新 風のふくままに 

写真付きで日記や趣味を書く。プロフィールを変えました。

2024.8.23-24唐松岳の花

2024-08-28 | ハイキング・登山

ノコンギク

ミヤマママコナ

八方池にあったミヤマママコナ

ナツトウダイの紅葉

マツムシソウ(あちこち咲いていました)

タムラソウ?

オニアザミ

 

ウツボグサ

オオコメツツジ

ミヤマアキノキリンソウ

ウスユキソウ(終わりかけ)

オンタデ

マルバダケブキ

クロトウヒレン

クガイソウ(一つだけ、ピンボケ)

クモマミミナグサ

ミヤマダイモンジソウ(終わりかけ)

オヤマリンドウ

ミヤマオトギリ

タカネヨモギ

ミヤマコゴメグサ(あちこちに咲いていました)

イワショウブ

ウメバチソウ(こちらもあちこちに咲いていました)

キバナノカワラマツバ

シモツケソウ群落

カライトソウ(ピンボケばかり)

トリカブト

オヤマリンドウ

ミヤマリンドウ

ミヤマリンドウとチングルマの綿毛

ミヤマハハコ

ヨツバシオガマ(終わりかけ)

ナナカマドの実

トウヤクリンドウ

アオノツガザクラ

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2024.8.23-24唐松岳登山―八方池山荘往復(後半)

2024-08-28 | ハイキング・登山

山小屋に着いてから、体脂肪を減らすという濃いめのペットボトルのお茶を飲んだせいか、妙に頻尿になってしまって、何回かトイレに起きた。

やっと3時半ごろまで寝たが、窓を見たら、くっきり唐松岳が見えていた。雨ではなさそう。4時15分にアラームをセットしておいたが、他の区画の皆さんもごそごそなさって、ライトつける方もいらして、4時前には仲間を起こした。老人軍団は、遠慮なく声を出して話してしまったり、ライトを煌煌とつけてしまったり、ザックの鈴をジャラジャラ鳴らして降ろしたりして、人迷惑な話でしたが、何とか準備を整えた。

一度外に出てみたら、山裾が赤く光り、時には白く光っていた、反対側の山裾も光っていた。外に出ていた方にお聞きしたら、雷ですと言われた。音は届いていないのだが、初めて見た光景に感動。

五竜岳方向

でも雷雲が上がって来たら?と心配になって、それほど寒くは感じなかったが、防寒具代わりにレインウェアを着ておきましょうと皆に話した。この雷光の写真、動画にしておけば取れたのに、写真のままにしたので取れていなかった。

パンと飲み物をサブザックに入れて、いざ出発。のろのろしていたら4:45になっていた。

登山者のライトが光っている。

最初ヘッドライトを使ったが、まもなく明るくなってきて、不要になった。準備中に、リーダーのヘッドライトが点かなくなり、私が持っていたストックの電池、既に使用期限の2024年になっていたのだが、何とか使えてよかった。

朝焼けの雲海に、巨大な黒い入道雲が立ち上がっていて、下の方が今日も雷雨が大変なのかなと思った。

不帰の剣とかもくっきり見え、なかなかの迫力だった。

大変そうに見えた山頂、それほどではなく、多少切れ落ちている場所もあったが、大丈夫で、一般のコースタイム20分で頂上に立つことができた。途中飲まず食わずで出発したので、スポーツ飲料だけ飲んだ。

生憎、頂上は霧に包まれ、真っ白。その中で記念写真を撮ったりしているうちに、うっすら南側の山並みが見えた。頂上からは立山連峰とか剣岳が見えると言っていたから、その山波かなと思った。

東の霧の空の上の方に雲の合間から日の光が差し始めて、皆が写真を撮っていた。パンを食べてから下山。

下山も早い。このあたりの斜面一面、チングルマの綿毛がひろがっていて、6~7月は花がすごいだろうなと思った。

こちらは谷間に雪渓が光って見えた。

白っぽいのが雪渓。

このあたりの斜面一面、チングルマの綿毛だった。

かなりの斜面の上の登山道を通って帰る。崖の上にあるのが山小屋かな?

