【深川八幡祭】前篇
これぞ江戸の祭りじゃ!江戸三大祭の一つ「深川八幡祭」は暑い
さ中に行われる。八幡宮の前、永代通りには出発を待つ神輿と
担ぎ手で埋め尽くされていた。今年は3年に一度の本祭りだ、
大神輿53基が街を練り歩く、一つの神輿に400人~600人の
担ぎ手が交代で担ぐので、53基もの神輿となるとそれだけで
2万5千人もの担ぎ手となる。そのさまは正に「神輿深川」と言わ
れる所以である。
朝7時30分出発の合図である花火の轟音が鳴ると、木場五の
神輿を先頭に一基づつ出発して行く。
いよいよ深川八幡祭り最大の見せ場である各町神輿連合渡御の
始まりだ!!
朝7時ころ、永代通りは始まる前の賑わいを見せてきた。
通りの両側に53基の神輿が並んだ。
八幡宮の前には神輿を迎える神官と各町内総代が顔をそろえた。
神輿が動き始めた!広い永代通りが神輿と担ぎ手で埋め尽くされた。
各町内の神輿の先導は手古舞の女性たちが華やかに進む!
大勢の担ぎ手たちを従えて各町の神輿が威勢よく動き始めた!
小母ちゃんが、石油缶を叩き、孫を連れて楽しそうに先導していた。
ピンクの半纏が可愛らしい!
それぞれの町名を染め抜いた旗を持つのが、深川八幡祭の特色だ!
小学生の旗持ちが、堂々と大人たちを先導していた。
木場の会所で挨拶を済ませ、各神輿は大門通りに向かう。
神輿の担ぎ方が非常に上手だ!流石深川の若者たち!
神輿を高々と差し上げて威勢を付ける、一度に担ぐのは40人ほど、
1トンの神輿を担ぐのだから大変だ!
その重さを何度も担ぎ上げるのだから、さぞ肩が痛いだろう!
喜んでポーズを取ってくれた美人二人、ワンちゃんも嬉しそうだった。
この笑顔、下町っ子らしいネ!
本祭りには必ず応援に来て、威勢を付けてくれる「秩父屋台太鼓」テンポよく
鳴り響く鼓の音が神輿の男達を勇気付けてくれる。
最近気づいたのですが、祭は面白いことに、一番良い・大好きなのが神輿派と踊り派とその他に分かれるのです。我が家は現状では一名が激踊り派。ここ連日、盆踊り巡り。赤坂浄土寺・新橋こいち祭・築地本願寺(あの火事も目撃)・青山善光寺・板橋桜川公園・浅草東本願寺…等等等等々々々々、どこでもよく見る顔が沢山いて、踊り好きがこんなにも大勢いると感心してます。まあ、私は眺めて食べてが最高なのですが(笑)暑さが戻って来るようです。健康にはご留意の上で…楽しい写真を待ってます。
「神輿深川」「山車神田」「ダダッ広い山王さん」と言われます。
神田の山車は戦火で殆どが焼失、いまでは神輿が巾を利かせ山車は僅かで一寸残念です。
それに比べ深川は53町の神輿が永代通りを埋め尽くし、変わらぬ迫力を見せてくれます。オジサンは山車祭りを見るのが多いのですが、深川と鳥越、浅草三社の神輿は別格です。
江戸の威勢を感じます。