【瀬戸屋敷ひなまつり】
小田急小田原線の開成駅からシャトルバスで10分のところに、300年
前に建てられた古民家「瀬戸屋敷」がある。
約1800坪の屋敷内には、主屋、薬医門、水車、土蔵に井戸などがある。
江戸時代この地域の名主を務めてきた「瀬戸家」の、主屋から土蔵まで
ビッシリと、お雛様と吊るし雛が並べらている。見事なものだ。
地区の婦人会の皆さんが温かいもてなしをしてくれ”ほっこり”とした
気分でお雛様を見物させてもらった。
玄関を入ると、ビッシリと飾られた吊るし雛に守られるかのように、江戸時代の
お雛様が厳かに並んでいた。
瀬戸家に伝わる「江戸時代の享保雛」
これらの道具類は、小田原藩主である大久保氏の紋が入っている、貴重なものだ。
表情が良い!人を喜ばす人形を配し、当時の人達の心の広さが窺われる。
吊るし雛は7000個あるそうだ、地元婦人会の皆さんが一つ一つ心こめて
作ったものである。
囲炉裏には火が入っていた、お茶のもてなしを受け、380円で”おでん”を食べた。
具が9品(卵、大根、昆布、ちくわぶ、薩摩揚げ・・・)美味しかった。
主屋から渡り廊下を歩き土蔵へ、此処にもお雛さんが飾られている。
竹の切り口に、こんな可愛いミニお雛様が。
土蔵の二階から一階を見る。
土蔵の壁側にはお雛さんがビッシリ並ぶ。
土蔵の二階に飾られたお雛さん。