新 風のふくままに 

写真付きで日記や趣味を書く。プロフィールを変えました。

日光鳴虫山ハイキング

2013-04-29 | ハイキング・登山

今日は、友人のお誘いで、日光の鳴虫山に同行させていただいた。アカヤシオが咲いているとどこかのブログに書かれていたからだ。

このコース、初級と書かれているのだが、急坂のアップダウンが繰り返されて結構きついコースだった。

浅草駅は久し振り。まごまごしてしまう。特急電車の券はもたもたしているうちに売り切れ。仕方なく快速に乗る。途中、東武動物公園駅で特急に抜かれ、今市だったかで、切り離しの際に、臨時電車が反対側から発車して、なんと臨時の方が先に日光に着いたのだった。乗り換えた方がトイレとかの時間がかからなかったかもしれない。

日光駅ではトイレが混んでいたが、駅の右手に仮設トイレが設置されていて空いていた。

先ずは輪王寺や中禅寺湖方面に通じる大通りを北に向かう。しばらく行くと案内板が見えてきた。

交差点近くの案内板

友人が見つけた民家の黄色の花、珍しいですが何のはなでしょうか?

市街地からの男体山

消防署横の案内板

日光市図書館 登山口入り口のあたりに、このコースは途中にトイレがないので、図書館か消防署を利用するようにと書かれていた。

登り口のあたりの桜と新緑

登山口入り口

天王山神社

日光市街を展望 山桜が咲いていた。

  

日光連山の展望を楽しみながら歩く。

急坂を登ると神ノ主山(こうのすやま)に着く。日光連山の展望が良い。特に最近の雪で冠雪していてきれいだ。

    

カタクリがちらほらと咲き、アカヤシオは花が少ないと下りてきた方に聞いたのだが、想像したよりはたくさん咲いていて、疲れも吹き飛んだ。

      

カタクリ、群落ではなく、ちらほらと姿を見せる。

     

                         

小さな小鳥がいた。雀よりも小さい。メジロくらいの大きさかしら。ヒガラかな?ほほの白が目立つから。

男体山とアカヤシオ

そろそろ頂上かなと思いつつも何回かアップダウンを繰り返してやっと頂上にたどり着いた。

展望台に人がたくさんいたが、一部腐食していた。危険のロープは外れかけていた。

      

頂上付近のアカヤシオはまだ早いくらいだった。弁当を食べてから下山。

           

ピストンで登る方が多いみたいだったが、行ったことがないので周遊コースを下りた。こちらはさらに急坂でアップダウンもあり、登山道も荒れ気味できつかった。

ちょっと下りると長い階段が。手すりが太いので手の小さな私にはつかみにくい。

合方の祠

小ピーク

鳴虫山を振り返る

尾根道

アブラチャンの花?

日光連山とカラマツの芽吹き

岩のある小ピーク

歩きにくい道

しばらく下りるとあかるい尾根道に出る。しかし赤土が滑りやすい。

男体山と新緑

           

独標

ロープの張られた急坂

      

しばらく見なかったが、まだアカヤシオが見られた。

     

荒れた登山道。植林帯の中の登山道の横木の大きな留め具が上を向いてしまって、転倒したら怖い。

東電の発電所に近づくと開けた場所になった。元河原だったのかなという草木の雰囲気だった。

小型の水力発電所があった。ヒョウモンチョウが飛んでいた。

  

そのあたりの新緑の芽吹きがきれいだ。

銀杏の芽吹き。

   

道路を歩くと、憾満ヶ淵の案内板があった。含満ヶ淵とも書くらしい。左に行くとヤシオの湯と書かれていたが、温泉入っていると遅くなるのでやめて、道路を渡って川べりに出る。下の方にごうごうという音と川の流れがちらっと見えた。

