昨日の日曜日はいつもの山の会の忘年ハイキングで神奈川の大野山に足を伸ばした。総勢6人。
朝7:11の小田急の急行で出発。途中車中からは雪は少ないけれどくっきりした富士山が見えた。8:47新松田着。すぐ前のマニラ食堂の横を通って、JRの松田駅に。
友人がスイカなどは使えないよ、というのでスマホで確認したら確かに使えず、6人まとめて購入したが、窓口で購入しようとしたら、新人の係の方らしく、確認に時間がかかって、端末で買った方が早いくらいだった。
それでぎりぎりにホームに登り、少し雲がかかり始めていた富士山の写真を撮って、電車に乗り込んだ。といってもドアボタンを押し忘れて、すぐには乗れなかったけれど。。。。
最初は山北からを考えたが友人がそちらは斜度がきついところがあるので、初めて参加される方もいらっしゃったので比較的に緩やかで展望のよい谷峨からの方が良いという提案で、お酒を飲むことからピストンにすることにした。私は飲みすぎたことを考えて、タクシーが呼べるかどうか下調べしておいて、山北のタクシー会社から呼べるし、そんなに高くはないことを確認した。
山北でかなりの登山客が下車した。山北から登り谷峨に降りるのかしらね?
谷峨駅で準備体操してから、バス通りを少し進み、右手の下の田んぼの方に出る道に入り、青いつり橋の方に向かった。途中ネギ畑で、友人が取れたてのネギを焼くと甘くておいしいのよねと言いながら見ていたが、残念ながらお声を掛けるような人影はなくて、あきらめて進んだ。
つり橋はしっかりしていて、今日は雪もなく、快適にわたり、川沿いを少し歩き、さらに車道を登って、民家の脇の登山道に入った。
そのあたりはまだカエデの紅葉がきれいに残っている木も多くて、朝日を浴びてきれい。
多少階段状の登山道を進む。落ち葉が積もって時々足を取られたりした。やっと頼朝桜の所にでた。頼朝桜の写真って以前取っていなかったかな?あまり記憶になくて、写真を撮った。
トイレの所で小休憩。風はそれほどなくて助かる。上の方の白っぽくなったところが大野山の頂上付近だが、色が飛んでしまいました。
それからまた登山道を辿り、車道の所に出た。反対側に休憩所があり、その前に木製の雉が出迎えてくれる。白いボックスの中に、漬物やジャムに柚子やサトイモのゆでたものが置かれていて、無人販売所になっていて、私は柚子を買い求めた。
重い荷物は若い男性軍に持っていただいたが、食材がかなり重い。鍋類も入れてある。腰と胸のひもをしっかり締めないと登りにくかった。
それから枯葉をサクサクと踏みしめながら登り階段の所から、左の舗装道路は行きどまりと書かれていて、一体どこに行くのかなと思いつつ、直進した。
階段状の登山道をしばらく歩くと展望が開けてきて、振り返ると富士山が見えるようになるが、雲がどんどんかかってきていた。反対側には海も見えた。
すすきの原の中の登山道を辿ると、634メートルの所の木製のウサギの像と標識があり、リーダーはどんどん登って行ってしまっていたが、私たちは記念撮影をした。
それから以前の牛の餌やり場のあたりに来たが、その施設はなくなり、柵だけが残っていた。
若い女性が使っていなかったこの牧場を利用して、去年あたりだったか、牧場を始めたとネット情報で読んだけれど、牧場は東側の方で、こちらからはよく見えなかった。途中の針葉樹に絡まった木の実。足元にも落ちていたが、黄色の果皮の間から赤い実が見えていた。ツルウメモドキのようだ。
やっと展望の良い東屋に着いたが、あいにく先客が陣取って食事中。横のテーブルは空いていたが日蔭で、風も結構吹いていて寒いので、相談の結果、頂上まで行くことにした。
そこから頂上まで平らかなと思ったが、ちょっと箱根竹の茂みの間の階段状の道がちょっと急だった。酔っぱらってここを降りるのはどうかしらね?ちょっと心配。ほんのわずかの距離だけれど。
それで登りきると何かのアンテナ?があり、舗装道路に出て平らな道を進むと丹沢湖の青い湖面が見えて、その先は檜洞丸の方かなの山々が見えていた。(写真には写っていませんが)