霧の中に平らなものが見えていたが山小屋だったようだ。

遠く感じたがそれほどではなかった。

山小屋が近づいたとき、何か鳥の鳴き声が聞こえて、黒い小型の鳥が飛んで行った。ハイマツにとまったので写真を写したら後ろ姿が写っていた。ホシガラス。

何かをくわえて飛び立ったが、ハイマツの実のようだった。やがてハイマツの斜面の下の方にもう一羽のホシガラスが飛んでいて、巣でもあるのかなと思ったが、写真には写っていませんね。

それから宿への水平の道を歩いていて、そういえばこまくさ無かったわ、と口に出してふと横の斜面を見たら、小さめのこまくさが咲いていました。

余り分かりませんが、こまくさの斜面です。

こちらの上が八方尾根の先端だそうだ。

宿に着いたら、美味しそうな朝食の匂いが漂っていたが、時間には遅れているから、キャンセルして正解でした。

部屋に戻って、身支度を整えて、いざ出発。6:30

最初に下ったところも難なく登れ、急斜面の降下はどうかなと思ったが、あまり怖く感じることなく降りられました。

振り返ると唐松岳が見えた。赤っぽいのが唐松岳頂上山荘のようだったが、写真には雲がかかって、写っていませんね。

どんどん降りて、丸山ケルンに。行きがけは団体がいて写真撮れなかったので記念写真を撮り、まもなく扇雪渓へ。パンの残りと、ゆで卵食べそこなったので、皆で食べてからまた下山。樹林帯の上の樺、下の樺を経てまもなく八方池だった。八方池が見えてきた。

行きに池に寄らなかったので、池のほとり迄岩ごろの道を降りて行った。

池の脇のベンチで小休止。こちら側からだと、アルプスの山を映すのは出来ません。第3ケルンのあたりが見えました。

第3ケルンと人の列

飯森神社奥社の祠があった。

池の脇の木道の階段を登って、八方池山荘からの登山道に合流。

八方山ケルンの脇のトイレの水でタオルを濡らした。下山するにつれて、暑さが厳しくなる。岩ごろコースの方で降りたと思うが、途中分岐になっていて、私は男性軍との間に人が入り少し離れていたせいで、木道の方に行かずにそのまま岩ごろコースの方に入ってしまった。しばらく歩いても前方に仲間がいないので、下の木道を降りたことが分かったので、一応メールを入れ、電話もしてみたが、出ないので、仕方なく、そのままずんずん降りて行った。結構岩ごろで、急なところもあったので、こちらから登らないで正解だったなと思った。ケガをしないよう、足下を一生懸命に見ていたので、展望などを楽しむ余裕もなかった。山頂のあたりの岩は滑りにくかったのだが、このあたりの岩は、滑りやすい蛇紋岩らしく、黒々したところは殊に滑りやすかった。

途中パラグライダー2機が飛んでいた。

八方山荘の横に降り着いてみたが、仲間の姿はなかった。木道の方を見てみたら二人連れがいらしたので、手を大きく振ったら、気づいてくださって良かった。

それからソフトクリームでも食べて、と思ったが、以前食べたばかりに、下の方のバスに危なく乗れないところだったので、食べるのは降り着いてからにしようということになった。今日は車で白馬迄載せて頂けるので、心配はなかったけれど。

結局、ゴンドラで降り着いたのは10:20頃。ヤマレコはまた停止を解除し忘れて、途中からになってしまった。下山通知をしないと、と思って携帯を操作して、無事に下山通知を出した。家族には予定よりも1時間も早かったので驚かれてしまった。

白馬駅の近くのお蕎麦屋さんで、おそばをごちそうになり、駅で石川の友人と別れた。幸い30分ほどで松本行きの電車に乗れた。車窓から、昔良く滑った鹿島槍スキー場から佐野坂のスキー場を見ながら、木崎湖を見て、少しうとうとして松本に着いた。

松本に着いたら猛暑。35度くらいはあったようだ。出歩く気力もなく、ホテルのチェックインは15:00からなので、駅横の喫茶店で、お茶を飲んで時間をつぶし、線路に並行している国道沿いのホテルに向かった。目印のコンビニで買物ついでに、場所を確かめたら、二つ目のビルだった。

この間から、非常食の温めないで食べられるといカレーを早く食べてみたいというので、ホテルのお湯を沸かして、アルファ米にお湯を注ぎ、15分待って良く混ぜてから、常温のカレーをかけて頂いたが、まあ、美味しく食べられました。