並び地蔵が、川べりに並んでいた。どのお地蔵様のお顔もハンサム。

最後に下りついた含満ヶ淵は流量豊富で激しい流れに圧倒された。

東屋があったがもともとは対岸の石像にお参りする護摩壇だったそうだ。それで丸い石が置かれていたようだ。なかなか豪快な景色だった。

山門

そのあたりは八重桜や山桜、枝垂桜の咲き残りなどたくさん桜が植えられていた。

その後市街地を歩き、千姫物語という旅館の横にでて東照宮を見て帰ろうかと話したが、もう受付が過ぎていた。残念。

輪王寺鐘楼と終わりの枝垂れ桜

友人たちは足がつれた方がいらして、近くの食堂で一休みしていたので、私も戻り、なにか注文しないと悪いと思って、味付け湯葉を頼んだら、これがなかなかおいしかった。

それから電車の時間も気になって、タクシーを呼んでいただき、駅まで戻った。

金やホテルの何かをお土産に買おうとしたら、駅の売店はもう閉まっていて、私は慌てて道路の向こうのベーカリーに行ったが、もうパンは売れ切れ。仕方ないのでクッキーを買って戻った。

ホームに入ったら、結構人の列ができていたが、何とか座席に座ることができた。

行きも帰りも特急が満席で買えず、快速になったが、帰りは各駅が多い快速だったので2時間20分くらい浅草までかかってしまった。温泉に寄らずに帰って正解でした。帰り着いたのは9時を回っていたので。

帰りの電車で相席になった方が日光のお店で働いでいらっしゃるという方で、今年はいろは坂の方のアカヤシオは遅い雪と遅霜で花が全滅状態だったとおっしゃっていらした。また霧降高原のリフトも、ニッコウキスゲを植えても植えても鹿にやられてしまってだめなので廃止されたとのこと。調べたら22年に廃止だそうだ。

それでその跡地を整備していたそうで、今年の4月1日にオープンしたとか。しかしリフトの代わりに整備されたというのが1445段の階段と書かれていたので、健脚でないと登れませんね。

そういえば、ハイキングの途中で7,8人の団体の一人が、今年7月にそのリフトに乗って赤薙山に登るつもりだと仲間の方に話していたが、リフトは使えませんね。1445段の階段の他にルートあるのかもしれないけど、時間短縮はできないようだ。

しかし日光はやっぱり遠いですね。特急を使わなかったので、交通費は安くついたが。

良い天気に恵まれ、アカヤシオをたくさん見られたので楽しいハイキングでした。お誘いありがとうございました。

 

 

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三春の滝桜と花見山バスツアー

2013-04-16 | 旅行

三春の滝桜

  

今日は、先週金曜日に思いついて、昨年のリベンジで三春の滝桜が見ごろかなと思い申し込んだバスツアーに参加してきた。

どういう人と座席がご一緒になるかなと思っていたが、福島のご出身のとても感じの良い女性が隣に座られて、いろいろお話でき、楽しい道中になった。

ところどころで桜が咲いている東北道を北上して、郡山についたら、先に食事処によるとのこと。集合場所と集合時間の他は、まったくコースの詳細を見ていなかったので、あれっ?食事つきかしら?と思う。入ったのは以前のツアーの時に土産物を買いに寄った、金粉カステラのドライブインだった。その時は昼時ではなかったのでカステラばかりが目に入って、食事ができる施設だとは思わなかったのだが、結構広いスペースで食事ができるようになっていた。

桜のおこわと牛肉と野菜のせいろ蒸し、野菜の煮物とさわらかサバの塩焼きと卵焼き、漬物類と温麺のお椀がついていた。ランチとしては女性には十分すぎる量。私たちはおひとり様参加者のお席で食事となった。

どれもお味はほどほどに美味しく頂けた。ザーサイに何かが絡めてあったが梅だったみたい。ピンクの細長いものはハスの茎の甘酢漬けだった。ハスの茎にもしっかりとレンコンと同じ穴が開いていたのにびっくり。実は食べた時は気づかなかったが、後で土産物のところの見本をみて気づいた次第。

食べていたら、若者の団体がバスで何台分も到着して、奥の方に入って行った。席によって食事内容が少しずつ違っているようだった。

繁盛している店だったんですね。去年はカステラばかりでつまらない店だと思ったのだったが。

食事休憩1時間で三春の滝桜の方へ移動。高速出口には渋滞と書かれていたが、それほどのことはなく、ダム湖であるさくら湖の方から滝桜の駐車場に入って行った。このコースに入れる日は平日だけだそうで、湖畔に植えられた桜もきれいだった。

