【犬山祭】初日・試楽編
犬山祭は、犬山城の麓に鎮座する針綱神社の祭礼である。
祭りの起源は、1635年まで遡る、というから大変な歴史だ。
今年の祭りが第384回となると聞いて驚いた。
勿論祭りは、国指定重要無形民俗文化財であり、ユネスコの
無形文化遺産に登録されている。
高さ8メートルもある三層の車山(やま)が13輌くり出され、笛や
太鼓に合わせ、カラクリ人形を披露する。夜は各車山に365個
もの提灯がともされ、祭りは最高潮に達する。
格調高い素晴らしいお祭りだ!
犬山祭初日を「試楽祭(しんがくさい)」と呼ぶ。
13輌の車山(やま)が針綱神社前に勢揃いする「車山揃え」は壮観である。
車山(やま)の間からは、国宝犬山城の天守閣が見える。
桜は散り藤棚の藤が咲き始めた。
例年、満開の桜が祭りを盛り上げるのだが、今年は開花が早く、祭り前に
散ってしまった。
会場に次々と各町内の車山(やま)が集結してきた。
子供たちも豪華(高価)な金襦袢を着込み、晴れ舞台を楽しみに待っている。
車山に乗った子供たちは、小太鼓を打ちならす役目を担う。
古い家並が続く通りを、車山(やま)がゆっくりと練り進んで行く。
5㌧近い車山(やま)を人の力で曳き廻すのだから、力自慢の若い衆でなければ
務まらない。
辻辻で方向転換することを”どんでん”という。
後輪を持ち上げての方向転換は力仕事だ!
車輪を浮かせたまま走る距離を競い合う、死に物狂いの形相だ!
下本町の”どんでん”は強者ぞろいで、迫力満点だった。
犬山駅前には、6輌の車山(やま)が 365個の提灯に灯かりをつけ集結した。
若い市長さんが 夜車山(よやま)開始の挨拶で熱弁をふるっていた。
犬山祭で唯一の船形車山である新町の”浦嶋”が闇夜に浮き上がっていた。
夜に入り、手古衆(曳き手)も一段と力が入る。
後輪が浮いている”車切り、どんでん”が始まった。
祭り衣装を身に着けて ”ぼく達も祭り気分だよ!”
話は飛びますが、最近余り気分がすっきりしません。
原因はJリーグ浦和レッズが開幕以来勝てず、J2陥落圏内に沈んでるからなのです。漸く監督を解任、大槻コーチをピンチヒッターで監督に昇格させたら△〇〇(2勝1分)と少し持ち直したところです。
オジサンの写真の祭りのように、ワッショイワッショイと元気よく上昇してくれたらいいなぁ。また、楽しみにしてます。
昨年の13連敗を思い起こさせるような滑り出しで最近は熟睡できない夜が続きます。
まだ始まったばかり、諦めないぞ~
犬山はいいお祭りでした、今月末は富山高岡御車祭りに
行く予定です。ご期待を!
コメント有難うございます。