【’22 あやめ祭り】潮来編
潮来市は利根川、霞ケ浦に近い水郷の町だ。
北利根川に流れ込む前川に沿って”あやめ園”がある。約500種100万株が、
早咲きから遅咲きへと移り変わっていく。
新宿から”あやめ祭り号”に乗り直通で2時間で着く、快適に乗車できた。
あやめは5分咲きで、疎らだったが土曜日ともあり大勢の人が集まっていた。
ミスあやめの、お出迎え。
若い船頭さんが手漕ぎで操る、ろ舟に乗って前川を上下する水郷遊覧。
前川に懸かる”水雲橋”の上には、嫁入り舟を見ようと待っている人達でいっぱいだ。
津軽河岸あと広場から出発した、花嫁さんを乗せた”嫁入り舟”見えてきた。
寿の提灯を舳先に、ご両親に見守られ、ろ舟が進む。
嫁入り舟の後ろから、お囃子衆が祝い囃子を奏でて付いてゆく。
身内や親戚の人たちを乗せた舟も、お囃子舟に並走しながら進んで行く。
見物客から”おめでとう!”の声援が一段とボリュームを上げて手を振っていた。
船着き場には、新郎が今か今かと待っていた。
新郎が舟に降り、花嫁を迎える。お父さんの嬉しそうな顔。
両親に感謝の気持ちを込めて、一礼!
潮来も佐原も水運の町だ、何処に行くにも子舟(さっぱ舟)に乗って、物資の
運搬も水路を使っていた。昭和初期、花嫁は、ろ舟に乗り嫁入りをしていた。
そんな様子を、本物の花嫁さんが再現してくれた。
今回の嫁入りは、地元潮来生まれの新郎・新婦だそうだ。
「潮来花嫁さんは舟で行く・・・」の歌で親しまれている。
水路は水郷ならではのバージンロードであった。
TVなどで見ていたが、実際に見たのは初めてだ、昔ながらの風情ある情景を
見せてもらった。
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