三春は、梅と桜と桃がほぼ同時に咲く場所ということでつけられた名前だとか。添乗員さんの説明だった。

それで会津出身だがまだ訪問したことがなかったというお隣の方と一緒に滝桜を見に行く。このツアーは勝手に見学して集合時間までにバスに戻れば良いので気楽だ。ツアーによってはぞろぞろ添乗員さんの後を歩かないとならない所もあるが、それはあまりしたくないので。

満開というのだが、色合いが少しくすんで見えて、老木のせいか、ちょっと期待外れの印象。満開では遅いみたいだ。7~8分咲きくらいが色合いもきれいなのかもしれない。

しかし、横の方に回ったら光の加減か色合いもきれいに見えて良かった。改めて、幹の太さに感じ入る。あれだけ太くなるには年月がかかるだろうし、よく持っているものだ。

この滝桜の雪をかぶった写真が貼られていて、雪をかぶった時もさぞきれいだろうな、と思った。

それからまた上の丘に登り、うっすらと雪をかぶった山並みをみて、その他の桜や枝垂桜などを見て稲荷神社にお参りして、戻った。

梅畑

反対側の高台のトイレに行ったのだが、立派な建物の割には個室が二つで並んでいた。ちょっと無駄な空間であと二つくらいはトイレが設置できそうなので、ちょっと不満。ただ、混雑するのはほんのちょっとの季節ですね。仕方ないのかもしれない。

昨年と同じくお豆類とか販売している出店を見ながら、ソフトクリームを食べたいと思ったが相当な列であきらめた。

ほぼ時間通りに全員集合して、花見山へ移動。福島はさらに北上するのですね。こんなに宮城に近いとは思わなかった。

花見山

福島駅からそう遠くない場所の里山に個人が花木を植え続けて一帯を花見山としたそうだ。こちらも駐車場に次々とバスが入ってきていた。

手前はレンギョウ、ボケ、ほとんど散った東海桜などが植えられていた。

奥の方に行くと珍しいピンクのユキヤナギや、紅葉の新芽がきれいなカエデ、上の方には桃、桜、サンシュユ、日向ミズキ、レンギョウなどが植えられていて、なかなかきれいなのだが、何か乱雑な印象を受けてしまう。そうそう寒緋桜も沢山植えられていて、なかなかチャーミングだった。

あやめ(菖蒲?)畑

入り口にはパンジーで作ったサザエさん

    

小型の水車と置物の鳥

     

一部の斜面に雪割草やトキワイカリソウなどが植えられていたが、柵もないので写真撮るため登ったりしたら、傷んでしまいそう。もう少したくさん植えるとかして目立たせた方が良いと思いながら写真に取ったが、目に留めない観光客も多かった。

雪割草

    

     ピンボケだが、

トキワイカリソウ 

 

             

30分コース、45分コース、60分コースの案内板があったので、制限時間1時間の私たちは45分コースをたどった。

サンシュユ

白モクレンとさくら

                      

ピンクのユキヤナギ

桃が目立つ丘

       

             

桃の古木は途中で切られて、そこから新しい枝がでて花を咲かせているものも多かったが、まだ新しい枝が少ないものもあって、全体の印象が少しさびしかったのかもしれない。濃いピンクの桃の花が多いとあでやかになりますね。

てっぺんの方には行かれなかった。折り返し地点あたりのレンギョウ

 ヒュウガミズキ

 

寒緋桜

寒緋桜とヒュウガミズキと桜など                    桜のトンネル上部

   

通路は赤土に砕石が敷かれていたが、滑りやすく坂道が多いので危険もある。杖が置かれていたのだが、それほどのことはないだろうと、ほとんどの人が持たないで登っていた。

途中、救急車とサイレンの音が聞こえていた。誰か怪我でもしたのかしら?

45分コースを下りて、駐車場の方に戻るときに、その消防車がレスキュー車であることが分かった。タンカ台がしまわれていたから、坂の上ででもけがをして運ばれたのかしらね。

その後出口付近で玉こんにゃくを購入して食べて、慌ててバスに戻った。

途中の白花のモモ

時間より早かったが全員そろって、帰路に着いた。

安達太良PAから見た霞んだ安達太良山

高速は順調で予定時間よりも5分早く到着した。実は到着時間も見ていなかった。しかし福島は遠いですね。日帰りバス旅行ではゆっくり観光は不可能ですね。少々疲れました。

 

 

 

 

 

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金時山ハイキングコースの花たち

2013-04-16 | ハイキング・登山

民家の桃の花

道端のグミの花?

