今日は、頂いた小田急の切符の期限が迫っているので、折角だからちょっとハイキングの鎌倉大仏コースをたどろうかなと思って、孫たちに伝えたら、今日はパパの仕事が入ってしまったので、ぜひ行きたいとのこと。
それでアジサイもそろそろ咲いているかなと思って調べたら、まだ5分咲きくらいらしいが、江ノ電混むかもしれないと、何かの情報で9時前に着いた方が良いと書かれていて、出発時間を早めて、長谷の駅に9時過ぎにつくように、待ち合わせて出かけた。
藤沢で江ノ電に乗り換えた。腰越を通過すると海が見え、ものすごい数のサーファーが海で練習していた。ちょっと風があるせいか、波も少し立っていた。
今日は目的がハイキングだったので、予定通り長谷で降りた。
途中のサンダルのディスプレイ。沖縄風のホテルの入り口かな、それともサンダル屋さん?
でも長谷寺も行ったことがないとのことだったので、長谷寺に寄ることにした。待ち時間の札は置かれていたけれど、まだ表示されていなくて、拝観料の窓口で数グループが並んでいる程度だった。アジサイのために払うのかなと思って、入口あたりの日本庭園の錦鯉とか、階段横のイワタバコの花を見たりして、本堂の方に行った。
手水はコロナのために、竹筒から流しっぱなしになっていた。
金銀の錦鯉
階段を上ったところにある本堂の前に置かれた鉢植えのアジサイ
アジサイ園の方は別に入場料が必要とのことで、また支払った。まあ、珍しいアジサイがたくさん咲いていて、可愛かったし、上の方からの海の展望は素敵だったから、良しとしよう。先を急ぐので、一番上までは行かなかったけれど。
下の方は三分咲きか五分咲きか?
可愛いお地蔵さまが3体、アジサイにうずもれていて、若い人たちが写真を撮っていた。なかなか良いお顔です。
色々なアジサイ
頂上方面には登らなかったが、見上げてもきれい。
海が見渡せて素敵
出口近くのシモツケは紅白になっていた。
それから、元の道路にでて、鎌倉大仏の方に向かう。日差しが暑くて参る。大仏でも拝観料を収めたが、孫は初めて見る大仏にびっくり。昔の大地震ではここまで津波が押し寄せたとか。
今はコロナの関係で、胎内の見学することはできなかった。少しお腹が空いてきたので、そのあたりでパンでも食べようかと話したが、孫が「境内は食事は禁止」と書いてあると教えてくれて、あきらめた。帰ろうとしたときに、ほかの方が木を見上げているので私たちも見たら、リスが木に登っていた。
二股の右の枝の途中にリスがいるのですが。動画から切り取りましたが、分かりにくいですね。
見ていると次々に別の木に飛び移っていく。木の皮を食べたりしているみたいだった。しばらく見とれてから、門の外に出た。
トンネルが見えて来て、その横からハイキングコースに入る。
以前はこれほど階段が整備されていなかったのに、すっかり整備されて、何か様子が違ってみえて、私はうっかり、左手の火の見下という標識の方に進んでしまったのだった。
なんとなく、以前数回たどった大仏と葛原岡公園の方をつなぐコースとは、岩場の下りが多くて少し違うような気もしたのだが、そのまま進んだら、大仏裏の切通の案内があった。
行き止まりかなと思って登らず、横を下って行ったら、民家に出てしまった。案内があった場所の上には、火の見下のやぐら群という真四角の洞穴が掘られていたらしい。ちょこっと下からその四角い洞穴が見えたのだが、登らなくて残念だった。当時のお墓らしかった。
ちょっと狭い道で藪が迫っていたりして虫が多いコースで、「虫嫌い!!」と言われてハッカスプレーをかけたのだが、孫は蚊に刺されてしまった。
丁度バス停の脇に出て、時間を見たら、割とすぐに鎌倉行きが来ることが分かったので、バスで鎌倉に出ることにした。
まあ暑い中歩き続けるのも難儀だったみたいだから、ちょうどよかったかもしれない。
孫はコ〇リコとかいうクレープ屋さんでクレープを食べたいということで、ママが場所をお聞きして小町通りを進んだ。天気の良い日曜日ということで、神奈川は蔓延防止期間らしいけれど、若者で混みあっていた。暑いせいか、ウレタンフォームのマスクの若者が圧倒的だった。着物姿の男女や女子のグループも結構見受けられた。
土産物屋さんで、孫が何かを買い求めていたのだが、後でママが近くにいない時に、「今日はママの誕生日だから、プレゼントを買ったんだ!」と話してくれた。どんなものを買ったのかな?
