今週は各教室、今年になって初めての稽古ということで、今年一年を高い意識を持って稽古をしてもらうためにも、目標発表会を行ったり、私からは心の話をさせてもらいました。
なぜ武道に型や礼儀作法、そして世の中にも、ル―ルというものがあるのか?
なぜ社会生活とは、まったく違った場の雰囲気をつくり、作法を取り入れ、親から自立した特別な環境で稽古をするのか?
など、そのようなことを意味合いを含めて御話をしたつもりです。
このようなことを意識して物事に取り組むと取り組まないでは、子供達の意識的な成長には大きな違いが出てくると思いますし、信頼関係の構築など、師と弟子‥上下関係一つにも意味合いがあるように、そこには《学びのシステム》というものがあるのです。
やはり神聖な道場としての結界的なものをも大事にしなければ、豊かに生き行くために必要な発見も少なくなるわけで、空手道も、ただの《格闘が強くなった》という部分の成長だけで、終わってしまう可能性さえあります。
実力の上がってきた浜松地区の《今》だからこそ、次の段階にステップアップして行くための意識の持ち方とソレらを上げて行くための稽古場の雰囲気づくりは重要。
学びのシステムとは発見への階段ともなっていて、自然界の流れや世の中の仕組みを知りながら、更にその中心にある大切なものに気付いて行くためのキッカケになりうるのです。
それらを守り、それらを伝え、その感覚を養って行くことが教育の根本的なものだと思いますし、だからこそ今年一年は、これらを意識したうえでの稽古をして行きたい‥そのように思ってます。 m(_ _)m
【今日の一枚】
★写真は‥サキ。
【教室長のヒトコト】
☆『各教室、良いスタ―トがきれました。今年も頑張りましょう!』 (^-^)