【'19 秩父夜祭】昼の部
12月2日が宵宮で、3日が本祭りである。
今年は本祭りを見に出掛けた。昼近くには通りの露店も開きはじめ、
神社内には多くの人が集まり、派手な衣装を身に着けた氏子衆や煌びやかな
屋台が本殿に向かって拝礼をし、屋台では奉納の踊りが披露されていた。
奉納が終わり20トンもある屋台が直角に曲がる「ギリ廻し」が始まった、曲がり
きるまで15分ほどかかる、若者たちが歯をくいばり車輪が徐々に上がって来た。
神社内には秩父神社神楽が演じられ、厩では神馬が参拝客に頭を撫でて
貰っていた。
6台の笠鉾、屋台の中で最も大きく、重量もある「下郷笠鉾」が堂々と秩父神社に
入って来た。
本殿に向かい、氏子役員と屋台が拝礼をし、屋台では奉納の踊りが披露された。
養蚕業が盛んで絹の産地として長い歴史を誇る秩父。
織物の町に相応しい祭り衣装は、他では見られない豪華なものだ。
長唄に合わせ子供の踊り手が、可愛く見事に奉納演舞を見せてくれた。
重さ20トンの「下郷笠鉾」を持ち上げて、方向転換させる・・・「ギリ廻し」と言う。
見る者も手に汗をかき見守っていた。
重い屋台が傾いてきた。
夜祭に参加する笠鉾・屋台6台は、全て国の重要有形文化財に指定されている。
その立ち姿は、何度見ても惚れ惚れする美しさと豪華さだ!
まさに動く陽明門である。
「屋台芝居」・・・屋台の両脇に張出舞台をつけて演じられる屋台芝居、毎年交代で
当番町があたる。今年は中町屋台での上演だ、熱演に観客から大きな
喝采を受けた。
屋台芝居が終わると、張出舞台が素早く外され本来の屋台に変身する。
流石当番町、美人が揃っていた!
秩父神社前の小道では「絹市」が開かれていた。
かって秩父夜祭では、絹市(絹の取引)が開かれていた、その名残が今も続く。
夜祭に合わせ秩父市内の学校は休校なのか、通りには子供たちが集団で露店を
覗きながら楽しそうに歩いていた。宵祭りは雨模様の1日だったが今日の本祭りは
快晴だ、秩父神社の大銀杏が陽にキラキラと耀いていた。
ただ~寒かったでしょう。若い頃、勤め先が所沢にあった時、秩父の祭りは素晴らしいがトイレ🚻がなぁ~夜祭りになったら冷えるし人人人で動けない、我慢する他ないぞ…と聞いて怖じ気づきました😱今は改善されてるのでしょう、多分(笑)
オジサン、寒い中ご苦労様でした。夜の部も楽しみにしてま~す✌️
秩父は好きな町の一つです、特に祭りは一年中あり、美味しいものあり、お寺さんもいっぱいあり、飽きない町です
夜祭は年々警備が厳しくなり年寄りが写真を撮るには骨が折れます。ただ今年は平日と言うこともあり警備が緩んで助かりました。