【久喜の提燈祭り】昼の部
久喜の提燈祭りは「天王祭」とも言われる、市内八雲神社の祭礼だ。
7町内から7台の山車が繰り出される。
昼間の山車には、素戔鳴尊、日本武尊や織田信長の人形を頂きに
飾り、色鮮やかな幌をかざし、子供たちのお囃子が賑やかに流れる。
それにしても暑い!
曳き手もお囃子の子供たちも汗びっしょりだ!
天明3年(1783年)7月8日浅間山が噴火した、この地区で盛んだった
桑をはじめ夏作物が全滅した。復興を願って始まったお祭りだ。
夜の8時半ごろが祭りのクライマックス、それまで休み休みの祭り
見物も、我慢と興味が無ければ付き合えない。あ~しんど!
本一の山車が「素戔鳴尊」の人形を乗せ八雲神社御仮屋に向かう。
綱を曳く子供達も暑さにまいってる。
本二の山車は「武内宿禰」の人形だ。黄色と赤の幌が鮮やかだ。
本三の山車は「神功皇后」の人形だ。紅白の幌が爽やかだ。
お囃子は子供が主役だ!可愛い子だった!
提燈に飾られた山車の中で、子供達が一所懸命だ、暑いだろう!
狭い商店街を提燈山車が進んできた。
提燈を取り付ける前には「織田信長」の人形が飾られている。
お神酒所に置かれた「織田信長」
商店街を曳き廻す提燈山車、一休みしたコーヒー屋さんのゲート越しに見た。
辻ごとに山車を回転させる。暑い中を力いっぱいに!子供が笑ってる。
山車の上部と下部はその中心で鉄の心棒でつなっがっている。
上部がスムースに回転するため鉄の玉が並んでいる。提燈山車の高さは7.5m
総重量4tだ。山車の回転の速さを競う・・・JR久喜駅前で回転の披露だ!
提燈の取り付けが始まった、500個以上の提燈にはローソクが付けられる。
人形山車から提燈山車へと組み替えが行われる。
久喜の祭りの山車は骨組みから組み上げる現場組立だ。すべて町内の人達の
手作業で行われる。