ナガバノスミレサイシン(咲き終わり)

モミジイチゴ

クサボケ

イタドリの新芽

ケマルバスミレ?

タチツボスミレ

キブシ

     

ヒナスミレ?

キジムシロ

ハコベ

キケマン

 

 

 

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地蔵堂から金時山(金太郎コースから足柄コース)

2013-04-14 | ハイキング・登山

今月の7日に予定していたのだが、毎週悪天候で延び延びになっていた裏金時山登山に出かけた。

新松田から地蔵堂行きのバスは8時10分が一番早い。それに余裕をもって間に合うように電車に乗って出かけた。今日は都合でメンバーは3人となった。

新松田について、箱根登山バスで関本経由、地蔵堂に向かう。関本(大雄山駅)で5分停車。地蔵堂には8時55分くらいに着いた。

すぐ横に地蔵堂があって、ハイキングコースの看板もあるが、少々はげかけている。後で知ったのだが、その脇の道路を入ったところに、万葉うどんの店があったらしいが、まったくそちら側に行かなかったので気づかなかった。

  

それから広い駐車場の崖にたくさんの菜の花が植えられ、ヤマザクラとの対比がきれいだった。駐車場のさくらは終わっていたけれど、ヤマザクラは今が盛りだった。

しばらく民家が並ぶ道路を行く。きれいに花々が植えられていて、楽しい。たくさんの色とりどりのチューリップも菜の花畑の脇で咲き誇っていた。

    

少し歩いたところに、金太郎が遊んだという大きな石があって、広場になっていた。見学してからまた道路を歩いていると金太郎の生家跡という広場も見られた。

   

 それからしばらく里山の新緑や山桜八重桜、民家の三つ葉ツツジ、シャクナゲなどを楽しみながら歩く.

   

 

道路の脇にイノシシの毛皮が干してある。びっくりしてみる。そのお宅の入り口にはしし肉ありと、書かれていた。

 

しばらく行くと赤い橋の架かった夕日の滝の入り口があった。そこはバンガローが立っていて、バーベキューサイトもあるようだったし、釣りもできるのかな?

  

石のゴロゴロした川が流れていたが、滝は見当たらない。金太郎の力水というのがあったので一口飲んでみた。

          

その後奥の方に滝があるようだったので右手の山道を進むとしばらくしたら滝が見えてきた。

夕日の滝とその横手のミツバツツジ   

          

なかなか堂々とした滝で、水量も豊富。金時山がこんな水源になっているとは思わなかった。話によると滝口に1月は夕日が沈むのだそうだ。

(ここで14日夜の地震の揺れて、一度パソコンを閉じた。福島県沖が震源というが結構揺れていた。)

一度車道にでてさらに進むと道標があり山道に入る。

川沿いに歩くので少々びっくり。なかなか気持が良い。スミレ、キケマン、ムラサキケマンなどが咲いていた。スミレはタチツボスミレが圧倒的だが、場所によってナガバノスミレサイシン、エイザンスミレ、ピンクの強いものや白いスミレなどもあった。花の写真は別にしよう。

前後には人がいなかった。大分先で数人に追い抜かれたけれど、それだけだった。

時々杉の植林地帯をゆるやかに歩く。

     

時々川沿いにでて明るい道を歩く。何回か渡渉部もある。

  

やや古くなった木の橋もある。しかし強風が吹き荒れて、意外に寒く感じる。

少し勾配が急になってきて、もうそろそろ足柄峠の分岐ではないかと思うのだが、なかなか分岐までは到達しなかった。笹が茂るあたりには鹿柵が壊れたらしい跡が続いていた。

  

     

その先の箱根竹の茂るところを通り抜けたら、峠にでてベンチなどが置かれていた先に、雲が急速に動いて富士山が見え隠れしていた。手前には豆桜の大木が満開。

 

               

そのあたりは、平坦な道が続いていて豆桜が並木のように咲いている。足柄峠から来たらしいハイカーもたくさんいた。

先に金時山らしい姿が見える。山頂まで40分とあるが、本当にそのくらいで行けるのだろうか?