最初別のホテルの朝食付を予約していたのだが、日帰り登山できるかしら?とキャンセルしてしまって、日帰りはやっぱり無理そうと、再び山小屋一泊にしたので、ホテルを取り直したのだが、同じホテルだと、日程変更を理由にキャンセルしたのに、また予約するのもぼけ老人みたいだから、別のホテルにしたのだが、温泉もついていなく、土曜日で何処も高いから素泊まりにしたのだった。

朝は車に荷物になるからと置いて行った卵パンを食べた。今回重いのでフルーツも最小限しか持ってこなかったのが残念。コンビニにカットフルーツくらいあったかもしれないが買いそこないました。

翌朝松本城を訪ねたが、10分ほどで着いた。私はもう、筋肉痛が始まっていた。8時半ごろだったが、入場は50分待ちとか。ビックリ。前回中を見て、天守閣まで登ったので、今日は中には入らなかった。

翌日仕事が控えていたからだ。早めの特急を大人の休日倶楽部(ジパング)で購入していたから、戻って荷物を引き取って駅に行った。

駅のコンビニでお土産を見たりして時間を過ごし、無事に特急に乗れて帰宅出来た。甲府あたりでほぼ満席になっていた。

今回も、予想に反して、好天に恵まれ、良い登山になりました。雷予報もあったのですが、山の上は雷も鳴りませんでした。

 

 

 

 

 

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2024.8.23-24唐松岳登山―八方池山荘往復(前半)

2024-08-26 | ハイキング・登山

22日の夜行バスで、白馬八方へ。眠り薬を飲んでしばらくは熟睡できた。朝3時過ぎくらいから、穂高とか途中止まる場所で、ライトが付き初め、眠れなくなった。台風予報もあり、天気が気になる。薄明るくなってきて、カーテンの隙間から外を見た。かなり雲があるが、雨は降っていなかった。山もくっきり見えていた。天気大丈夫かな?

白馬八方バスターミナルで降りて、石川県からの友人の方と合流。このコースは何回か登っていらっしゃるということで心強い。

季節や曜日によって、ゴンドラリフトの開始時間が異なり、金曜日は7:30からだった。土日は5時頃からやっているのだが、驚いたことにバスが金曜の夜は満席で、木曜日のバスも空きは2席だけだったので、慌てて申し込んだ。

元々は白山登山予定で、個室のある山小屋を4月に申し込んだのだったが、それも土曜日は取れなくて、金曜日にしていたのだ。参加者のご都合で、中止になったから、もう少し楽な山を、と考えたのが唐松岳だったが、北アルプスの初級コースだったけれど、そう楽でもなかった。

唐松岳なら参加なさるということで、急遽3人パーティになって、7時半のゴンドラの切符売り場に並んだ。その方が150円割引の券を持っていらっしゃって、ほんの少し割り引いて頂けた。往復3150円。ゴンドラとリフト3本の通しの券だった。

今は黒菱平への黒菱スカイラインというのがあって、車でそこまで行けるそうなのだが、駐車場が直ぐに満車になるらしい。そこから直接は登れなくて、リフトを乗り継がないとならないそうだが、上の方からリフトに乗れるから、20分位早く登れそうだったが、今回は下からゴンドラを使うことになった。

7時半ぴったりにゴンドラに乗れて、ほとんど一番乗りだったが、途中写真を撮ったりしていて、リフトでは他の方に追い抜かれてしまった。

最後のリフト乗り場の間に小さな湿原があった。

リフトの乗り継ぎは少しの距離を歩けばよいので、それほどは負担にならない。

家でザックの重さを測ったら、11㌔以上もあって、こんなに重いとバテルと思って、とりあえずなくても良さそうなものを置いて出た。いつもは入れておく非常食も余分のものは取り出してしまった。水も重いので2本出した。ちょっと失敗。

最初は雲が多かったので、雨になるのかなと思ったりしたが、最後のリフトを下りたら、雲が切れて晴天になった。暑い。

八方池山荘のところから木道と石ごろの道に分かれる。石ごろの道の方が、白馬連峰の展望が良いそうだが、私たちは先が長そうなので、木道コースを辿った。両側には花が多くて、目移りするが、ゆっくり写真を撮っていると置いて行かれるから、ピント合わせもせずに写真を撮りまくった。

