タゴール】 >それはその通りです。>しかし月はあなたの意識になくても他の人間の意識にはあるのです。>人間の意識にしか月が存在しないことは同じです。
そうですね。人間の意識が万物の根源になりますね。
> 【アインシュタイン】 > 私は人間を超えた客観性が存在すると信じます。>ピタゴラスの定理は人間とは関係なく存在する真実です。
全ての考え (数式を含む) は、文章になる。文章にならないものは考えではない。言語 (文章) を使う動物は人間だけです。人間を超えた客観性は存在しないでしょう。
> 【タゴール】 >しかし科学は月も無数の原子の描く現象であることを証明したではありませんか。 >あの天体に光と闇の神秘を見るのか、それとも無数の原子を見るのか、 人間の意識が月だと感じなくなれば、それは月ではなくなるのです。
そうですね。この世界は、人間中心でできていますね。
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>人間を超えたところに普遍的な真理が存在すると言うアインシュタイン。>事例としてピタゴラスの定理を出したが、タゴールは納得しない。>ピタゴラスの定理は、現実世界には存在しない。>数学の前提である「点」は目に見えるのに重さも面積も持たない=完全な理想状態として数学が組み立てられている。>つまり、完全理想状態を措定しうる人間のみが可能な概念がピタゴラスの定理であるのだから、人間がそうだと思わなくなれば、存在しないのと同じだ。>タゴールは「人間を超えたところに真理があると言いながら、あなたの思考は人間のみが可能な思考様式の枠から出ていません」と反論している。> 若い時分に読んだ時は全く意味が分からなかったが、少し分かった気がする。
それは、良かったですね。
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