【八王子まつり】 祭人の心意気
江戸時代から続く市街地の氏子を中心とする山車祭りだ!
八王子織物で財を成した豪商たちが競って創り上げてきた。
その伝統を受け継ぐ八王子まつりは、19台の山車が甲州街道を
舞台に華麗な山車祭り絵巻を繰り広げる。
陽が西に傾くころ19台の山車の提燈に明りが灯される。
精巧な彫刻が施された山車が明りに照らし出される姿は「動く芸術品」
と称される。
八王子芸者衆の乗った明るい提燈に飾られた山車が三味線の音を
響かせながら進んで行く、艶やかなひとこまである。
八王子を守る西の鎮守「多賀神社」八王子まつりの名物”千貫神輿”が宮神輿だ、
一方市街地の氏子を中心とした東の鎮守「八幡八雲神社」の祭礼である。
多賀神社の祭礼を「上の祭り」八幡八雲神社の祭礼を「下の祭り」と言われる。
東西、上下が一緒になって行われるのが、八王子まつりである。
木遣りの声が響き、宮神輿が続く。
八幡八雲神社の宮神輿を威勢良く担ぐ氏子衆
担ぎ終わり神社に戻る多賀神社の「千貫神輿」
この日はとっても暑かった! 各町内の幟もちも、裃を着た町内役員さんも、
正装した神官さんも・・・お疲れ様でした。
友好都市台湾・高雄市の中華芸術学校舞踊学科の高校生が演じる「宋江陣」と
いうパフォーマンスが祭りに華を添えた。
西に陽が傾き、山車の提燈に明りがつくと、八王子まつりはクライマックスとなる。
行き交う山車も賑やかだ!
提灯をかざし、お囃子が鳴り響き、キツネが踊る、賑やかな大辻合わせだ!
八王子の顔となった”めぐみさん”も八王子まつりを盛り上げていた。
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