頂上からはすっかり雲がかかった富士山の裾野の方が見渡せた。
幸い東屋に二人だけいらしたが、大部分は空いていたので同席させていただいて、鍋の用意。私たちがいろいろとコンロや鍋や食材を広げだしたので、その方たちは早々と退席なさり、申し訳ないことをしてしまった。
最初は風がやんでいて、順調にお湯を沸かして、鍋の材料もよく煮え、アルミのすき焼き鍋でソーセージなどをソテーできたのだが、風がどんどん強くなってきて、バーナーが消えたり、火力が風のせいでよく効かなくなり、なかなか煮えなくなってきてしまった。それに何回も器が風で飛んだりしたけれど、楽しいひと時を過ごすことができた。
美味しい獺祭や真澄にワインを頂き、お野菜やキノコに豚肉とカキ、豆腐など入ったごま豆乳鍋、野菜や肉類のソテーなど寒さに震えながらも楽しくいただくことができました。火を入れて油を切って持参したプルコギもなかなかの評判でしたね。サンチュを家に置き忘れてしまいましたが、えのきだけとも相性が良かったです。
吹きっさらしの強風の中、手袋しないと手がかじかんでしまったのだが、何とか宴会を続けて、ワインは温まるようにほっとワインにしたが、最後は煮えすぎてちょっとアルコールが飛んでしまったようだ。
ともあれ、うどんを投入してほぼ材料を食べつくし、最後に残った昆布もリーダーが丈夫な歯で全部召し上がって無事に宴会は終了。片付けする間も手はかじかみ、大変だったけれど、何とかザックに仕舞うことができた。
その後、酔っぱらい集団が日当たりの良い芝生の上で足を上げて集合写真を撮ったり、リーダーは地元の酒蔵のTシャツを着て記念写真撮ろうとしたが、いくら探しても見当たらず、あきらめて下山開始。
リーダーはホッピーで割った焼酎までお飲みになって、一番酔ってしまって足元がおぼつかず、危なかったが、何とか皆さんのサポートで下山。途中でストックを使った方が良いという友人の提案でストックを出して降りた。先がとがっているのでかえって危ないかもと思ったが、確かにストックは役に立っていた。
車道に出たところでリーダーはストックをしまってしまったが、まだまだ道は続き、しかも私たち3人は分かれ道のあるところを右に入って、少し降りた行ったら行き止まり。途中はお互いのザックのひもをもって電車ごっこ状態。突然どこからか汽笛一声新橋を、の鉄道唱歌のメロディーが流れてきて、笑ってしまった。行き止まりはこうなっているというのを確認してから、やむを得ず坂を上って元の所に出たけれど、階段状の所を直進すればよかったのに、どうして曲がってしまったのか?不思議。20分位のロスかな?
とりあえず、下のトイレのある休憩所で他の方は待っていてくださったが、相当に寒かったことだろうと思った。お待たせしてすみません。
それからまた少し階段状の所もあり、気を使いながら降りて行った。
リーダーに付き添ってゆっくりと歩いたので、私たちは相当に遅れて、駅の近くになったら、友人が次の電車の後は1時間くらい電車がないからと急ぐように言ったが、なかなか早くは歩けず、駅では切符売り場がなくうろたえた。友人が電車が来るから早く早くというので、私は先に進んだが、リーダーは酔っていて、遮断機が下りてしまい、くぐって渡ってもらったけれど、もう反対側の電車が見えて来ていて、ハラハラ。若い仲間がサポートしてくださり、何とか間に合ったけれど、私がリーダーを先にして渡ればよかったなと反省。こちらも少し酔っていて、判断力が鈍っていましたね。
ともかくこちら側のホームの遮断機も閉まってしまったが、何とかくぐり抜けられた。
まあ、無事に乗れてよかったです。もう山北のさくらの湯に入る元気もなく、皆で松田に直行。切符は車内販売で、松田駅で回収だった。小田急の急行もすぐに来たので、新宿まで直行して帰宅した。
リーダーは、大宮の火事の影響か電車が少し遅れたみたいだったが、無事に帰宅できたようで安心した。
皆さん今日が仕事なので、早めに帰れてよかったです。皆様ご協力ありがとうございました。楽しい忘年会でした。