【錦秋・その3】東京
東京の高尾山が紅葉で賑わっていると先日TVで放映されていた。
東京の奥座敷、奥多摩地区には人の姿も少なく、静かに秋を迎えていることだろう。
意外と知られていないが、奥多摩には幾つかの温泉が湧いている。
隠れ里でゆったりと温泉につかるのも紅葉狩りの醍醐味である。
丸の内のビル街をバックに、外堀通りの銀杏が並ぶ、水面に薄っすらと銀杏の
影が揺らいでいる。
昭和記念公園入口正面の銀杏並木は、陽を遮るような黄葉のトンネルだ。
昭和記念公園の盆栽(宮様カエデ)が小さな秋を見せてくれた。
神宮外苑の銀杏並木、大勢の人が秋を堪能していた。
”私の方が多いョ~” 銀杏の葉を数える仲良し姉妹。
絵画館を正面に見て、真っすぐ伸びる銀杏並木。
お洒落な店が立ち並ぶ表参道、紅葉も上品に見える。
幼いころ母親に言いつけられ銀杏の葉を集めて来たものだ。
鍋で煎じ、しもやけの手足に揉みこむと痒みが収まるのだと
信じて、一生懸命にかき集めてきた記憶がある。
確かに痒みが柔らいた事を思い出した。
今どきの都会の子供には”しもやけ?”・・分からないだろうな~