
小学校、中学校を含めた卒業生のみんな、卒業おめでとう!(^-^)v
春風が吹き始める頃、いくつかの別れに涙し、桜の花が舞う頃に、新たな出逢いに希望を感じるこの季節。
春、出逢いと別れの季節ということで、今年も何人かの子供達が学校だけでなく、この空手クラブも卒業をして行きました。
4~8年、この空手道の稽古を通して学んできた子供達。長年のこの空手道の経験は、どうだったでしょうか?
最後の稽古では、卒業生にはケジメとして最後の挨拶をしてもらいましたが、中には‥
『自分の痛み‥人の痛み‥この空手道の経験を通して、痛みから学んだことがありました‥』
そのように発言する子も。
体の痛み、心の痛み‥痛みを通して感じて行ける、相手への想いやりの気持ちや人間同士の距離感覚‥など。
それぞれの子が、まだ上手く言葉には出来ないことはあるにしても、きっと感覚的に学んだことは、数多くあったのではないでしょうか?
よく空手道は活人拳でありたい‥とも言われますが、これからの日々の生活の中で、自分自身や家族、そして他人をも活かせるものにまで、自らの技を、今後も昇華させて行ってもらいたいと願ってます。
そう、結局は精神性の中にこそ空手道の本当の技があるということであり、たくさんの生命を生かしてこその術であり、技なのでしょう。
振り返れば、空手道の稽古を通して、様々な想い出が溢れてくるのですが、ただ確実に言えることは、私自身も学びの中にあったということ。
子供達の笑顔に支えられ、その頑張る姿に教えられ‥。こんなにも努力できる子供達に出逢えたこと、心から感謝しています。
そんな子供達ですから、これからの新生活も、きっと頑張って行けるのでしょうね。
ただ、人生ですから、時に道に迷うこともあるでしょうから、そんな時は、いつでも【帰れる場所】として、この道場があることを忘れないでいて下さい。
みんな、本当にありがとう! m(_ _)m
★写真は‥卒業生たち。