カライトソウのピンクが目立つ。

タムラソウの赤紫も可愛い。八方池山荘とリフト乗り場を見下ろす。

木道から石ごろコースに入った。展望が開ける。

反対側のワタスゲの草原

石ごろコースと木道の合流点の近くに、トイレがあって、ここは水がでた。暑いので、首に巻いたタオルを濡らす。

第2ケルン(息ケルン)は、遭難された息子さんの名前を刻んでいるそうだ。

まもなく、八方ケルン。

このあたりは観光客も多い。

ベンチのところで、飲料休憩。かんかん照りで、暑いから上着を一枚取った。

それから、また歩く。花や山の景色に癒されながら歩けるから楽しい。

花畑の間を緩やかに登っていく。

サラシナショウマやたむらそう、ワレモコウの群落。

サラシナショウマが近くに咲いていた。

突然八方池が見えて来た。

先を急ぐので、池には寄らずに唐松岳への道を辿る。

こちら側から見ると、池に山々が写っていた。

しばらくすると樹林帯に入った。下の樺という所かしら?

平らなところもあって、ホッとする。

ベニバナイチゴの実やヒョウタンボクの赤い実が目立つ。ナナカマドの実はまだ色づき初めのものが多かった。

実はもう少し色の薄いものを一つ口に入れたが、酸っぱく渋くて吐き出してしまった。同じような人が多いと見えて、そのあたり、実が沢山落ちていた。

ちょっとガスって来た。

大分登ってガレ場のトラバースになると雪渓かなと思うが違っていて、また樹林帯に入った。上の樺か?

この辺が雪渓だと思うと言われて、標識を見たら、扇雪渓と書かれていた。

大分小さくなった扇雪渓、6月頃には雪渓の上を歩けるとか。

ここで小休止している人も多く、私達も荷物を減らす目的で、インスタントおにぎりを作った。家から持参したお湯は熱湯というわけには行かず、最低でも15分は待たないとならないのに、先を急ぐせいか、まだ少しじゃりじゃりするものを表記に従って開けて食べた。腹持ちしていいかな?

食べている最中に、地元の?中学生くらいの学校の一団が休憩にやって来た。

彼らが班に分かれて出発する頃、私達も出発。元気な一段だったが、中には、体調不良になったお子さんもいらして、先生がザックを3つ抱えて登ったりされていた。引率も大変ですね。

登り切ったところに丸山ケルンがあった。中学生?達はそこで集合写真を撮っていたが、上までは来なかった。

私達は、そのままトラバース気味の道を登って行った。道の上部にはバツ印が。

霧のかかったトラバース道

この先、以前登られた友人は、緩く撒いた道があったのだが、とおっしゃったが、崩落したらしく、通れなくなっていて、新しい急な道ができていた。

細い切れ落ちた橋に緊張。

当たりは霧で真っ白。風もすごくなる。

山小屋が見えて来た。

ザレタ台地から急な階段状の道を降りた。

回り込むと入口があった。見えているのは五竜岳への登山道のようだ。

唐松岳は南に向いて、右側だった。

受付で手続きをした。元気だったら山頂まで登るのだが、私達はへとへと。この道を疲れて辿るのは危険、という判断で、翌日早朝に登ることにした。

本館と南館では料金が違って、南館は外を歩いて、食堂に来なくてはならないというので、足の痛い私たちは本館を選んだが、ホームページに記載されていた金額よりも1000円高かった。ただ、朝食を弁当にしてもらいたいと、話したら、弁当はやっていないとのこと。それで、5時までに戻れないかもしれないので、朝食なしにしていただいた。

山小屋は雨水でやりくりしているそうだが、水不足で、トイレも洗面所も一切水が使えないとか。トイレには一応大型のペットボトルに雨水が入れてあって、どうしても必要ならそれで流すように書かれていた。基本どこも、水は出なかった。アルコール消毒液が置かれていて、それで消毒するようにと書かれていた。

雨水そのものも一応販売はすることになっていたが、水不足だから飲み水用(煮沸したもの)以外は販売しないと言われる。煮沸水は500CC400円、玄関の自販機に天然水が500円、ポカリスエットが600円、あとコーラも売っていたが、値段は見なかった。室内にはビールも売られていた。お湯も販売していた。

