夜テレビを見ていたら、何か揺れたような気がしたが、大した揺れではなくて、気のせいかな?と思っていたら、テレビに神奈川西部に地震があったと報道された。震度4とかだが、東京では震度1程度。深さは10㌔かな。
この間から続いているけど、さほど大きくはないから、関東の大震災とは関連していないのかな?
ずっと前に小説家の関東大震災の体験談を二つくらい読んだが、関東大震災の少し前(半年とか一年前くらいかしら?)にマグニチュード6くらいの地震が茨城や千葉で起こっていたらしい記述があった。
今関東大震災の前触れがあったかどうか検索してみたが、はやり茨城の方で群発地震があったとか、千葉でもやや大きな地震があったらしい。
神奈川の方に前触れの地震があったかどうかは分からなかった。
プレジデントオンラインの記事によると、そもそも関東大震災って、本当の地震の震度って当初は分かっていなかったらしい。なぜなら当時の地震計は激しい揺れで壊れたのが多かったそうだ。記録も振り切れていたりしたらしいから正確な数値は出せなかったらしい。
ただ、今より家屋の全壊とか半壊とかが、単純で分かりやすかったそうで、それらの記録から逆算して震度を出した研究者いて、その方によるとマグニチュード7~8の地震が前後6回も起こっていたのだそうだ。2003年にやっと発表されたとか。全国各地の測候所に残された記録や被害状況などを総合して出したのが以下の数字らしい。
1923年の9月1日の11:58に起こった相模湾の地震が本震マグニチュード8.1で、余震として12:01東京湾北部、12:03山梨県東部M7.3、12:48東京湾M7.1、翌日の9月2日11:46勝浦沖M7.6(被害小)、18:27千葉県東方沖M7.1、翌年1924年1月15日5:50丹沢山塊M7.3だそうだ。
此の間の日向灘の地震、マグニチュード7.2だったかな、のテレビ解説で、マグニチュード7くらいの地震を二つ合わせた規模がマグニチュード8以上の地震だと言っていた。地形や地盤によっても揺れ方は変わるし被害も変わりますね。
神奈川沿岸とか、千葉の先端部、丹沢あたりに震度7が多く、東京東部はそれほどではなかったらしいが火災の被害が大きくなってしまったのですね。ちょうどお昼時で、当時は電気やガスではなく、かまどで煮炊きしている家の方が多かったからお昼時で大変だった訳ですね。
そんな大震災だから余震も相当長い間続いたのでしょうね。
当時のGDPの36.7%が喪失したそうだ。
昔の南海トラフも津波被害が甚大だったらしく、沖縄でもすごい津波が起こったと、何かで読んだ気がした。
この間テレビで、砂浜に10メートル以上の津波避難等が設置されているという海水浴場が映し出されていたが、10メートル(正確には何メートルなのかは分からなかったが)で大丈夫なのかなと、ふと思ってしまった。
福島の原発も想定を上回る津波でやられたのでしたね。これまでの常識を再検討しておかないと悲惨なことになりそうです。