【鳥越祭】前座
1350年の歴史を持つ鳥越神社の例大祭、何と言っても重さ4トンもある。
都内一重く大きい、と言われる本社神輿(千貫神輿)・・・
各地に千貫神輿と称するものが数多くあるが、
鳥越神社の千貫神輿は、重厚さと言い華やかさと言い、別格である。
明かりの入った高張提灯に囲まれ神社前を練る姿は、残念ながら
見に行けないので、前日の様子を窺いに出かけた。
鳥越神社境内にドンと構える本社神輿(千貫神輿)
東京都神社庁に登録されている神社は、都内全体で1200社、23区だけで600社
宮神輿が氏子区域を渡御するのは300基強あるそうだ。
江戸時代の人達はお神輿が大好きだったのだろう。
浅草三社祭は100基以上、深川八幡祭は120基、神田祭では200基
鳥越神社でも22ヶ町60基もの神輿が練り歩く。下町の4地区だけでも
500基ほど、それに子供神輿を加えると2000基近くなるのでは・・・
都内全域では何基になるだろうと・・・驚くほどの神輿数だ!
町内神輿も立派なものだ!
天井に描かれた見事な龍の絵が、神輿を天から守っているようだ!
会所に詰めるベテランさん達・・・祭りも高齢化が進んでいる。
次代を担う子供たち、こちらは少子化が進み先々の担ぎ手不足が心配だ。
子供たちの世話をする大人達
町に繰り出した子供神輿、親も子も楽しそうだ!
鳥越神社に参拝する人達の横には、千貫神輿を先導する五色の旗が飾られていた。
下町の女性は気立てが良い・・・気軽にポーズを取ってくれた。
路地裏では夕方から出陣する男衆が腹ごしらえをしていた。