中央橋にはバス停もあったが、南口の方に行くバス停はよく分からなかった。
私はその先にヤマユリの小径という所があるので、そこまで行こうと思っていた。しかし、バス停のすぐ先にレストランの文字が.暑いし、お腹が空いてきていて、ついそちらに向かってしまった。そのまま進めばすんなりヤマユリの小径に入れたのだが。
レストランは冷房が効いていて、涼しく、券売機でオムレツ選び、券を出して頼んだら、あっという間にでてきた。お茶は持っているから頼まず、セルフでお水を頂いた。間違って氷も入れて、冷たい水が飲めた。
お味も美味しくて、もりもり頂き、親子連れが入ってきたのと入れ替わりに退出。ヤマユリの小径の行き方を聞けばよかったのに、地図を見ながら、こっちかなという方に行った。
芝生の広場の脇にはクサギの大木があって、あわいピンク(白っぽいが)が沢山咲いていた。
坂を下りていくと、音楽堂みたいなところがあり、それを見下ろしながら細い道を下ると、沼の横に出た。山田大沼だったらしい。
その先は公園のようになっていた。休憩所もあるらしかった。
歩いて行くと噴水が上がりだした。そして花壇の方に向かってみた。
さらに後ろの噴水が高く上がった。
そして花壇越しの噴水はなかなかきれいで涼し気。
花壇と噴水を楽しんだ後、ヤマユリの小径の終点の看板を見たのだが、どこから入るかはっきりしないまま、適当に山道を登って行ったのだが、そのあたりで、ハグロトンボを見ることができた。飛んで行っては羽をひろげたり閉じたりしていた。
後で調べたら、縁起の良いトンボと言われているそうだ。
その階段下に咲いていたクサギの花。こちらの方がピンクだった。
さらに道を進んだら、なんーだ、元のレストランの所に出てしまった。
仕方がないので道路の方にでて、来合わせた方にお聞きしたら、この先を進むと小径に入ることができると言われて、仕方なく、その方向に進んだ。
途中から入る道を見逃して、広場のようなところに出た。記念広場という所らしい。先ほどはここにたどり着く前に、斜面を登って行ってしまったようだった。
中央橋まで戻って北側を見ると、両神山だろうか?山がくっきり見えた。
道路の脇の疎林地帯という所は芝生の広がる心地よい所だった。
その少し先に、あざみくぼ橋へという標識があり、釣られて階段を下りて行った。吊り橋があった。
それを渡って進むと沼の脇を通り、その南側には広い芝生の広場と丘が広がり、エアートランポリンで遊ぶ子供たちが見えた。
巨大なテントの休憩所とベンチが置かれていて、売店もあった。アイスクリームを購入して、木陰のベンチで涼んだ。風が良く吹き抜けて気持ちが良い。
地図にぽんぽこマウンテンと書かれていたので、山を登らないとならないのかと思っていたが、遊ぶ丘はあったが、登る必要はなかった。
一休みして、舗装道路を一直線に南口に向かったが、途中野草コースにもう一度入った。フジバカマ園があるのに気づいた。フジバカマはさすがにまだ小さかった。
今度は人気のないレンゲショウマやフシグロセンノウやヤマユリを見ながら、元来た道を戻り、再び舗装道路にでてひたすら南下して、また土の古鎌倉街道を通って、入口に戻った。
行きがけには気づかなかったが、写真を撮るこんなものも置かれていた。
無事に午後1時過ぎのバスに乗れた。横に広い冷房の効いた休憩所があり、ホッとしながらバスを待つことができて助かった。
暑くなって、3時間以上歩き回って、とても駅まで歩く気にはならなかった。農産物は魅力的だったけれどね。もう涼しかったら寄れたのですが。。。
西口の方は子供の遊び場が色々ある様子だった。北口の方には都市緑化植物園とかドッグラン、自然探究路があるらしいが、そちらまで回ると一日がかりになりますね。暑い時期には全部周回するのは無理ですね。
ヤマユリの他、色々な草花に出会えて、楽しかったです。
ヤマユリは種から育てても5年以上たたないと花が咲かないそうで、なかなか育てるのが大変らしい。かつてはあちこちに咲いていたそうだが、盗掘の被害に遭ったり、イノシシが球根を食べてしまったりして、すっかり減っているのだそうだ。
確か丹沢の方にヤマユリの里という所があったが、フェンスで囲まれて、一般公開は一定の時期だけらしい。大事にしないとなりませんね。
追記:林の中は虫が多くて、入口で宣伝を兼ねたミニうちわを頂いたが、虫よけに大いに役に立った。首に手ぬぐいを濡らして歩いたのは熱中症予防になったと思う。
虫よけと熱中症予防対策は必要です。