しばらく平坦だったが、金時小屋の荷揚げケーブルのあるあたりから、左側の階段を登って行くようになる。

   

  

鉄梯子があると聞いていたが、まあこんなにあるとは!そしてほぼ階段ばかりの山道だった。

     

鉄梯子10個くらいはあったかな?結構危険な場所もある。子供には危険だと思うが、子供連れも結構多かった。みんな勇敢ですね。

   

そうそう途中にシロヤシオの大きめの木に標識がつけられていた。5月下旬から6月初めが見ごろとか。今年はどうかしらね。

ふうふう言いながらもやっと頂上付近にでた。強風を避けて、皆小屋の下側の風が当たりにくいところで食事をしていた。

私たちも頂上に出てみた。突風に砂埃が舞い上がっていたが、富士山は何とか見えた。

芦ノ湖方面       

   

頂上にはほとんど人がいなくて、小屋に入っているか、小屋の下の方の狭い空地にいるかだった。私たちも早々に皆さんが陣取っていたあたりの空き地にシートを広げて、昼食タイムとした。

平地とはいえずに座るのに苦労したが、何とかバーナーでお湯を沸かして、男性群はカップラーメンを食べ、私は駅で購入したおにぎりと、持ってきたおかずを出して食べた。少しバーナーで温めさせていただいたりしたが。

最後はこんな強風の中でもコーヒーを入れて、多少ブランディーを垂らした。強風で結構寒かったからだ。ただし雨具を出して防寒するほどでもなかった。

階段状の登山道ですっかりくたびれてしまったのだが、乙女峠の方に降りてもバスの状態が分からないし、下りは思ったほど大変ではないのではないかと、話し合って、結局元来た道を戻り、足柄峠の方から地蔵堂に戻ろうということになった。

下りはやはりそれほど大変ではなく、あっという間に(と言っても足元が悪いのと、交差で30分はかかったが)最初の合流点の展望スペースに戻った。もう富士山は雲の中で見えなくなっていた。

それから広い峠の道をそのまま進んだ。豆桜とヤマザクラか、ちょっと違うようでもある小ぶりの桜の下を通って行く。

モクレンらしい大木があり、そのしばらく先にはコブシも咲いていた。

   

      

少し登り気味になって、その先にゲートのようなところがあった。足柄峠の駐車スペースらしい。

その少し先に夕日の滝へ、という標識があって下りの道が続いていた。土が乾いていて滑りやすく、少々急な下りだったので、ストックを出した。ひざが痛むと困るから。夕日の滝までは1時間程度らしい。

ミツバツツジが咲いていた。

     

淡々と雑木林や杉林の中を下りて行った。たまにスミレが咲いている程度だ。

   

大分歩いたら、水の音が聞こえ始め、下の方に川の流れが見えるようになる。

行きがけの金太郎コースとの分岐だった渡渉部かなと思ったところは違っていて、何回かこちらも小さな川を渡ったりする。道々行きにはつぼんでいたキジムシロが咲いていたし、キケマンの群落もあった。そうこうするうちにやっと最初の分岐、金太郎コースと足柄コースの分岐に出た。

それからもこんなに距離あったかなと思いながら、歩いていくと、夕日の滝とミツバツツジが同時に見られる場所があった。

ようやくバンガローの屋根が見えてきて、夕日の滝のキャンプ地に出た。

元来た車道を歩いたが、強風でチューリップも桜類も揺れていた。

朝とはまた違った光線の具合で、風景がきれいだった。足は大分くたびれていたので地蔵堂のバス停に出たらほっとした。バスは一時間に1本で25分に出るが、15分くらい前について、整理体操などして時間をつぶした。

乗車する人も少なく、ゆっくり座れた。おかげで、帰りのバスでは熟睡。帰りの電車でも熟睡。今日はどうしてこんなに疲れてしまったのだろう?3週間山登りが空いてしまったせいかしら。やっぱりあの最後の階段と鉄梯子の連続が堪えたのかな?

でも半袖になるほど暑くもなく、強風はすごかったが、吹き飛ばされるほどでもなく、気持ちの良いコースを歩けて幸いでした。

帰りは東海大学前駅で降りて、さざんかの湯に立ち寄り、疲れを癒してから帰宅したが、8時には帰り着いて、私はスケートのエキシビションを見ることができた。同行の皆さん、お疲れ様でした。

 

 

 

 

 

 

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