この間、山仲間の忘年会を開いたのだが、集まれない方もいらしたので、高尾山のダイヤモンド富士を見るため待機している間に鍋で忘年会をしようという話になった。
高尾山口に向かう途中、西の空には雲がかかっていて、ダイヤモンド富士は無理かもしれないけど、それなら、日没を待たずに終了できるかなと思いつつ、山に向かった。
時間を節約するため、琵琶滝コースから登る。途中、民家の軒先で農産物の売店が出ていて、私はつい干し柿を買ってしまった。友人はおつけものを買っていたみたい。
霞台にでて、1号路と2号路との分かれ道にでた。若者の一団が1号路はコンクリートで歩きにくいですよと教えてくれたが、私たちは時間をかけたくなかったので、そのまま1号路を進む。
右の膝が少し痛んだが、何とか歩けた。
山頂近くのトイレは2階建てになっていたが、2階は混雑時のみ使えるようだ。
山頂に行ったら、先端はカメラの3脚の列。人はいないのは茶屋で飲み食いしているのかしら?
私たちはもみじ台方面のすぐ下の東屋の先で場所を確保。
すぐにガスコンロを設置し、持参の大きめの鍋を出して、水を張り、昆布をいれ、だしを取るために具材をいろいろ入れた。しかし、行き違いで調味料をほとんど持ってこなかったので、友人が急きょ茶店でうどんを頼み、容器ごと持参してきた。
寒いからまずはお酒から。ワインのことを葡萄酒と言ったら、まるで化石扱い。葡萄酒で何が悪い!!日本語を使おう!
それでうどんのつゆを足して、煮込んだら、結構美味しくなって良かった。私はマヨネーズはもって行ったが、そのほかのものはもっていなかった。非常用に塩くらいはいつもザックに入れておくべきでしたね。
そろそろ日没か?
具材に火が通ってきて、皆でいただいた。皆で食べ始めたころ、メンバーの一人の知り合いの二人組も加わって参加。にぎやかに食べたり飲んだり。赤ワイン2本と日本酒を頂いたが、私も調子に乗って飲んでしまって後が大変。最後はお菓子やコーヒーで締めた。
酔い止めに途中で買った干し柿をたべてしまったのだが、あまり効かなかった。生の柿でないとダメなのかしらね。
吐いたりはしなかったが、歩いているとふらふらして、足元がおぼつかない。というほどではないものの、要注意ではあった。
道々足元注意の看板がヘッドライトの明かりに目にとまる。階段は特に危険なので、手すりにしっかりとつかまった。
途中夜景が薄明るい空にきれい。深夜の夜景よりもきれいかもしれない。月も高い空に出て、一番星も光っていた。
この時間から登る若者のグループがあったので、夜何かあるのですか?と聞いたら特にないとのこと。寒い冬のナイトハイクを楽しむのですね。
ケーブル駅への分かれ道で、ちょっとつらいのでケーブルに乗ることを提案。一人のメンバーはカラス天狗焼きを買えないかなと期待していたが、もう店は閉まっていた。ケーブルは運行していて、すぐに来て、あっという間に清滝駅に着いた。なんか、急激に下に向かうので、変になりかけて、半分寝ていた。
ケーブルの乗車を待つ間、高山病かしら?という若い人がいらしたので、お酒飲まなかったですか?と聞いたら飲んだというので、ああ、私と同じ症状だわ、と思って、それはアルコールが入って山道を歩いたので、歩く振動で、ちょっとおかしくなっていると思うと伝えた。
電車の中でも熟睡してしまって、乗り換えとか下車とか人に起こされてセーフだった。
まあ、千鳥足も実感できて、楽しかったです。白菜とかニンジンをゆでてきてくださったり、重いのに豆腐を持ってきてくださったり、重いお酒の瓶を運んでくださったり、ありがとうございました。鶏肉団子美味しかったです。魚の中ではカワハギが一番おいしかった?後でスーパーで買い求めた格安のウマズラハギも美味しかった。もっと持参すれば良かった。親のためにから揚げにしてしまったので、少しだけ持参したのだが。
残念ながらダイヤモンド富士は見えなかったけど楽しかった。企画ありがとうございました。いろいろごちそう様でした。
おまけ
集合場所近くの学校のイルミネーション