それから、目移りしながらもなんとかクレープ屋さんに到着して、チケットを自販機で購入して列に並んだ。若干は混みあっていたが、外で食べる人たちもいて、店内はそれほど混みあわなかったから、ほっとした。私はどうしてもこってり系のクリームチーズの入ったクレープを選んでしまった。焼き立てって熱いんですね。熱々を頂いたが、チーズが冷たくちょうどよくなり、美味しかった。孫たちはバターシュガーというシンプルなクレープを選んでいた。
食べ終わって、ママのお誕生日なら少しおしゃれなお店で食事でも、と思ったのだが、クレープ食べたばかりではまだお腹も空かないというので、先にハイキングコースで寄るつもりで、銭洗弁財天の話をしていたら、行ってみたいというので、約2キロという標識なら30分くらいかしらと、カンカン照りの中、道路を歩いて行った。なかなか立派な邸宅が並び、映画の博物館の横を通り、標識に従って進むがなかなかつかない。
若者がすごく並んでいたのは甘味処だったが、その横を通過して、トンネルを通過してすぐかと思ったらまだ先だった。トンネルの中は涼しい。同じ方向に向かう人たちもいたので間違いはなさそうだが。
その後、さらに標識に従って歩いて行き、最後の急坂を上りやっとたどり着いた。この坂では、人力車は降りられませんね。帰りに人力車に記念に乗っても良いかなと思ったのだが。二人乗りだから、私は歩くとして。。。
手彫りらしい短い涼しいトンネルを通ると、弁財天のお社などがあった。それで、ろうそくとお線香とざるのセットを求めて、洞窟のような池のところで、皆でざるにわずかの硬貨を入れて、形だけ、池の聖水?で清めて、タオルで拭いて、財布に戻した。
後で見ていたら、若者たちは一万円札を清めていて、独身貴族は違うなと思った。
もしかしたら、清めたお金は、何倍にもなるように自宅に飾っておくのかもしれないですね。私は財布にまぜこぜにしてしまった。
お茶屋さんの横に、休みどころがあったので、そこで持参のパンを頂いた。おかずは孫の嫌いなものだったらしく、果物しか食べてもらえなかったけれど。
孫は、聖水に浸すと文字が浮かび上がるお神籤も求めて、水に浸していた。願いが叶うと良いですね。
それから、また急坂を下りて行ったが、今度は駅までほとんどまっすぐで、1キロくらいの距離らしいからほっとした。途中いくつか人がたくさん入っているレストランがあって美味しいのかなと思ったが、もう軽食を食べてしまったので、食事は不要だったが、暑さに参ったので駅近くのスタバに寄った。
その店は、昔はどなたかの邸宅だったのか、お庭に小さなプールがあって、桜の大木と藤棚と梅の木が植えられていて、とても眺めが良かったのだ。冷たい飲み物と冷房の効いた室内で涼んでから、江ノ電駅に。数年前だったかに来た時にあったソーセージの店など、駅の北側のお店はほとんどやっていなかった。コロナの影響かもしれない。
何かお土産を、と歩いたが、こちら側にはあまりお店がなく、やっと見つけたチョコの店で買い物をしてから、駅構内に入ったら、なんと鳩サブレとか鎌倉ハムの店とかあれこれ集まった一角があって、先にこちらに入ればよかったのに、という感じだった。
少しホームに人が並んでいたが、なんとか座れて、すぐにぐっすり。孫の話ではこっくりこっくり、どうもお隣の方にご迷惑をおかけしたらしい。すみません。暑さ負けですね。
藤沢で乗り換えて、幸い雷雨にも合わずに帰り着くことができました。帰ってしばらくしたら、雷が鳴ったのにびっくり。友人からのメールで東京郊外は土砂降りだという話もあり、電車の中でも短時間だけど、町田付近で土砂降りが降って心配したが、孫たちも大丈夫だった様子で幸いでした。
明月院までは行けなかったが、我が家の明月院ブルーのアジサイも今年は当たり年。たくさん咲いているので、無理して行くこともないかなと思いました。楽しい一日になりました。