お握り作って残ったお湯、捨ててしまったけど残念でした。100㏄でも100円の価値はありました。

朝ごはんが足りないので、コモパンを購入したが一つ400円。それもあまり残っていないみたいだった。行動食セットにパンとかソイジョイとか入って1500円だったが、まあ、チョコ菓子とかは持っていたから、非常用にはそれでよいかな?いつも入れている非常用のパスタなどは重くなるので取り出してしまっていたけど。

2階の部屋、と言っても2段ベッド式の今は上下4人に左右があって、最高16人部屋だった。私たちは下段で、1人来るかもと言われたが、3人だけで済んだ。昔は一区画6人だったみたい。

しかし空いている区画もあるのだが、掃除などの効率上、まとめられたみたいで、結構窮屈。ザックは廊下に出すように言われた。部屋でいろいろ取り出して、ごみだけザックに入れて廊下に置いた。棚があるので助かった。またハンガーラックも部屋に有って、便利だった。

高度慣れにはすぐに寝ない方が良いと言われるけれど、クタクタでそのまま布団に寄りかかって昼寝。

夕食の17:00前に下に行って、外を眺めてみたが、霧がかかってあまり見えなかった。その時間でも山頂に向かう人がいてびっくり。日の入りを見るためだろうか?

夕食は、広い食堂で、ご飯を頂いて席につき、味噌汁とほうじ茶をついで頂いた。ご飯と味噌汁はお替り自由だった。ハンバーグは手作り風で美味しかった。

お味噌汁はお替りした。塩分補給にもなりますね。

食後、高価な水を少しだけ使って、歯磨き。と言っても歯磨き粉は使えませんが。顔は、一応顔拭き用のティッシュを持って来ていたので、それで拭いた。ビ〇レで匂いが強くて嫌だったけれど。

私は膝の湿布を取り換えたりして、一応ズボンだけは緩い薄手のものに着替えた。全員揃うと、人いきれで暑くなる。誰かがドアを閉めてしまっていて、すごい暑さになってしまった。

7時ごろには眠りについてしまったのだが、途中で暑くて目が覚めた。しかしドアを開けてよいものか分からず、結局締めたのだが、夜中誰かがドアを開けるようにしてくださって、何とか眠れるようになった。人いきれって、すごいですね。2重窓の一枚を少し開けたが、誰かが全部空けてあった。外側の窓そのものを開けると虫が入ってくるかもしれず、開けられなかった。

この山小屋、個室料金が高く(18000円)て、私達は申し込まなかった。6人なら良いけれど、2-3人ではね。

 

 

 

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最近の遭難事故2024.8

2024-08-11 | ハイキング・登山

最近もあちこちで遭難救助の報道が続いている。暑いので、体力の消耗も大きいのだろう。

しかし、中には安易な救助要請もあるらしい。遭難救助ではなく、下山介助化していると何かに書かれていた。

天狗岳の時、私達の仲間は、出だしで転倒して、実は腕の骨折(ひび?)が入っていたのに、天狗岳に登ってしまって、天狗の庭から帰って非難轟々だったわけだが、帰宅してから医者に行ったら骨折と言われたそうだ。腫れ方が酷かったから、ひびでも入っているかなと思ったのだが、ご本人が大丈夫というので、登山を続けてしまったのだった。湿布薬とサポーターを持っていたから、何とかなったのだろう。私だったら痛い痛いと言って、途中から帰ったかもしれないのだが...我慢強いのも問題ありです。

今回の燧ケ岳も、遭難一歩手前だった。暗くなる前に下山できたから良かったが、何回も足が攣れたり、滑って転んで軽い打撲くらいはしていた。湿布薬も持参していたし、攣れた時の薬を持っていたし、予防に飲むこともできたのし、水分も多めに持参していたから、無事に下山できた。万一、後一時間掛かったとしてもヘッドライトは持っていた。

車で来た方がいらしたので、何とかバスが無くても、宿までたどり着けた。そうでなかったらタクシーに来てもらうしかないが、タクシー夜は来ない地域もあるらしいから、さらに道路を一時間以上歩かないとならなかったかもしれず、危なかったです。

昨日見たユーチューブで、尾瀬の歩荷さんが木道に潜り込んでいる若い熊が音を立てても逃げないので、困っていた映像が出ていた。後ろには一般のハイカー、向こう側にもハイカー。でも人を怖がらない熊さん。子連れの熊だと怖いけれど独立したばかり位の熊だったみたい。

