【秋の薬草園】
ご近所にある都立薬用植物園、垣根越しに赤い曼殊沙華ちらほら見え、
秋の薬草の花々が咲く時期が来たよ~と、知らせてくれた。
正門を抜けると、萩の花が出迎えてくれ園内各所で、見たことのない珍しい
草花を見ることが出来た。
コロナの中、彼岸花の群生地は花を咲かせることもなく、花の芽を刈り取ってし
まった所が多い。薬草園の彼岸花は数こそ少ないが、華やかに咲き誇っていた。
原産地は中国、綺麗な花だが誤って食べると下痢や、嘔吐、痙攣などを起こし
死に至る事もあるそうだ、あ~怖い!
ヘビウリ(ウリ科)果実は食用でスープや炒め物に使われるそうだ。
それにしても蛇にそっくり!キャーキャーだ!
ノゲイトウ(インド原産)強壮・消炎薬として使われる。
フジマメ(熱帯アフリカ原産)食欲増進、下痢止めなどに使われる。
ツノゴマ(北米南部、メキシコ原産)
別名をユニコーン・フラワー、旅人泣かせともいわれる(食用ピクルス)
何で旅人を泣かせるのか?説明がなかった。
コムラサキ
ザボンソウ(原産地ヨーロッパ)
皮膚疾患などに使われる。ヨーロッパでは洗剤としても使われていたらしい。
コジカ(アオギリ科)和名は、漢名(午時花)に由来して、昼間一日だけ
咲くことから付けられた。
ミソハギ
クレオメ(セイヨウフウチョウソウ)
オオベンケイソウ(ベンケイソウ科)
アーティチョーク(キク科・チョウセンアザミ)
原産地は地中海方面、食用にも用いられていた。
蝶が好んで飛び交い、羽を休めて蜜を吸っていた。
西武拝島線・東大和市駅から歩いて5~6分で薬用植物園に着く好立地で立ち
寄る人も多い、敷地面積は大きくないが、都立であるが運営を民間に委託して
から、手入も良く薬草独特の珍しい花々が季節に応じて見ることが出来る。