昨日は親しい友人と昼食後に六義園を訪ねた。駒込駅から少し大通りを歩いて正門へ。
シニアは150円。シニアに見えなかったのか最初一般料金を言われて、慌ててシニアですと伝えたら、生年月日を言わされた。ちょっとギリギリまでサバを読めば良かったかな?
入口からすぐに青々とした枝垂れ桜の大木がデンと構えていた。江戸太神楽の何かを14:30から行うと言う小さな案内板が出ていたが、何かは分からなかった。
大名庭園というけれど誰の庭園だったのかな?明治になってからは岩崎弥太郎が貰い受けたと標識に書かれていたが。
大きな池があって、少し歩くと蓬莱島が池の中央部に見られ、岩には亀が甲羅干ししていた。
その右手の先、船着場のそばに臥龍岩が並んでいた。
その先に左に入る道と滝見の茶屋という東屋があり、休憩でもしようかと回ったが、先客が数人いたので休憩することなく思ったより小さな滝を見ながら渓流を模した流れの間の飛び石を渡って、向こう側に移った。
その先の吹上茶屋というお茶屋さんの方に回ると、池の反対側にサギが何か獲物を狙っている風情で立っていた。
手前の松は曲がりくねっていて、これも龍の姿でも模したもの何かなと想像してしまったが、何も書かれていなかったので、分からない。
足元のネジバナ
お抹茶はおかし付で500円だったが、やめておいて、その先に進んだ。ツツジ茶屋には向かわず、藤代峠の下を歩いて渡月橋にでた。
途中にツツジに埋め尽くされた丘とか、アジサイの丘とかが見られた。そういえばもう、ツツジは刈り込まれていて、たまに数輪咲き残りが見られた。我が家のツツジももっと刈り込んだ方が良いのかな?
アジサイの小道
橋を渡って、池の周りを歩いたが、中の島には入れないようになっていたので、日陰の休憩所に向かった。雲が多かったのでそれほどの日差しはなく、風があったのでそれほど疲れてはいなかったが、休憩所を覗いてみたら、あんみつとか冷やし甘酒の案内が。。。
それでつい緑茶付のあんみつを頼んでしまった。
あんこを減らしていただいたが、結構甘くて、缶詰のミカン2切れだけの簡素なあんみつが600円というのはちょっとお高かったが、美味しかったです。
それから何か行事をやるというお知らせが流れたので、枝垂桜前の広場に行ったら、傘回しの曲芸が終わったところで、今度は蹴鞠と棒を使った芸を若い女性が行っていた。三味線の音色に合わせての芸は興味深かった。相当練習していらっしゃるのだろう。
江戸太神楽というそうだ。
しばらく見ていたが、途中で失礼して帰途に着いた。
暑さは思ったほどではなかったが、明日は用事があるという友人のために早めに帰ることした。
ここは柳沢吉保という大名の庭園ということは分かったがどこの藩なのかしらと思ったら、川越藩だそうだ。5代将軍綱吉の寵臣だそうだ。それで贅を尽くした庭園が造られたのですね。
特に、松が整然と手入れされ、葉が緑のさざ波のようにも見えて美しかった。