結局ビジターセンターの人が来て、大声を出しても逃げないから、花火の音で追い払っていました。

今は水芭蕉の実が生る時期で、良く木道脇にとか木道の下に実が生っているので、燧ケ岳の木道でもそういう所は緊張したのですが、熊は食事には執着が強いと言っていたように、なかなか逃げなかったです。多分人がいなくなったらまた食べに来たでしょう。

熊鈴では逃げなかった訳で、もっと大きい音の出る熊ホーンというものがあるらしいから買おうと思ったけれど、売り切れでした。熊撃退スプレーもすごく値段が上がっていて、簡単には買えません。

私も爆竹を一応買ってあるのですが、実際使ったこともなくて、いざというときに使えるかどうか?

あちこちのビジターセンターの映像などでは、熊鈴で逃げる熊もいるみたいだったので一定の効果はあるようですが、先日の上高地の熊も、観光客が沢山近くにいるのに悠々と食事?していたらしい。

そうそう、磐梯山の登山道は少し前の豪雨で登山道の崩落した箇所があり、一時は全部通行止めだったらしいが、八方台だけは通行止め解除になったと書かれていた。今度は台風の影響でまた、大雨が予想されているので、また、どうなるか分かりませんね。常念岳の方の登山口に繋がる道路も豪雨で崩落して通行止めのところがあるらしい。

自宅近くの豪雨の影響は見ていても、登山道のことはそれほど報道されないから、自分でその地方の状況を前もって調べないとなりませんね。

前もっての準備も大変ですが、非常用品は、はやり必要ですね。

 

 

 

 

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燧ケ岳―御池往復(下りと花)2024.7.27

2024-07-30 | ハイキング・登山

頂上の岩場の脇にミヤマアキノキリンソウが咲いていた。

岩場を降り、笹藪の細い道を辿り、展望のない展望地を経て、ガレ場に出る。雨の割には、意外に滑りやすくはなかった。頂上近くのハクサンシャクナゲに咲き残りの花が見られた。

しばらくすると雨も止んで暑くなり、アザミの多い少し広い場所でレインウェアの脱いだ。

行きがけは取れなかったモミジカラマツのアップの写真(ボケていますが)

マイヅルソウ

スダヤクシュなど、行きがけに撮れなかった植物の写真を撮った。

青空も出て来た。

サンカヨウの実が色づいてきていた。

ゴゼンタチバナの咲き残り

どこかに穂ツツジが咲いていたと思って、ずうっと探しながら歩くと、大分下にきれいに咲いているのが見つかった。ピンクがかっているが、ミヤマホツツジかな?

熊沢湿原に入る。14:40頃 

チングルマの綿毛

霧の中のワタスゲの原

熊沢田代の池塘のところにたどり着いた。ほぼ15:00

霧が晴れてモウセンゴケの赤茶の湿原が目立つ。

広沢田代にたどり着く。16:35頃

線のような植物はフトイかな?

それから森に入り、岩ごろの激坂を、ふうふう言いながら降りる。途中不思議な小さな真っ白な花が見えたので、写真に急いで撮ったが、ぼけています。茎が白っぽい。もしかしたら蘭の仲間かな?調べたら、アリドウシランのようだ。ぼけても、写真撮っておいて良かった!でも、もっとじっくり撮れれば最高でしたね。

その後先行した方が3合目の標識を見つけて下さった。まだ3合目で16:50頃。ヤマレコも数10メートル下がるたびに時間を通知してくる。どんどん夕闇が近づいてくるようであせるが、足が動かない。何回か滑って転んだりしたので、休憩を取るから、なおさら時間がかかる。

岩が終わって木道でそろそろ分岐かなと思うとまた岩場になり、また危なっかしい階段などが現れ、最後の木道かと思うとまた岩の道になって、やっとヤマレコがもうすぐ分岐だと通知してきたが、さらに10分位はかかってしまった。

途中で、家族に下山予定は16:30だったがもう少しかかると電話を入れた。それと17:30にはたどり着けると言っておいた宿にも18:30頃になると電話を入れたが、実際に登山口にたどり着いたのは18:40分。とっくに最終バスは終わっていて、土産物屋さんも閉まっていた。

登山口の御池ロッジに予約すべきでしたね。自分たちの能力を甘く見ていました。

幸い石川からの友人の方の車があったので、遠回りになるのに、宿まで送っていただいた。申し訳ありませんでした。本当にありがとうございました。

ということで、ドロドロの靴のまま、車に乗せて頂き、トイレにも寄らずに宿に直行だった。外の水道で靴だけ洗わせていただき、入室。一般の方の夕食は終わっていて、私達だけ特別に遅い時間の食事を提供して頂いた。疲れ果てて食べられるかなと思ったが、何とか山菜とイワナ中心のヘルシーな夕食を平らげた。「はっとう」という地元のお菓子、そば粉ともち米を合わせて搗いて伸ばしたものに、えごまと砂糖をまぶしたお菓子も頂いて満腹。サンショウウオの天ぷらはリーダーにお任せしたが。美味しかったです。疲れた身体に、キュウリの薄切りと豆腐の味噌汁もすごく美味しく頂けた。

お風呂は後でゆっくり入らせていただいたが温泉で少し熱め。でも筋肉痛がすでに始まっていて、少し和らいだようだった。

ただ、民宿で冷房がなく、南会津と言えどもかなりの気温。風もあまり入らず、窓を開けて、扇風機をつけっぱなしにしたので、朝起きたら喉が痛くなっていた。食堂は良く風が入って涼しかったが、風向きの関係だろう。

朝ごはんは、オーソドックスな和食だったが、ゼンマイやわらびが用意されていた。朝のジャガイモとツルナと豆腐の味噌汁も美味しかった。

ご馳走様でした。ペットボトルの瓶など置かせていただいたが、良かったのかどうか?

色々ありがとうございました。

帰りのバス、危ない所で乗り過ごすところでした。というのも、乗車位置を間違えて、山の方に行く側で待っていたのだった。反対側に青年が1人待っていたので、バスが止まり、行先に会津高原尾瀬口と書かれていたので、慌ててバスの前を横切って、運転手さんに確かめて、乗せて頂くことができました。あの辺の方向感覚がきちんと掴めていませんでした。青年のおかげで無事に乗れてよかったです。

さて駅について、ゆっくりソフトクリームなど食べて喫茶室の席に座っていたのだが、そういえば特急券が付いていないから買わないと、と駅の方に移動してお聞きしたら、鬼怒川温泉から先は満席で乗れませんとのこと。代替え案をお聞きしたら、鬼怒川温泉から新今市迄各駅に出て、そこから特急に乗ることができる、というので、一応その切符をお願いした。リバティよりもスペーシアの方がちょっと高かったと思うが距離が短くなったので、少しだけ安くなりました。リバティでそのまま乗れないのかなと思ったが、新藤原駅から東武鉄道になるので期待したが、満席ですの繰り返しだった。夏休みの土日、ということを忘れていました。スペーシアも隣り合わせの席は空いていないということで乗れる席をお願いしたが、ゆったりした席でゆっくり(熟睡して)変えることができました。暑いと言っても都会の暑さとは雲泥の差で、帰宅したときは疲れと暑さでぐったり。エアコンを家族がつけてくれていたので助かりました。ありがとうございます。

翌日から仕事なので、衣類の洗濯をして、作り置きのカレーを食べた。カレー、多めに作っておいて良かった!

皆様お疲れ様でした。かすり傷程度で大きなけががなく下山できて幸いでした。標準の2倍はかかりましたね。今まで標準の1.3倍で計画してきたが、岩場が多い場合は2倍くらいで計画しないとなりませんね。

追記:石川からの方は、小出インターから国道352号(樹海ライン?)を平が岳登山口とか小沢平(三条の滝から抜けられる所のようだ)を通って御池迄いらっしゃったのだが、何かに酷道と書かれていたので、注意してくださいとお伝えしたけれど、明るい内にいらした方が良いですよとはお伝えしなかったのだが、まるまる一車線の幅しかなくて、交差する待機所もとても少なく、深夜に通行されて本当にヒヤヒヤされたとか。元運転のプロの方だからこそ、無事に通行されて合流できましたが、びっくりされていました。帰りも結局そのルートの方が近いのでしょうか?そこを通られたのかどうか?ご無事にご自宅に帰られたとお聞きしてほっとしました。

 

 

 

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