私の広場~写真大好き

相変わらず好奇心は旺盛です。
目標はユネスコ無形遺産に登録された全国33件の
山車祭りを見歩くことです。

【浅草寺・ほおずき市】

2019-07-17 10:55:53 | 季節

【浅草寺・ほおずき市】

ほおずき市・・・平安時代頃より観世音菩薩の縁日とされてきたが、

室町時代になり「功徳日」と言われる縁日が設けられた。

「功徳日」とは、その日に参拝すると100日、1000日分の功徳が

得られると言う特別な日を指す。現在浅草寺では月に一度、年に12回

の功徳日を設けている。この内、7月10日は最大の功徳日で、46000日

の功徳があるとされることから、「四万六千日」と呼ばれる。

四万六千日の由来は、諸説あるが米の一升が米粒46000粒にあたり

一升と一生をかけたともいわれる。

又、46000日はおよそ126年だ、人の寿命の限界ともいえるため、

「一生分の功徳が得られる日」とも言われる。

 

7月9・10日は、今では夏の風物詩と言われているが、この両日は

四万六千日の縁日である。

参拝の後、ほおずきを求める人で境内は賑やかだ!

昔の人は、ほおずきの実を水で鵜呑み(丸飲み)すれば、大人は癪

(なかなか治らない持病)を切り、子供は虫気(腹の中にいると考え

られた虫による腹痛)などを去ると言う民間信仰があり、ほおずきを

求める人で賑わったそうである。

浅草寺境内には約100軒ほどの露店が並ぶ。

鯔背(いなせ)な売り子たちが声を上げててほおずきを売り、境内は

朝から晩まで賑やかだ。

この店はよく売れていました。

赤いほおずきと、薄紫の着物に、濃い紫の絽の着物召したお姐さん・・・

艶がありますね~

浅草寺界隈の商店の軒下には、ほおずきが吊り下げられ四万六千日の縁日を

共に祝っていた。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする