浜松市の子ども空手道場☆浜松スポーツ少年団【武道禅空手 流拳會-Rukenkai-】

~浜松市の各地区で毎日5時台から始められる子供カラテ道場
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1月27日 浜松高台教室

2012年01月30日 | 教室の出来事
『別れ』


高台教室では、今までも何度か、そんな場面に出逢ってきました。


お父さんの仕事の関係で、引越しなどがあるのは仕方のないこと。


でも、それでも‥やはり慣れた頃に別れとなるのは、解っていても寂しいものです。


最近のユウキはメキメキと成長していて、第二部の強化練習会にも参加していた。


弟のアサヒは、この教室の人気者で、マスク着用の組手に私が指名すると、いつも満面の笑みを浮かべて取り組んでいました。そんなアサヒには、いつだって、みんなからヤンヤの歓声が。


その下の弟ノゾミは、空手はやっていませんが、いつも兄達の稽古を観ていました。幼年のノゾミは、いつも私の顔を見ると逃げ出していましたが(笑)、最近やっと慣れてきたのか、自分の書いた『絵』などを見せてくれるようにもなったのです。


浜松に3年住み、空手道を学んで1年と半年くらいですか?ホントに、やっと慣れてきた感のある時期の突然のお別れとなってしまったのです。


とても気品のある、彼らのお父さんは自衛隊でお勤めをされていて、この国を守る、じつに立派なお仕事をされています。昨年の震災でも、我々は自衛官の皆様の働きを、とても誇らしく思ったのは記憶に新しいトコロですね。


お母さんは気さくながらも、とても凜とした部分を持っていて、チョットした部分を含めて、よく子供達の教育をされていると、いつも私は感じていたものです。


今日は体調不良のせいで稽古には参加出来ませんでしたが、それでも3人が最後、みんなに挨拶に来てくれたのは嬉しかった。


帰りの車を見送る時、窓を開けて3人は、『先生、ありがとう―!さよなら―!』と手を振ってくれました。


そう、あの一瞬が、また忘れられなくなりそうです。



遠く青森の地でも、彼らは武道を続けて行くとか。


今までも様々な土地で暮らしてきた3人。これからの人生も、嬉しいこと、悲しいことは沢山あるでしょう。


でも、前を向いて歩いてさえいるなら、すべては彼らのチカラになる。


人生‥いつか道に迷う時も、想い出の一つひとつは彼らを支え、時に『道標』になってくれることもあるでしょう。


だから、ココでの時間と経験を、ぜひ大切にしてもらえたらと思います。

ユウキ、アサヒ、ノゾミ、ありがとう。

どこに行っても武道精神を忘れずに、これからの生活にも活かせるよう、頑張って下さい。


こんな私を『先生』と呼んでくれた。私自身は彼らに、どれほどのコトが出来ただろうか‥。


でも、それでも彼らは私の生徒であり、ある意味、我が子でもある。


だから遠く離れていても、時々は想い、時々は祈る。そう、これからも、そうしたいと思ってます。m(_ _)m



【今日の一枚】

★写真は‥ユウキ&アサヒ&ノゾミ。



【教室長の一言】

☆『東京へ引越した、キョウタロウからハガキが届きました。現在4級だとか。いつか全国大会などで再会できるカナ?ありがとう!キョウタロウ!』 (^-^)